「最近疲れやすいから体力をつけたい」——この一言を英語で言おうとして、口が止まった経験はありませんか。ジムの話題になった瞬間に「体力って英語で何だっけ」と固まってしまい、結局 I want to be strong. のような曖昧な言い方でごまかしてしまう。じつはこれ、単語を知らないから起きるのではなく、日本語の「体力」が英語では複数の単語に分かれているために起きるつまずきです。
この記事を読み終えると、「体力アップする」を状況に応じて言い分けられるようになります。疲れにくさを言いたいときの語、筋力を言いたいときの語、体全体のコンディションを言いたいときの語が頭の中で整理され、ジムでも同僚との立ち話でもオンラインレッスンの冒頭でも、自分の体の状態を自分の言葉で語れる状態を目指します。
扱うのは、単語のニュアンス比較、動詞との組み合わせ、そのまま口に出せる例文、まるごと使える会話例、日本人がやりがちな誤用、頻度の尋ね方、発音のポイント、そして4週間の練習プランまで。独学でも進められる形にしてありますが、実際に声に出して相手の反応を見たい方は英語教室のようにやり取りできる場を併用すると定着が早くなります。
では、まず結論から確認していきましょう。
「体力アップする」を英語で言うなら、まずこの3つ
- 迷ったときの第一候補は build up my stamina(疲れにくい体をつくる)
- くだけた口語なら get in shape(体力をつける・体を絞る)が最も自然
- 健康管理や数値の話題なら improve my fitness(体力レベルを上げる)
- 「つける」に当たる動詞は build を軸に覚えると応用が利く
「体力アップする」に対応する英語表現は複数ありますが、日常会話で使う頻度が高い順に並べると build up stamina / get in shape / improve fitness の3つになります。この3つを持っていれば、たいていの場面はしのげます。
なぜこの3つなのか。理由は、日本語の「体力アップ」が指している内容が実は場面ごとに違うからです。「息が上がらないようにしたい」のか、「だらけた体を引き締めたい」のか、「健診の数値を改善したい」のか。英語はこの違いを別の語で表すため、対応する表現も3系統に分かれます。
build up stamina──疲れにくさを言いたいときの第一候補
stamina は「長く動き続けられる力」「息が上がりにくい状態」を指します。日本語の「体力」がカバーする範囲のうち、いちばん中心に近い部分がここです。動詞は build(築く)を合わせるのが定番で、少しずつ積み上げるイメージが日本語の「つける」とぴったり重なります。
- フレーズ
- I want to build up my stamina.
- 日本語訳
- 体力をつけたい。(疲れにくい体になりたい。)
- 使う場面
- 運動を始めた理由を説明するとき。階段や通勤で息が切れる、夕方までもたない、といった悩みを話す流れで使えます。
- 注意点・誤用例
- ×I want to build up my power. は出力やパワーの話に聞こえて浮きます。また stamina は数えられない名詞なので ×a stamina、×staminas とはしません。build up の up は省いて build stamina でも問題ありません。
- 発音・ニュアンス
- stamina は「スタミナ」と平坦に言うのではなく、最初の音節を強く「スタァミナ」。build up は「ビルダップ」とつなげると流れます。前向きで健康的な響きがあり、年齢を問わず使える中立的な表現です。
get in shape──「体力つけないと」のくだけた一言
口語でいちばんよく耳にするのが get in shape です。「体型を整える」と「体力をつける」の両方をカバーする表現で、新年の目標や健康診断の後の会話で頻繁に登場します。get into shape と into にしても同じ意味です。
- フレーズ
- I really need to get in shape.
- 日本語訳
- そろそろ本気で体力つけないとな。
- 使う場面
- 友人や同僚との軽い雑談。階段を上って息が切れた直後、久しぶりに運動した翌日の筋肉痛の話などで自然に出せます。
- 注意点・誤用例
- ×get in the shape のように the を入れません。反対の状態は out of shape(運動不足で体力が落ちている)で、I’m out of shape. は自分について言うぶんには軽い自己申告として使えますが、相手に You’re out of shape. と言うのは失礼になります。
- 発音・ニュアンス
- 「ゲット イン シェイプ」ではなく「ゲッティン シェイプ」。get の t と in がつながります。ややカジュアルなので、商談や医療の場では次の improve my fitness のほうが落ち着いた印象になります。
improve my fitness──健康管理や数値の話に合う言い方
fitness は体力・健康状態・運動能力をまとめて指す語です。ジムの入会面談、健康診断の結果の話、トレーナーとの目標設定など、少しあらたまった場面で使いやすい落ち着いた表現になります。fitness level(体力レベル)という形もよく使われます。
- フレーズ
- I joined a gym to improve my fitness.
