「素晴らしい」を英語で使い分け!ネイティブ厳選50フレーズで感動を伝える表現術|シーン別徹底解説
「わあ、素晴らしい!」「すごいね!」「感動した!」…日常会話やビジネスシーンで、私たちは様々な形でポジティブな感情を表現します。日本語ならニュアンス豊かに使い分けられるこれらの言葉、英語ではどうでしょうか? “Good” や “Great” はもちろん便利ですが、それだけでは伝えきれない感動や賞賛の気持ち、ありますよね。この記事では、ありきたりな表現から一歩踏み出し、ネイティブスピーカーが実際に使う「素晴らしい」を伝えるための英語フレーズを、なんと厳選50個、8000字を超える大ボリュームでご紹介します!それぞれのフレーズが持つ細かなニュアンス、使うべきシーン、さらにはスラング表現まで、例文を交えながら徹底的に解説。この記事を読めば、あなたの英語表現は格段に豊かになり、より心のこもったコミュニケーションが取れるようになること間違いなしです。さあ、感動を的確に伝える英語表現の世界へ旅立ちましょう!
レッスンの内容
- 1 なぜ英語で「褒め言葉」がこんなにも大切なのか?
- 2 これだけは押さえたい!万能「素晴らしい」基本フレーズ7選
- 3 【シーン・対象別】もっと伝わる!「素晴らしい」応用フレーズ集
- 4 ネイティブが使う「ヤバい!最高!」スラング系「素晴らしい」10選
- 4.1 1. Cool (クール) – 「かっこいい!」「いいね!」
- 4.2 2. Sick (シック) – 「最高!」「ヤバい!」(褒め言葉として)
- 4.3 3. Badass (バッドアス) – 「すごくかっこいい!」「タフですごい!」
- 4.4 4. Mad (マッド) – 「すごい!」「半端ない!」(主にイギリス英語)
- 4.5 5. Wicked (ウィキッド) – 「すごい!」「最高!」
- 4.6 6. Dope (ドープ) – 「ヤバい」「かっこいい」
- 4.7 7. Lit (リット) – 「最高に盛り上がってる」「ヤバい」
- 4.8 8. Fire (ファイア) – 「最高」「ヤバい」(Litと類似)
- 4.9 9. Epic (エピック) – 「壮大なほど素晴らしい」「伝説級の」
- 4.10 10. Killer (キラー) – 「最高の」「素晴らしい」
- 5 「素晴らしい!」の表現力を爆上げする3つの秘訣
- 6 【コラム】こんな時どう言う?シチュエーション別「素晴らしい」実践フレーズ
- 7 まとめ:褒め上手はコミュニケーション上手!「素晴らしい」を使いこなし、豊かな人間関係を
なぜ英語で「褒め言葉」がこんなにも大切なのか?
褒め言葉は、単に相手を良い気分にさせるだけでなく、人間関係を円滑にし、コミュニケーションを深めるための強力なツールです。特に英語圏の文化では、日本と比較して、思ったことや感じたことをストレートに言葉で表現する傾向があります。そのため、相手の良い点や素晴らしいと感じたことを積極的に伝えることは、良好な関係を築く上で非常に重要になります。
“Good” と “Great” だけでは伝わらない、深い感動と賞賛
多くの日本人が学校で習う褒め言葉として “Good”(良い)や “Great”(すごい、素晴らしい)がありますが、これらは非常に汎用性が高い一方で、より具体的な感動や、心からの賞賛を伝えたい時には物足りなく感じることがあります。例えば、息をのむほど美しい景色を見た時の感動、友人の才能に心から感服した時の気持ち、あるいは誰かの並外れた努力が実を結んだ瞬間…。そんな時、”Good” や “Great” だけでは、あなたの本当の気持ちの深さまでは伝わりきらないかもしれません。
