こんにちは。誕生日パーティといえば、誕生したことと新しい年になることをお祝いする、とても大事なパーティです。
そしてアメリカのパーティといえば、大勢の人々でたくさんの料理やお菓子やプレゼントと一緒にお祝いします。
子供用パーティで人気の遊び
アメリカのパーティも、最近の日本でのパーティとあまり変わらないように思えます。
しかし最近のアメリカでの子供用パーティには、さらに先をゆくあるものが追加されるようになりました。何も知らない日本人からみると、びっくりしてしまうような内容です。
アメリカに留学中のケイが、ホストファミリーの娘の誕生日パーティに招待されました。会話をみてみましょう。
会話
Host mother: Are you free at the first Sunday on next month, Kei? We have a birthday party for Monica. Please come and celebrate her!
来月の始めの日曜日は暇かしら、ケイ?モニカの誕生日パーティをやるのよ。ぜひお祝いしに来て。
Kei: That great! I’m free, so I would love to participate.
それはいいね!用事がないので、ぜひ参加させてください。
Host mother: Thank you. We have to prepare a lot for it. I have to bake cupcakes and cookies.
ありがとう。準備をたくさんしなくてはいけないの。カップケーキやクッキーを焼かなくてはいけないし。
Kei: Is there anything that I can help you?
何かお手伝いできることありますか?
Host mother: Then please ask Monica what kind of piñata she wants for the party.
それならばモニカに、どのようなピニャータが欲しいか聞いてもらえるかしら?
Kei: What is piñata?
ピニャータってなんですか?
Host mother: It is a treat container which made by paper, pottery or cloth. Kids break it with stick and get treats.
それはおやつの入れ物でね、紙、陶器もしくは布でできているの。子供たちが棒で壊しておやつをとるのよ。
Kei: I haven’t known about it. Is it the must item for the party?
今まで知りませんでした。それはパーティに必要なものなのですか?
Host mother: Yes, it is, for now a days. Piñata is the party item from Mexico. It stands for Satan and breaking it means attacking Satan.
ええ、最近ではそうよ。ピニャータはメキシコからきたパーティ用品なの。ピニャータは悪魔をあらわしていて、それを壊すことは悪魔を倒すっていうことなの。
Kei: It is interesting thought. I hope Monica and her friends attack it well!
面白い考え方ですね。モニカと彼女の友達が上手に壊せるよといいですね!
子供達が棒で箱をたたくという、ピニャータ。まさに子供達が好きそうな遊びですね。
ポイント
会話で出てきた単語や言い回しをみてみましょう。
- would love to~ ~をぜひしたい
- participate 参加する
- Is there anything that I can help you? 何かお手伝いできることありますか?
どのような場合でも使える、お手伝いするときに役立つ言い回しです。 - pottery 陶器
昔ではあまり聞かなかったピニャータというパーティ用品。
いつからアメリカに来たのか明確な時期はわかりませんが、アメリカにメキシコ系移民が多数移住してきたことから、メキシコの文化もアメリカ文化に受け入れられたのでしょう。
誕生日に限らず、パーティではよくみかける遊びです。最近の映画やアニメにも、パーティにはこのピニャータがよく登場します。
メキシコでは昔からピニャータの形は7つの突起をした星でしたが、文化が移動したことで受け入れられ方も変わり、キャラクターや動物の形などが、近年の流行りの形となっています。
ピニャータそっくりな日本の遊び
このピニャータ遊び。棒で物をたたいて中身を取って楽しむというのは、少し暴力的にも見えてしまいますが、日本で言えばスイカわりのようなものです。
子供では割れない場合は、親が手伝うところなどそっくりです。また、後片付けが大変なところまで似ているのも面白いですね。
ピニャータはネット通販でも購入できますが、段ボールなどを使えば手作りすることもできます。パーティを行う機会がある時、取り入れてみるのもいいかもしれませんね。
それではまた、See you!