- 日本語訳
- 体力づくりのためにジムに入会しました。
- 使う場面
- ジムのカウンセリング、健診後の面談、職場の健康施策についての会話など。目的をきちんと述べたいときに向きます。
- 注意点・誤用例
- ×improve my fitnesses とはしません(不可算名詞)。また日本語の「フィットネス=ジム通い」という語感に引っ張られて ×I do fitness every day. と言うと不自然です。I work out every day. と動詞で表しましょう。
- 発音・ニュアンス
- fitness は「フィットネス」の t をはっきり出さず「フィッ(t)ネス」と軽く止めるのが自然。improve は第2音節にアクセントで「インプルーヴ」。フォーマル寄りで、書き言葉にも合います。
3つの型を押さえたところで、次はもう一歩踏み込みます。日本語の「体力」という一語が、英語ではどのように5つに分かれているのか。ここを整理すると、単語選びで迷う時間がぐっと短くなります。

日本語の「体力」は英語で5つに枝分かれする
- stamina=疲れにくさ・持久力(日常会話の中心)
- physical strength=筋力・身体の強さ(力の話)
- endurance=競技寄りの持久力(トレーニング用語)
- fitness=体力レベル・コンディション全般
- energy=日々の活力・元気さ
日本語の「体力」は驚くほど便利な言葉です。「長く動ける力」「疲れにくさ」「筋力」「健康状態」「元気さ」を一語で引き受けてしまいます。ところが英語では、これらが別々の単語に割り振られています。「体力=○○」と一対一で暗記すると、自分の話をするときに組み合わせがちぐはぐになるのはこのためです。
stamina:疲れにくさ・持久力
日常会話で「体力」と言いたいときの中心にあるのが stamina。長時間動き続けられる力、息が上がりにくい状態を指します。加齢の話、運動習慣の話、仕事の忙しさに耐える話まで幅広く使えます。
- My stamina has improved since I started working out.(筋トレを始めてから体力がついた。)
- I don’t have the stamina I had in my twenties.(20代の頃のような体力はもうない。)
- Running helps build stamina.(ランニングは体力づくりに役立つ。)
- You need a lot of stamina to run a marathon.(マラソンを走るにはかなりの体力が必要だ。)
- This job requires mental stamina, not just physical.(この仕事は体力だけでなく精神的な持久力も要る。)
最後の例のように mental stamina(精神的な粘り)という使い方もあり、比喩的な広がりを持つ語です。会話中に「体力がついた/落ちた」と言いたいなら、まずは stamina を軸に据えておけば大きく外しません。
physical strength:筋力・身体的な強さ
重い物を持ち上げる、力仕事に耐える、といった「力の強さ」に寄った語です。increase my physical strength と言えば「体を強くしたい・鍛えたい」というニュアンスが前面に出ます。単に strength だけでも通じます。
- Weight training improves physical strength.(筋トレは筋力の向上につながる。)
- He has incredible physical strength.(彼は驚くほど体が強い。)
- I’ve been doing squats to gain strength in my legs.(脚の筋力をつけるためにスクワットを続けている。)
- I’ve lost a lot of upper body strength.(上半身の筋力がかなり落ちた。)
「長く走れるようになった」という文脈で My physical strength has improved. と言うと、聞き手には「筋力がついた」と伝わり、意図とずれます。持久力の話なら My stamina has improved. に切り替えてください。筋力=strength、持久力=stamina という軸を先に決めておくと迷いません。
endurance:競技・トレーニング寄りの持久力
endurance は stamina と意味が近いものの、ややフォーマルでスポーツ科学やトレーニング計画の響きがあります。雑談で使っても間違いではありませんが、少し専門的に聞こえます。
- Cycling requires a lot of endurance.(サイクリングには高い持久力が必要だ。)
- Endurance training is important for marathon runners.(マラソン選手には持久力トレーニングが重要だ。)
- Swimming boosted my physical endurance.(水泳で持久力が上がった。)
- She has amazing endurance for her age.(彼女は年齢に対して驚くほど持久力がある。)
使い分けの目安は単純です。雑談なら stamina、競技やトレーニングメニューの話なら endurance。この二択で考えれば十分に足ります。
fitness:体力レベル・体のコンディション
体力・健康状態・運動能力を包括する語です。「体力づくり」という日本語には fitness training がよく対応します。ジムや健康診断の話題で頻出します。
- My fitness level has improved a lot this year.(今年は体力レベルがかなり上がった。)
- Regular exercise improves overall fitness.(定期的な運動は全体的な体力向上につながる。)
- I joined a gym to work on my fitness.(体力づくりのためにジムに入会した。)
- I’m slowly getting my fitness back.(少しずつ体力を取り戻している。)
energy:活力・元気さ
日本語で「体力がある/ない」と言う場面でも、英語では energy のほうが自然なことがしばしばあります。疲労感の少なさ、日々のはつらつとした感じを表す語で、朝の調子や睡眠の話とも相性がよいです。
- I have much more energy these days.(最近はずっと元気だ。)