より多彩な褒め言葉のレパートリーを持つことで、あなたの感情をより正確に、そして豊かに相手に伝えることができ、コミュニケーションの質を格段に向上させることができます。
この記事であなたが手に入れるもの
この記事では、単にフレーズをリストアップするだけでなく、以下のような視点から「素晴らしい」を伝える英語表現を徹底的に掘り下げます。
- ニュアンスの違い:同じ「素晴らしい」でも、何に対して、どの程度の感情なのか、細かなニュアンスに応じた使い分け。
- シーン別活用法:日常会話、ビジネス、フォーマルな場、カジュアルな場など、状況に応じた適切な表現。
- ネイティブ感覚:実際にネイティブスピーカーがどのような場面で、どのような気持ちでこれらのフレーズを使うのか。
- スラング表現:親しい間柄で使える、よりくだけた「ヤバい!」「最高!」といったニュアンスの表現。
- 実践的な例文:すぐに使える豊富な例文で、具体的な使い方をマスター。
読み終わる頃には、あなたの「褒め言葉ボキャブラリー」は飛躍的に増え、英語での表現力が格段にアップしていることでしょう。
これだけは押さえたい!万能「素晴らしい」基本フレーズ7選
まずは、どんな場面でも比較的使いやすく、ネイティブスピーカーが日常的に口にする基本的な「素晴らしい」の表現から見ていきましょう。これらのフレーズは、褒め言葉の土台となる重要なものです。
1. Awesome (オウサム) – 「最高!」「すごい!」
“Awesome” は、特にアメリカ英語で非常によく使われるカジュアルな褒め言葉です。「畏敬の念を起こさせる」といった元々の意味から転じて、「最高だね!」「すごくいいね!」「素晴らしい!」といった軽い感動や称賛を表します。若者言葉のイメージが強いかもしれませんが、幅広い年代で使われています。
例文:
“You got concert tickets for us? Awesome!” (私たちのためにコンサートのチケット取ってくれたの?最高だよ!)
“Your new haircut looks awesome.” (新しい髪型、すごくいいね。)
“That’s an awesome idea!” (それは素晴らしいアイデアだ!)
ニュアンス: カジュアルで、ポジティブな驚きや興奮を伴うことが多いです。深刻な場面よりは、楽しい出来事や素晴らしいアイデアに対して使われます。
2. Brilliant (ブリリアント) – 「見事な!」「素晴らしい!」(特にイギリス英語で)
“Brilliant” は「光り輝く」という意味が元にあり、特にイギリス英語で「素晴らしい」「見事だ」「頭が良い」といった意味で頻繁に使われます。アイデアやパフォーマンス、人の知性などを褒めるのに適しています。アメリカ英語でも使われますが、イギリス英語ほど多用はされません。

「素晴らしいアイデアだね!」と、ひらめきや才能を称賛する場面
例文:
“That’s a brilliant solution to the problem!” (それはその問題に対する素晴らしい解決策だね!)
“Her performance in the play was absolutely brilliant.” (その劇での彼女の演技は本当に見事だった。)
“Oh, you fixed my computer? Brilliant! Thank you!” (わあ、私のパソコン直してくれたの?素晴らしい!ありがとう!)
