近年インターネットの普及に伴い、個人でも気軽に海外のショップから商品を買うことができるようになりました。
そこで「海外通販で使える英語表現」ということで、様々なシーンで使える英文や単語などをシリーズ化してご紹介していきます。
レッスンの内容
問い合わせをする
届いた商品が汚れていたり壊れていた時には、サイトのお問い合わせフォームやメールを使って問い合わせをしましょう。
具体的にどのような対応を希望しているのかをハッキリと伝えるのがポイントです。
タイトル:The item I purchased was broken.
本文:
The item you send was broken. The product doesn’t work.
I will request a refund.
Order Number:○○○
Order Date:MAR.01,2022
Please tell me how to return the product.
Best regards,
Risa
—————
タイトル:商品が壊れていました。
本文:送られてきた商品が壊れていました。動きません。
返金を希望します。
注文番号:○○○
注文日時:2022.03.01
返送方法も教えてください。 よろしくお願いします。
タイトル:The product is stained.
本文:
I discovered that bag was damaged, as you can see in the attached photos.
Please send me a replacement or refund.I’m returning it to you, please let me knowwhat to do.
Order Number:○○○
Order Date:MAR.01,2022
Regards,
Risa
————–
タイトル:商品が汚れていました。
本文:添付した写真を見ていただけるとわかりますが、届いたバックは汚れています。新しいものと交換するか、返金をお願いしたいです。これは返送したいのでどうすればよいか教えてください。
注文番号:○○○
注文日時:2022.03.01
よろしくお願いします。
まずはタイトルで、商品が壊れていた・商品が汚れていたという状況をスマートに伝えるようにしましょう。タイトルがないと、メールの対応が後回しになってしまう可能性もあります。
内容は、簡潔にかつ分かりやすく返品や交換を希望することを伝えましょう。商品の状態を写真に撮って添付するとより正確に状況を伝えることができます。
また、商品を返送する意思があることを明確に伝えることもポイントです。文句を言ってもう一つ送ってもらおうとしている訳では無く、本当に困っているから交換してほしいだけだということが伝わります。
状況を細かく伝える
上記の問い合わせにプラスして、更に細かく自分の状況を伝えるときに使える英語表現や単語を学んでいきましょう。
- Scratch 傷
- Completely damaged 完全に壊れている
- During shipping 出荷中に
- Defective / Faulty 不良品
- Several crack ヒビ
- Wrong size / color 間違ったサイズ / 色
- Early failure 初期不良
- Correct item 正しい商品
Not the same product as in the picture.
写真と違う商品
Ilooked at carefully, it was torn.
よく見たら破れていた。
It didn’t come with an instruction manual.
説明書が入っていなかった。
It looks different from the picture.
写真と全然違う。
Is it really new things?
これは本当に新品ですか?
I would like to return it for a refund.
返品しますから、お金を返してください。
「商品を返品したい」と英語で伝える
購入した商品に不具合があった時や間違った商品を買ってしまった時など、お店に返品をお願いしに行きます。
英語圏で正しく説明できるよう、必要な単語や表現を学びましょう。
日本よりも返品のハードルは低め
返品は英語で Return で、返金という意味の Refund を使うこともあります。
返品できるかどうかを尋ねる時の定番フレーズは、
Can I return this?
これを返品できますか?
Is this item refundable?
この商品を返品(返金)することはできますか?
どちらの表現でも同じニュアンスの内容なので、覚えやすい方を使いましょう。
アメリカやカナダなどは、返品のハードルが日本と比べてかなり低いのが特徴です。値札を取って数回着た服でも交換が可能であったり、日本にも進出しているコストコでは開封して食べていても返品が可能です。
そのため、気に入らないかもしれないけど安いからとりあえず買っておく・1度しか着ないから綺麗に着て返品するつもりで買うといった考え方を持つ人も少なくありません。
そのため日本よりも返品対応に寛容で、レシートと現物を持っていけばスムーズに対応してくれる傾向にあります。
会話
EmiとNancyが会話をしています。
Emi:Hi, Nancy. Go shopping?
こんにちはNancy、お買物?
Nancy:Hi. No, I don’t go shopping. I just go to return this item.
やあ。買い物じゃないのよ。これを返品しに行こうと思って。
Emi:Wow. It’s so nice right? How comereturn it?
とっても素敵じゃない?どうして返品しちゃうの?
Nancy:When I saw it in the shop, I thought it was very nice. But I wear it at home, it doesn’t fit on me.
お店で見た時はとっても素敵だと思ったんだけど。家で着てみたら、全然合わなくって。
Emi:Isee.
そうだったのね。
Nancy:And, There is a stain.
あと、なんかここも汚れていたの。
Emi:You’re right! I hope you are gonna bought better one.
本当だ!返品して他のもっと良いものを買えるとイイわね。
Nancy:Thank you. I’m off!
ありがとう。行ってくるわ。
ポイント
会話で出てきた単語や表現をおさらいしましょう。
How come どうして
Why よりも、物腰柔らかく追及する感じを抑えて質問したい時に便利な表現です。
例)How come you’re late? どうしておくれたの?
Fit on me 合う/似合う
Fit はサイズや大きさがあっているかどうかという観点での似合う・合うを意味します。デザインや雰囲気が似合うと言いたい時には、Suit や looks good などを使いましょう。
Stain シミ
I’m off! 行ってくるね(もう行くね)
日本語のような「行ってきます」に該当する単語が英語にはありませんので、I’m off(もう行くね)や、See you later(またあおうね)を別れ際に言うことが多いです。
返品や交換にまつわる単語と例文
- Unopened 未開封
- Price tag 値札
- Unused 未使用
- Receipt レシート
- Faulty 不良品
It was already out of order when I bought it.
初めから壊れていたのですが。
I found it was broken.
すでに壊れていました。
These clothes haven’t been worn.
1度も着ていません。
I bought this by mistake.
間違って購入してしまった
I want to change this in another color?
別の色のものに変えてほしい
I lost my receipt.
レシートをなくしました。
I need to return this product, it’s faulty.
これは不良品なので返品します。
まとめ
返品や交換といった事柄は、できるだけスムーズに済ませたいですよね。今回ご紹介した単語や表現を覚えて、いざという時に役立ててください。
それではまた、See you!