- I don’t have enough energy to go hiking today.(今日はハイキングに行く体力がない。)
- Cutting back on late nights gave me more energy.(夜更かしを減らしたら元気が出てきた。)
- I run out of energy by three in the afternoon.(午後3時には力尽きてしまう。)
使い分け早見表と関連語
| 表現 | 中心の意味 | 主な場面 |
|---|---|---|
| stamina | スタミナ・疲れにくさ | 日常会話、運動習慣、加齢の話 |
| physical strength | 筋力・身体の強さ | 筋トレ、力仕事 |
| endurance | 持久力・耐久力 | マラソン、競技、トレーニング |
| fitness | 体力レベル・健康状態 | ジム、健康管理、健診 |
| energy | 活力・元気さ | 日常生活全般、疲労の話 |
あわせて vitality(活力)、resilience(回復力)、physical capacity(身体能力・体力の容量)も知っておくと、健康関連の読み物に出てきたときに立ち止まらずに済みます。stamina の語源はラテン語で「糸」を意味し、「命の糸の長さ=持ちこたえる力」というイメージにつながっています。こうした背景を添えると記憶に残りやすくなります。
単語の住み分けが見えたら、次は動詞との組み合わせです。名詞を正しく選んでも、動詞がずれると不自然になります。
「つける・上げる・落ちる」動詞の組み合わせ辞典
- 「つける」は build / build up が中心、improve と increase が補助
- boost は「一気に上げる」、work on は「取り組んでいる最中」
- 「落ちる」は lose ではなく isn’t what it used to be や out of shape が自然
- 名詞+動詞のセットで覚えると口から出やすい
「体力をつける」の「つける」に当たる動詞として最もしっくりくるのは build(築く・積み上げる)です。レンガを一段ずつ積むように少しずつ増やしていくイメージが、日本語の感覚と重なります。以下、よく使われる組み合わせを並べます。
- build stamina / build up stamina(体力をつける)
- build physical strength / build up one’s strength(体を鍛える、筋力をつける)
- improve one’s fitness(体力レベルを上げる)
- increase one’s stamina(持久力を高める)
- boost one’s energy(活力を高める)
- get in shape / get into shape(体を絞る、体力をつける)
- work on one’s fitness(体力づくりに取り組む)
- keep in shape / stay in shape(体力を維持する)
- get one’s fitness back(体力を取り戻す)
例文で口の動きを確認しておきましょう。声に出しながら読むと、次に会話で必要になったときに出てきやすくなります。
- I’m going to the gym to build strength.(体力をつけるためにジムに通っている。)
- I want to build up more stamina before the race.(レース前にもっと持久力をつけたい。)
- I need to get into shape.(体力つけないと。)
- I started swimming to improve my fitness.(体力向上のために水泳を始めた。)
- Regular exercise helps improve your physical strength.(定期的な運動は体力アップに役立つ。)
- I’ve been going to the pool, and I can feel my stamina building up.(プールに通っていて、体力がついてきたのを感じる。)
- Morning walks have really boosted my energy.(朝の散歩で元気が出るようになった。)
- I’m trying to stay in shape through the winter.(冬の間も体力を維持しようとしている。)
「体力が落ちた」を ×I lost my stamina. と直訳すると、「一時的にスタミナが切れた」あるいは「完全になくなった」ように響き、加齢や運動不足の話としては不自然です。My stamina isn’t what it used to be.(昔のような体力はない)や I’m out of shape.(体力が落ちている)を使いましょう。
では、これらを実際の場面にはめ込んでいきます。自分に当てはまる文を見つけて、主語や語句を差し替えるところから始めてみてください。
場面別・そのまま使える例文ストック
- 「始めた」「理由」「成果」「悩み」の4つの引き出しを用意する
- 現在完了形(I’ve started / I’ve been -ing)が習慣を語る主力
- 成果は抽象名詞より具体的な変化で語ると伝わりやすい
会話で体力の話になったとき、必要になる文の型は大きく4つです。「始めた」「なぜ始めたか」「どう変わったか」「うまく続かない」。この4つの引き出しを埋めておけば、話が途切れません。
運動を始めたと伝える
- I’ve started jogging in the mornings.(朝ジョギングを始めた。)
- I’ve just joined a gym near my office.(会社の近くのジムに入会したところだ。)
- I took up swimming last month.(先月から水泳を始めた。)
- I’ve been doing bodyweight training at home.(家で自重トレーニングをしている。)
- I bought a bike and started commuting by bicycle.(自転車を買って自転車通勤を始めた。)
take up は「趣味や習慣として始める」という便利な句動詞です。I took up yoga. I took up running. のように使えます。
理由を説明する
- フレーズ
- I’ve been feeling tired these days, so I want to build up my stamina.