ニュアンス: 知的で鮮やかな素晴らしさ、見事さを称えるニュアンス。単に「良い」というよりも、頭の良さや才能が光るようなイメージです。
3. Amazing (アメイジング) – 「驚くほど素晴らしい!」「すごい!」
“Amazing” は「びっくりさせるほどの」「驚くべき」という意味合いが強く、期待をはるかに超えるような素晴らしさに対して使われます。「信じられないくらいすごい!」という感動を表現するのにぴったりです。
例文:
“The view from the mountaintop was amazing.” (山頂からの眺めは驚くほど素晴らしかった。)
“She has an amazing talent for music.” (彼女には音楽に対する驚くべき才能がある。)
“It’s amazing how quickly she learned a new language.” (彼女が新しい言語を習得した速さには驚かされるよ。)
ニュアンス: 良い意味での驚きや感動を伴う素晴らしさ。予期せぬレベルの高さや美しさに対して使われます。
4. Excellent (エクセレント) – 「優秀な!」「素晴らしい!」
“Excellent” は「非常に優れた」「優秀な」という意味で、品質や出来栄え、パフォーマンスなどが高い基準を満たしていることを示す、ややフォーマルな響きも持つ言葉です。ビジネスシーンや学業の評価などでもよく使われます。
例文:
“Your presentation was excellent. Well done.” (君のプレゼンテーションは素晴らしかったよ。よくやったね。)
“This restaurant is known for its excellent service.” (このレストランは素晴らしいサービスで知られている。)
“He received an excellent grade on his exam.” (彼は試験で優秀な成績を収めた。)
ニュアンス: 基準を大きく上回る質の高さ、優秀さ。客観的な評価としても使われやすく、”Awesome” や “Amazing” よりは落ち着いたトーンで称賛するイメージです。
5. Fantastic (ファンタスティック) – 「素晴らしい!」「素敵な!」
“Fantastic” は元々「空想的な」「途方もない」といった意味ですが、現在では「とても素晴らしい」「すごく素敵だ」という意味で広く使われます。ポジティブで明るい感情を表し、日常会話で頻繁に耳にします。
例文:
“We had a fantastic time at the party!” (パーティーはすごく楽しかったよ!)
“What fantastic news!” (なんて素晴らしいニュースなんだ!)
“You look fantastic in that dress.” (そのドレス、すごく似合ってて素敵だよ。)
ニュアンス: 喜びや興奮を伴う、ポジティブで明るい素晴らしさ。夢見心地になるような素敵な体験や物事に対して使われることが多いです。
6. Wonderful (ワンダフル) – 「素晴らしい!」「素敵な!」
“Wonderful” は「驚きや喜びで満たされるような」というニュアンスを持ち、「素晴らしい」「素敵だ」と心からの称賛や喜びを表現する言葉です。”Fantastic” と似ていますが、より温かく、心に染みるような感動を表すこともあります。

息をのむような美しい景色や芸術に触れた時の「素晴らしい」感動
例文:
“Thank you for the wonderful gift.” (素晴らしい贈り物をありがとう。)
“It was a wonderful experience to meet you.” (あなたにお会いできて素晴らしい経験でした。)
“The children’s choir sang wonderfully.” (子供たちの合唱は素晴らしかった。)
ニュアンス: 心が温かくなるような、しみじみとした感動や喜び。幸福感に満たされるような体験や、人の親切などに対して使われます。
7. Superb (スパーブ) – 「実に見事な!」「極上の!」
“Superb” は、ラテン語の「上にある」が語源で、「最高級の」「極上の」「実に見事な」といった、非常に質の高い素晴らしさを表す言葉です。他の褒め言葉よりもやや格調高い響きがあり、特に品質や技術、芸術作品などを称賛する際に使われます。
例文:
“The chef prepared a superb meal for us.” (シェフは私たちのために極上の料理を用意してくれた。)
“Her attention to detail is superb.” (彼女の細部へのこだわりは見事だ。)
“The craftsmanship of this antique furniture is superb.” (このアンティーク家具の職人技は実に見事だ。)
ニュアンス: 頭一つ抜けた質の高さ、卓越した技術や出来栄え。専門家が評価するような、非の打ち所がない素晴らしさを表現します。
【シーン・対象別】もっと伝わる!「素晴らしい」応用フレーズ集
基本のフレーズを覚えたら、次はもっと具体的に、様々な対象や状況に合わせて「素晴らしい」を表現してみましょう。ここでは、人の能力、外見、アイデア、成果など、褒める対象やシーンに応じた応用フレーズをご紹介します。
人の能力・才能を褒める「素晴らしい!」
誰かの特技や才能、スキルに感銘を受けた時、的確な言葉で褒めることで相手のモチベーションも上がります。
- Talented (タレンティド): 「才能のある」 – “He’s a very talented musician.” (彼はとても才能のある音楽家だ。)
- Gifted (ギフティド): 「天賦の才がある」 – “She’s a gifted artist.” (彼女は天賦の才を持つ芸術家だ。) (talentedよりさらに稀な才能のニュアンス)
- Skillful (スキルフル): 「熟練した」「腕がいい」 – “That was a skillful negotiation.” (それは巧みな交渉だった。)
- Masterful (マスタフル): 「名人芸の」「見事な」 – “His masterful control of the instrument was breathtaking.” (彼の楽器の見事なコントロールには息をのんだ。)
- Genius (ジーニアス): 「天才的な」 – “That idea is pure genius!” (そのアイデアはまさに天才的だ!) (名詞としても形容詞的にも使える)
- You’re a natural!: 「君は天才だね!」「素質があるね!」 – 生まれ持った才能を感じさせる相手に。
人の外見・物を褒める「素晴らしい!」
人や物の美しさ、魅力を褒める言葉も知っておくと会話が華やぎます。
- Beautiful (ビューティフル): 「美しい」 – 最も一般的な美しさを表す言葉。”What a beautiful painting!” (なんて美しい絵なんだ!)
