雨でも傘をささないイギリス人なぜ?

  1. 日常会話で覚える英単語

こんにちは。日本では6月に入ると雨の天気が増え、梅雨の時期になります。しとしと降る雨の中、様々な色と模様の傘が日本を彩ります。

そして雨は世界中のどこでもふります。日本のように、傘が薄暗い景色を鮮やかに飾るのでしょうか。

雨でも傘はささない

曇天の天気で有名といえば、もちろんイギリスです。曇っており小雨が降る天気が多いです。まさに日本の梅雨のようですが、湿度は少ないので体に感じる不快感は違います。

日本のように傘で華やかかと考えられますが、ガイドブックで書かれるイギリスのうたい文句には、傘の「か」の字もでてきません。どういうことなのでしょうか。

佐藤さんとミルズさんの会話をみてみましょう。

会話

Mrs. Milles: You are coming in London so many times.  Did London of your image change a bit?

何度もロンドンに来ていますよね。あなたのイメージのロンドンは少し変わりましたか?

Mr. Sato: London is not so different from what I was imagined, in good way.  But there is one thing that I can’t understand.

ロンドンは私が想像していたものとあまり変わりませんよ、いい意味で。でも1つ理解できないことがあるのです。

Mrs. Milles: What is it?  I may answer your question.

それはなんでしょう。その疑問に答えられるかもしれません。

Mr. Sato: Why people who live in London don’t use umbrella in rainy day?

なぜロンドンに住んでいる人々は雨の日に傘をささないのでしょうか?

Mrs. Milles: Why that makes you wonder?  Do Japanese use it rainy day?

どうしてそれが謎になるのでしょうか?日本人は雨の日に傘を使うのですか?

Mr. Sato: Yes, most of Japanese use umbrella.  We have many colors and designs of it.  In rainy season, streets become colorful with umbrellas.

はい、ほとんどの日本人が傘を使います。傘の色やデザインもたくさんあります。梅雨時期、道は傘でカラフルになりますよ。

Mrs. Milles: In London, we don’t have heavy rain.  We don’t get wet so much.  For me, it is annoying to put up an umbrella.

ロンドンでは豪雨はそんなにありません。私達はそこまでぬれないのですよ。私にとっては傘をさすには面倒くさいですね。

Mr. Sato: The way of thinking is different from Japanese.

考え方が日本人と違うのですね。

Mrs. Milles: But there are many types of nylon jackets and we use them in here.  Nylon jacket is water-repellent jacket.

でもたくさんの種類のナイロンジャケットがあって、ここではそれらを使っています。ナイロンジャケットは防水ジャケットなのですよ。

Mr. Sato: The difference was the method, how to not get wet!  Now, my problem is resolved, thank you!

方法は違えど、濡れないわけですね!今問題が解決しました、ありがとうございます!

雨の日のロンドンの赤い電話ボックス。

ポイント

会話で出てきた単語や言い回しをみてみましょう。

  • in good way いい意味で
  • rainy season 梅雨
  • heavy rain 大雨、豪雨
  • annoying 面倒くさい、じれったい
  • put up an umbrella 傘をさす
  • water-repellent 防水

イギリスでは傘ではなく、防水仕様のナイロンジャケットが活躍しています。

傘のように、建物の出入りのたびにさす必要もなく、ロンドンをはじめイギリスやヨーロッパで大活躍しています。

そしてこのナイロンジャケット、発症はなんとスコットランドなのです。

レインコートを着て水たまりに立っているチワワは、優れた「英会話」スキルと「英語」の理解力を示しています。

スコットランドうまれの防水布

ナイロンジャケットを発明したのはスコットランド人の科学者、チャールズ・マッキントッシュです。

19世紀の始めに当時のガス灯の廃棄物であった、タールやナフサが天然ゴムを溶かすことに注目し、防水布を発明しました。

この布の発明で、警察や軍隊がコート類を注文して世界中に広まっていきました。

始めはとてもゴム臭く、水にぬれるとベトベトして今から考えると粗悪品ともいえる品物でした。しかし技術も向上し、現在では不快感など全くない、とてもよい製品です。

また、マッキントッシュはスコットランドのアウターブランドでもあり、防水布を発明した技術をいかし、レインコートをメインとして販売しています。

そのレインコートの材料は、織物の裏にゴムをはりさらに綿布ではり合わせたもので、マッキントッシュ・クロスともいいます。

まとめ

マッキントッシュは経営不振におちいり、2007年に日本の衣料メーカが買収しました。けれどもその名は残り、今でもマッキントッシュの防水コートは、世界中から愛されています。

それではまた、See you!

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オリビア (Olivia) この記事を書いた人

英語講師として10年以上の指導経験を持つ。イギリスにルーツを持ち、多様な文化背景を活かした視点からの英語指導が得意。実践的な英会話力の育成はもちろん、丁寧な発音・文法指導で学習者の目標達成をサポートすることに情熱を注ぐ。
自身の経験に基づき、キャリアアップや異文化理解に繋がる英語学習のヒント、言語を通したコミュニケーションの魅力などを発信していく。モットーは「楽しく、着実に」。教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。

  
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