- 日本語訳
- 近頃疲れを感じるから、体力をつけたいんだ。
- 使う場面
- 「なんで急に走り始めたの?」と聞かれたときの答え。理由と目的をひとつの文でまとめられます。
- 注意点・誤用例
- ×in these days とはしません。「最近」は these days だけで完結します。in those days(あの当時は)とは形が違うので、セットで覚えると混同しません。
- 発音・ニュアンス
- these days は days を少し長めに伸ばして文末に置くと自然。so の前で一拍置くと、理由と結論の切れ目が相手に伝わります。
- Sitting at a desk all day has really taken a toll on my body.(一日中デスクに座っていて、体にこたえている。)
- My doctor told me to get more exercise.(もっと運動しなさいと医者に言われた。)
- I get out of breath just going up the stairs.(階段を上るだけで息が切れる。)
- I want to keep up with my kids.(子どもについていける体力が欲しい。)
成果を語る
- フレーズ
- I can climb the stairs without getting out of breath now.
- 日本語訳
- 今は息切れせずに階段を上れる。
- 使う場面
- 運動の効果を伝えるとき。抽象的に「体力がついた」と言うより、変化を具体的に描くほうが相手に絵が浮かびます。
- 注意点・誤用例
- ×without out of breath は動詞が抜けています。without の後ろは動名詞なので getting が必要です。「息が切れる」は run out of breath / be out of breath とも言えます。
- 発音・ニュアンス
- out of breath は「アウタヴ ブレス」と一息で。breath(息/名詞)は「ブレス」、breathe(呼吸する/動詞)は「ブリーズ」と音が変わるので区別しましょう。
- I sleep much better since I started exercising.(運動を始めてから寝つきがよくなった。)
- My stamina has improved a lot over the past few months.(この数か月で体力がかなりついた。)
- I don’t feel sluggish in the afternoon anymore.(午後にだるさを感じなくなった。)
- My resting heart rate has come down.(安静時の心拍数が下がった。)
続かない悩みを打ち明ける
- I keep losing motivation after a couple of weeks.(2週間くらいで気持ちが続かなくなる。)
- I know I should exercise, but I can never find the time.(運動すべきなのはわかっているけれど、時間が作れない。)
- I’m trying to make it a habit.(習慣にしようとしている。)
- I go for a while, then stop, then start again.(しばらく続けて、やめて、また始める、の繰り返しだ。)
- Getting out the door is the hardest part.(家を出るのがいちばん大変だ。)
こうした「うまくいっていない話」は、英語圏の雑談でむしろ喜ばれます。完璧な自己申告より、共感を呼ぶ弱音のほうが会話が続くからです。次は、これらの表現が実際にどう並ぶのか、ひとつの会話としてまとめて見てみましょう。

会話まるごと再現:ジョギングと禁煙の話題
- 「始めた→理由→相手に質問」の流れで会話は自然に回る
- I’ve started ~ は「始めて今も続いている」を一語で伝える
- Good for you. は相手の前向きな決断をたたえる定番
ここまでの表現が実際の会話でどう並ぶのかを、ひとつのやり取りとして見てみます。学習者役の発言をそのまま自分の状況に置き換えれば、すぐに使える台本になります。
- 学習者
- I’ve started jogging.
(ジョギングを始めたんだ。) - 友人
- Wow! I thought you didn’t like that kind of sport.
(へえ!そういうスポーツは好きじゃないと思ってた。) - 学習者
- I feel tired these days, so I want to build up my stamina. And I’m going to quit smoking.
(近頃疲れを感じるんだ。だから体力をつけたい。それに、たばこをやめようと思っている。) - 友人
- Good for you. I’ve been a non-smoker for five years.
(それはいいね。僕は5年間たばこを吸っていないよ。) - 学習者
- That’s great. Do you do any sports?
(すごいね。何かスポーツはしている?) - 友人
- I usually go to the gym after work. I exercise there.
(仕事のあとはたいていジムに行くよ。そこで運動するんだ。) - 学習者
- How often do you go?
(どのくらいの頻度で行くの?) - 友人
- Almost every day except Saturdays and Sundays. How about you?
(土日以外はほとんど毎日。君は?) - 学習者
- I jog every morning. I need to lose a little weight.