- Gorgeous (ゴージャス): 「豪華なほど美しい」「うっとりするほど魅力的な」 – “You look absolutely gorgeous tonight!” (今夜のあなたは本当にゴージャスだよ!) (beautifulより華やかで目を引く美しさ)
- Stunning (スタニング): 「息をのむほど美しい」「気絶するほど魅力的な」 – “The bride looked stunning in her wedding dress.” (花嫁はウェディングドレス姿が息をのむほど美しかった。) (非常に強い印象を与える美しさ)
- Lovely (ラブリー): 「可愛らしい」「素敵な」 – “That’s a lovely dress.” (素敵なドレスだね。) (愛嬌があり、見ていて心地よい美しさや魅力)
- Exquisite (エクスクィジット): 「極めて美しい」「精巧な」 – “This necklace is an exquisite piece of craftsmanship.” (このネックレスは極めて精巧な職人技の逸品だ。) (繊細で洗練された美しさ)
- Charming (チャーミング): 「魅力的な」「愛嬌のある」 – “He has a charming smile.” (彼は魅力的な笑顔をしている。)
アイデアや計画を絶賛する「素晴らしい!」
会議や日常会話で、相手の素晴らしいアイデアや計画に感心した時に使えるフレーズです。
- That’s a great idea!: 「それは素晴らしいアイデアだ!」 – 最も一般的。
- Brilliant idea!: (上記参照) 特に独創的で賢いアイデアに。
- Ingenious (インジーニアス): 「独創的な」「巧妙な」 – “That’s an ingenious solution!” (それは独創的な解決策だ!)
- Sounds great/perfect/like a plan!: 「いいね!」「完璧だね!」「それでいこう!」 – 相手の提案に同意し、それが良いと思うことを伝える。
- I love that idea!: 「そのアイデア、すごく気に入った!」 – 個人的に非常に良いと感じた時に。
成果・パフォーマンスを褒める「素晴らしい!」
誰かが素晴らしい成果を上げた時や、見事なパフォーマンスを見せた時に使える表現です。

努力が実を結んだ瞬間を「素晴らしい!」と祝福する
- Outstanding (アウトスタンディング): 「傑出した」「際立った」 – “Your performance was outstanding.” (あなたのパフォーマンスは傑出していた。) (他と比べて群を抜いている)
- Remarkable (リマーカブル): 「注目すべき」「驚くべき」 – “That’s a remarkable achievement.” (それは注目すべき成果だ。)
- Exceptional (エクセプショナル): 「並外れた」「例外的なほど素晴らしい」 – “She has exceptional skills in data analysis.” (彼女はデータ分析において並外れたスキルを持っている。)
- Impressive (インプレッシブ): 「印象的な」「感動的な」 – “The results are very impressive.” (その結果は非常に印象的だ。)
- Spectacular (スペクタキュラー): 「壮観な」「目覚ましい」 – “The fireworks display was spectacular.” (花火のショーは壮観だった。) (視覚的に見応えのある素晴らしさ)
- Phenomenal (フェノミナル): 「驚異的な」「並外れた」 – “His growth as a player has been phenomenal.” (選手としての彼の成長は驚異的だ。) (自然現象のように驚くべきレベル)
経験・出来事を褒める「素晴らしい!」
旅行やイベントなど、素晴らしい体験をしたことを表現する時に使えます。
- Unforgettable (アンフォゲッタブル): 「忘れられない」 – “Our trip to Kyoto was an unforgettable experience.” (京都への旅行は忘れられない経験だった。)
- Memorable (メモラブル): 「記憶に残る」 – “It was a truly memorable evening.” (本当に記憶に残る夜だった。)
- Once-in-a-lifetime: 「一生に一度の」 – “This is a once-in-a-lifetime opportunity.” (これは一生に一度の機会だ。)
- The best … ever!: 「今までで最高の~!」 – “This is the best pizza ever!” (これは今までで最高のピザだ!)