(毎朝ジョギングしてる。少し体重を落とさないといけないんだ。)
この会話のワンポイント
I’ve started ~ は have+過去分詞の現在完了形です。「始めて、今もその状態が続いている」というニュアンスが出るため、「ジョギングを始めて今も続けている」という含みが自然に伝わります。I started jogging. と過去形にすると一時点の出来事の報告になり、今も続いているかは文脈次第になります。習慣を語るときは現在完了形が便利です。
that kind of sport は「そういう類のスポーツ」。such a sport という形も同じ意味で使えます。混同しやすいのが such as ~(例えば~のような)で、こちらは具体例を挙げる表現です。I like outdoor sports such as jogging and hiking.(ジョギングやハイキングのようなアウトドアスポーツが好き)のように使います。
be going to ~ は「~しようと思っている」。すでに気持ちが固まっている予定や意向を表します。will は「今この場で決めた」響きが強いため、禁煙のように前から考えていた計画には be going to が合います。
quit は「やめる」。quit smoking quit drinking quit my job のように、後ろに動名詞や名詞を置きます。stop smoking give up smoking も同じ形です。
Good for you. は「よかったね」「えらいね」。相手の努力や前向きな決断をたたえる決まり文句で、健康の話題では出番が多い一言です。usually(たいてい)は頻度の副詞で、一般動詞の前、be動詞の後ろに置きます。exercise は動詞でも名詞でも使えます。
almost every day は「ほとんど毎日」。everyday と一語でつなげると「日常の」という形容詞になるため、「毎日」の意味では二語に分けます。except ~(~以外)は except for ~ の形もよく使われます。lose weight(体重を減らす)の反対は gain weight(体重が増える)です。
ところで、体力の話題は増える方向より減る方向のほうが会話に登場しがちです。そちらの言い方も押さえておきましょう。
「体力が落ちた」「疲れやすい」を自然に言う
- 抽象名詞に頼らず「状態を文で描写する」のが英語らしい
- My stamina isn’t what it used to be. は加齢の話の定番
- 回復の速さ(recover)で体力を語る言い方も便利
体力が落ちたことを伝えるとき、日本語の名詞をそのまま置き換えようとすると硬くなります。英語では状態を文で描写するほうが自然に響きます。
- My stamina isn’t what it used to be.(昔のような体力はもうない。)
- I don’t have the same stamina as before.(以前ほどの体力がない。)
- I get tired more easily these days.(最近疲れやすくなった。)
- I’m out of shape.(体力が落ちている。運動不足だ。)
- It takes me longer to recover after workouts.(運動後の回復に時間がかかるようになった。)
- I feel run-down lately.(最近ぐったりしている。)
- I’m exhausted by the time I get home.(家に着く頃にはくたくただ。)
- I can’t pull all-nighters like I used to.(昔のように徹夜がきかない。)
逆に回復や向上を伝えるなら、次のような言い方があります。
- My body recovers faster now.(今は回復が早い。)
- I can work longer without getting tired.(以前より長く動けるようになった。)
- I bounce back quicker these days.(最近は立ち直りが早い。)
- I feel lighter on my feet.(体が軽く感じる。)
英語の母語話者は、抽象名詞で「体力」と言うよりも「疲れにくくなった」「回復が早い」と具体的な変化を語ることが多い、という感覚をつかんでおくと表現の選択肢が広がります。what it used to be は「かつての姿」を表す便利な型で、My eyesight isn’t what it used to be.(目が昔ほどよくない)のように応用できます。
ここまで正しい形を積み上げてきましたが、独学では気づきにくい落とし穴もあります。次に、日本語話者がとくにつまずきやすいパターンを集めて確認します。
つまずきやすい誤用パターンを先に潰す
- physical ability は「身体能力」で「体力」とはずれる
- power で代用すると出力の話に聞こえる
- in these days / almost everyday / quit to smoke は形の誤り
- become と for +期間は相性が悪い
単語を知っていても、組み合わせを間違えると意図が届きません。よく見かける形を先に潰しておきましょう。
physical ability を「体力」に使ってしまう
My physical ability has improved. は「身体能力(運動神経や身体機能)が向上した」という意味になり、「体力がついた」とは少しずれます。持久力の話なら My stamina has improved. が自然です。physical ability は障害の有無や職務適性を語る文脈でも使われる語なので、雑談ではやや重い響きになります。
power で代用してしまう
My power has increased. は出力やパワーの話に聞こえ、日常の健康トークでは浮きます。I have more energy now. や My stamina has improved. に置き換えましょう。power が自然に働くのは、瞬間的な爆発力を語るスポーツの文脈(explosive power など)です。
strength と stamina の混同
My strength has improved, so I can run longer. は文法的には成立しますが、「長く走れる」理由としては stamina のほうが筋が通ります。筋力=strength、持久力=stamina という軸を意識してください。
「5年間たばこを吸っていない」を ×I’ve become a non-smoker for five years. とするのは誤りです。become(~になる)は瞬間的な変化を表す動詞なので、for five years(5年間)とかみ合いません。自然な言い方は I’ve been a non-smoker for five years. / I haven’t smoked in five years. / I quit smoking five years ago. / It’s been five years since I quit smoking. の4通りです。
細かいけれど目立つ形の誤り
- ×in these days → ○these days(「最近」は前置詞不要。in those days=あの当時とは別物)
- ×almost everyday → ○almost every day(everyday は「日常の」という形容詞)
- ×quit to smoke → ○quit smoking(quit の後ろは動名詞か名詞)
- ×My physical strength went down. → ○My stamina isn’t what it used to be.(直訳は硬い)
- ×I do exercise to my health. → ○I exercise for my health.(目的は for)
- ×I am tired easily. → ○I get tired easily.(変化は get)
lose weight の扱いも一言添えます。これは「体重を減らす」という自分の行為・変化を表します。「体重が減った(結果)」なら I’ve lost three kilos.(3キロ痩せた)のように具体的に言うと伝わりやすいです。
誤用を避けられるようになったら、次は会話を伸ばす技術です。運動の話題では、頻度の表現が必ず出てきます。
頻度を尋ねる・答える型を身につける
- How often ~? は運動トークの必須質問
- 答えは「回数+期間」の形(three times a week)が基本
- Not as often as I’d like. はユーモアで場が和む返し
会話を続ける土台になるので、質問と答えをセットで押さえましょう。まず質問の型です。
- How often do you work out?(どのくらいの頻度で運動する?)
- How many times a week do you go to the gym?(週に何回ジムに行く?)
- Do you exercise regularly?(定期的に運動している?)
- What do you do to stay in shape?(体力維持に何をしている?)
- Have you started anything new lately?(最近何か新しく始めた?)
答え方のパターンも豊富です。回数を言う場合は「回数+a+期間」の形が基本になります。
- Three times a week.(週3回。)
- Every other day.(一日おきに。)
- About twice a month.(月2回くらい。)
- Almost every day except weekends.(週末以外はほぼ毎日。)
- Whenever I have time.(時間があるときに。)
- Not as often as I’d like.(したいと思っているほどは行けていない。)
- On and off, to be honest.(正直、続いたり途切れたりだね。)
最後の2つは、思うように続けられていない現実を軽いユーモアに変える言い方です。Not as often as I’d like. と返せると場が和み、そこから「続かないよね」という共感の会話へ広がります。a は「~につき」を表す用法で、twice a day(1日2回)、once a year(年に1回)も同じ形です。
頻度が言えるようになると、次に気になるのが「運動する」という動詞そのものの選び方です。
運動を語る動詞の選び分け
- exercise=運動全般の中立語、work out=ジムでの本格的な運動
- 球技は play、走る泳ぐ滑るは go + -ing
- 形の決まった運動は do(do yoga / do stretching)
「運動する」に当たる英語も複数あり、選び方で相手に浮かぶ絵が変わります。ここを整理しておくと、話の解像度が上がります。
exercise は運動全般を指す一般語で、I exercise three times a week. のように使います。少し説明的で中立的な語なので、健康に関する読み物や医療の場面でも見かけます。
work out はジムでの筋トレや本格的なトレーニングに向いた口語表現です。I work out at the gym after work.(仕事のあとにジムでトレーニングする)のように使います。名詞形の workout は「一回分のトレーニング」を指し、a tough workout(きついトレーニング)といった形で登場します。動詞句のときは2語、名詞のときは1語という書き分けを覚えておきましょう。
×play jogging、×play swimming は誤りです。play はチームスポーツや球技に使う動詞で、play soccer / play tennis は自然ですが、走る・泳ぐ・滑るといった動作そのものが競技名になっているものは go jogging / go swimming / go skiing のように go + -ing を使います。
do は do yoga do pilates do stretching のように、形の決まった運動に使われます。会話の切り出しで使われる Do you do any sports? は「何かスポーツをやっていますか」という定番の入口です。同じ do が2回並ぶので言いにくく感じますが、これで正しい形です。
あわせて go for a run(走りに行く)、go for a walk(散歩に行く)、hit the gym(ジムに行く/くだけた言い方)も覚えておくと、同じ話を何度もするときに言い換えができます。
表現の在庫が揃ってきました。ここで一度、健康の話題そのものが会話でどう機能するのかを考えてみます。
健康トークが会話の潤滑油になる理由
- 健康・運動は価値観に踏み込みにくい安全な雑談テーマ
- 相手の努力をたたえる一言(Good for you. など)を用意する
- 体重や体型への踏み込んだコメントは避けるのが無難
- 英語の diet は「食生活」が基本の意味
英語圏の雑談で、健康と運動の話題は扱いやすいテーマです。政治や収入と違って相手の価値観に踏み込みにくく、天気の話に次いで自然に始められます。同僚との立ち話、レッスンの最初の数分、初対面の人と間を埋めるとき——いずれでも Do you work out? や Have you started anything new lately? は使い勝手のよい入口になります。
もうひとつ知っておきたいのが、相手の努力に対する反応の作法です。日本語だと「へえ、すごいね」で済ませてしまいがちですが、英語では相手の決断を肯定的に受け止めるフレーズがいくつも用意されています。
- Good for you!(よかったね、えらいね。)
- That’s great!(それはいいね。)
- Good luck with that.(うまくいくといいね。)
- Keep it up!(その調子で続けて。)
- That takes a lot of willpower.(それは相当な意志の強さが要るね。)
- I should do the same.(僕も同じことをすべきだな。)
- Respect.(尊敬するよ。※ごくカジュアル)
禁煙や減量のように意志を必要とする話題では、こうした一言があるかないかで会話の温度が変わります。相手が努力を打ち明けてくれたときは、内容への感想より先に、決断そのものを肯定する言葉を置くのがコツです。
体型や体重について踏み込んだコメントをするのは避けるのが無難です。You’ve lost weight! は褒め言葉として使われることもありますが、体重や見た目への言及はセンシティブに受け取られる場面もあります。相手が自分から話題にしたときに合わせる程度が、ちょうどよい距離感です。
また、日本語の「ダイエット」と英語の diet にはずれがあります。英語の diet は「食生活・食習慣」という意味が基本で、a healthy diet は「健康的な食生活」です。「ダイエット中」と言いたいなら I’m on a diet. と前置詞を添えます。運動して痩せるという意味なら I’m trying to lose weight. のほうが誤解がありません。
同じように slim と skinny も感覚が違います。slim は好意的、skinny は「痩せすぎ」という含みが出ることがあるので、人を形容するときは注意が必要です。
語彙と作法が整ったら、あとは口を動かす練習です。ここでつまずきやすい音を確認しておきましょう。
発音とリズムを整える練習
- stamina は第1音節、endurance と improve は第2音節にアクセント
- カタカナ語になっている単語こそ強勢がずれやすい
- 語と語のつながり(get in / work out)を意識すると伝わる
この分野の単語は日本語にカタカナで入っているものが多く、そのぶん強勢の位置がずれやすいという特徴があります。単語ごとに確認しておきましょう。
- stamina:「スタミナ」第1音節。「スタミナ」と平坦に言うと通じにくい
- endurance:「インデュァランス」第2音節。頭の en は軽く
- physical:「フィズィカル」第1音節。ph は f の音
- fitness:「フィッ(t)ネス」第1音節。t は軽く止める
- energy:「エナジー」第1音節。「エナジー」の「ナ」を強く言わない
- exercise:「エクササイズ」第1音節。x は ks の音
- muscle:「マスル」c は発音しない
- weight:「ウェイト」gh は発音しない
次に、語と語のつながりです。単語を一つずつ区切って読むと、意味は合っていても聞き取ってもらいにくくなります。以下の3つは音がつながる代表例です。
- get in shape → 「ゲッティン シェイプ」(t と i がつながる)
- work out → 「ワーカウト」(k と ou がつながる)
- build up → 「ビルダップ」(d と u がつながる)
- out of breath → 「アウタヴ ブレス」(t と o がつながる)
練習の手順はシンプルです。まず文をゆっくり一語ずつ読み、次に強く読む語(内容語)だけを拾って読み、最後に自然な速さでつないで読む。この3段階を1文につき3回ずつ回すと、口が形を覚えます。I want to build up my stamina. なら、強く読むのは build up と stamina。I want to は「アイワナ」くらいに軽く流して構いません。
では、これらをどの順番でどれだけ練習すればよいのか。具体的な進め方を組み立ててみます。

4週間で口から出るようにする練習プラン
- 1週目は5つの名詞、2週目は動詞の組み合わせに絞る
- 3週目は質問と応答、4週目は会話を通して回す
- 1日10分でも「自分について書く」工程を必ず入れる
表現を眺めただけでは、会話の場面で出てきません。自分について書いて、声に出すという工程を通すと、知識が使える形に変わります。1日10分程度で回せる4週間の進め方を示します。
1週目:5つの名詞を自分の話で使い切る
stamina、physical strength、endurance、fitness、energy の5語について、自分に当てはまる文を1つずつ作ります。合計5文。作った文は声に出して3回読み、翌日にもう一度読み直します。
- My stamina isn’t what it used to be.(例:自分の現状)
- I want to build strength in my back.(例:目標)
- I don’t have the endurance for a half marathon yet.(例:まだできないこと)
- My fitness has improved since spring.(例:変化)
- I have more energy when I sleep seven hours.(例:条件つきの状態)
2週目:動詞の組み合わせを固める
build up / improve / get in shape / work on / stay in shape の5つを使い、1つずつ文を作ります。同じ内容を別の動詞で言い換える練習も効果的です。「体力をつけたい」を3通りで言えるようにしてみてください。
3週目:質問と応答をセットで回す
How often do you work out? に対する自分の答えを3パターン用意します。正直な頻度、少し盛った頻度、続いていないときの言い方。Not as often as I’d like. のようなユーモアのある返しも入れておくと、実際の会話で困りません。
4週目:会話を通しで再現する
この記事の会話例を、学習者役の部分だけ自分の状況に差し替えて通して読みます。相手役の発言も自分で読むことで、聞いたときに反応できる速度が上がります。録音して聞き返すと、強勢のずれや詰まる箇所が見つかります。
とはいえ、ひとりで練習していると「この言い方で本当に伝わっているのか」が確かめられません。相手の表情や返しから修正していく段階では、実際にやり取りできる環境が力になります。気になる方は、まずどんな進め方があるのか覗いてみるところからでも十分です。
練習の方向が見えたところで、ここまでの内容がどれくらい身についたか確かめてみましょう。
理解度チェック
- 答えを見る前に自分で口に出してから確認する
- 迷った項目は、その表現で自分についての文を3つ作る
答えを考えてから確認してみてください。声に出してから見るのがおすすめです。
- 「筋トレを始めてから体力(疲れにくさ)がついた」に最も自然なのは? / My stamina has improved since I started working out.
- 「最近疲れやすい」は? / I get tired easily these days.
- マラソン選手に必要な力として最もふさわしい語は? / endurance
- 「今年は体のコンディション全体が良くなった」は? / My overall fitness has improved this year.
- 「重い物を持ち上げられる力がついた」は? / I’ve gained physical strength.
- 「体力つけないと」のくだけた一言は? / I need to get into shape.
- 「禁煙して5年になる」は? / I’ve been a non-smoker for five years. または I quit smoking five years ago.
- 「週に3回運動している」は? / I work out three times a week.
- 「ジョギングに行く」を動詞込みで? / I go jogging.(×play jogging)
- 「今日はハイキングに行く体力がない」は? / I don’t have enough energy to go hiking today.
迷ったものは、その表現を使って自分自身についての文を3つ作ると定着が早まります。正解を眺めるだけでは通り過ぎてしまうので、手を動かすところまでやってみてください。
最後に、学習者からよく寄せられる疑問をまとめておきます。
よくある質問
- 単語選びに迷ったときの優先順位を確認できる
- 会話で困りやすいポイントを先に押さえられる
「体力アップする」を英語で一言で言うなら何が一番無難ですか?
build up my stamina が最も無難です。疲れにくい体をつくるという意味で、日常会話でも運動の場面でも幅広く通じます。もう少しくだけた場面なら get in shape、健康管理や目標設定の話なら improve my fitness に切り替えるとより自然になります。
stamina と endurance はどう使い分ければいいですか?
意味はほぼ重なりますが、響きが違います。stamina は日常会話向けで、雑談や加齢の話に自然に溶け込みます。endurance はややフォーマルで、マラソンやトレーニング計画などスポーツ寄りの文脈で使われます。友人との会話なら stamina、競技やメニューの話なら endurance と覚えておけば迷いません。
physical strength と stamina を混同しないコツはありますか?
「持ち上げる力」か「動き続ける力」かで分けてください。重い荷物を運ぶ、腕立てができるようになる、といった力の話は physical strength。階段で息が切れない、長く歩ける、といった持続の話は stamina です。長く走れる理由として My physical strength has improved. と言うと聞き手には筋力の話に伝わってしまいます。
「体力が落ちた」を英語でどう言えば自然ですか?
My stamina isn’t what it used to be. や I’m out of shape. が自然です。I get tired more easily these days. のように状態を文で描写する言い方もよく使われます。My physical strength went down. は通じますが硬く、会話ではあまり使われません。
work out と exercise の違いは何ですか?
exercise は運動全般を指す中立的な一般語で、散歩からストレッチまで含みます。work out はジムでの筋トレなど、ある程度負荷のあるトレーニングを指す口語表現です。名詞の workout は1回分のトレーニングを意味し、a tough workout のように使います。
英語の diet は日本語の「ダイエット」と同じ意味ですか?
同じではありません。英語の diet は「食生活・食習慣」が基本の意味で、a healthy diet は健康的な食生活を指します。減量中だと伝えたいときは I’m on a diet. と前置詞を添えるか、I’m trying to lose weight. と言うほうが誤解がありません。
運動の頻度を聞かれたとき、あまり運動していない場合はどう答えればいいですか?
Not as often as I’d like.(したいと思っているほどは行けていない)や On and off, to be honest.(正直、続いたり途切れたりです)が便利です。正直に伝えつつユーモアを含むため、そこから「続かないよね」という共感の話題に広げられます。
それでは、持ち帰るべき軸を最後に確認しておきましょう。
今日の要点を持ち帰る
- 疲れにくさは stamina、筋力は physical strength、全体の調子は fitness
- 「つける」には build(build up)を合わせる
- How often ~? と Good for you. の2つで会話が回り出す
「体力アップする」を英語にするときの軸はシンプルです。疲れにくさや持久力なら stamina、筋力や体の強さなら physical strength、体全体のコンディションなら fitness、競技的な持久力なら endurance、日々の元気さなら energy。そして「つける」には build(build up)を合わせる。
この組み合わせが頭に入っていれば、ジムの話でも健康診断の話でも、自分の状態を的確に伝えられます。逆方向の「落ちた」は名詞に頼らず、isn’t what it used to be や get tired more easily のように状態を文で描く。ここまでで、体力にまつわる話題の大半はカバーできます。
そして会話を広げる小道具として、How often ~? で頻度を尋ね、Good for you. で相手の努力をたたえる。この2つを添えるだけで、単語の羅列ではないやり取りになります。
最後にひとつ提案です。この記事を閉じる前に、I want to build up my stamina because ~ の空欄を、あなた自身の理由で埋めて声に出してみてください。階段で息が切れるから、子どもと走り回りたいから、夕方までもたないから。理由が自分のものであれば、その文は次に英語で話す機会に必ず出てきます。See you next time!