努力や頑張りを讃える「素晴らしい!」
誰かの努力や頑張りを具体的に褒める言葉は、相手にとって大きな励みになります。
- Good job! / Well done!: 「よくやったね!」 – 最も一般的で使いやすい表現。
- You nailed it!: 「完璧にやったね!」「見事に決めたね!」 – (nail = 釘を打つ、から転じて) 難しいことを見事にやり遂げた時に。カジュアル。
- Kudos to you! (クードス・トゥ・ユー): 「称賛を君に!」「お見事!」 – (Kudos = 称賛、栄誉) 努力や功績を称える少しフォーマルな表現。
- Hats off to you!: 「君には脱帽だよ!」 – 相手の努力や成果に敬意を表す時に。
- Way to go!: 「その調子!」「よくやった!」 – 相手を励まし、称賛するカジュアルな表現。
感情の度合いで使い分ける「素晴らしい!」
感動の度合いによっても、使うべき言葉は変わってきます。
- 控えめな賞賛:
- Not bad. – 「悪くないね。」 (予想以上だったり、期待通りだったりする時に使う。皮肉にもなり得るので注意)
- Pretty good. – 「なかなか良いね。」
- That’s nice. – 「それはいいね。」
- 心からの強い賞賛:
- Truly amazing. – 「本当に素晴らしい。」
- Absolutely wonderful. – 「文句なしに素晴らしい。」
- Simply the best. – 「とにかく最高。」
- 言葉にならないほどの感動:
- Beyond words. – 「言葉では言い表せないほど。」
- Speechless. – 「言葉も出ないよ。(感動して)」
- Breathtaking. – 「息をのむようだ。」
- Mind-blowing. – 「度肝を抜かれるような」「ぶっ飛ぶほどすごい。」 (非常に強い衝撃や感動)
ネイティブが使う「ヤバい!最高!」スラング系「素晴らしい」10選
親しい友人同士の会話や、カジュアルな場面では、教科書には載っていないようなスラング表現で「素晴らしい!」「最高!」という気持ちを伝えることもよくあります。ただし、これらの表現はTPOをわきまえないと失礼にあたることもあるので、使う相手や状況には十分注意しましょう。
1. Cool (クール) – 「かっこいい!」「いいね!」
元々は「涼しい」「冷静な」という意味ですが、スラングとしては「かっこいい」「イケてる」「素晴らしい」といった意味で最も広く使われる言葉の一つです。相槌として「いいね!」という意味でも頻繁に使われます。
例文:
“Check out my new sneakers!” “Cool!” (俺の新しいスニーカー見てよ!)(かっこいいね!)
“That’s a really cool trick.” (それ、すごくかっこいい技だね。)
2. Sick (シック) – 「最高!」「ヤバい!」(褒め言葉として)
元々は「病気の」「気分が悪い」という意味ですが、スラングでは正反対の「最高にクールだ」「ヤバいくらいかっこいい」という褒め言葉になります。特に若者の間で使われ、”Awesome” や “Cool” と同様のニュアンスです。
例文:
“That concert was sick!” (あのコンサート、最高だったぜ!)
“Your new skateboard is sick!” (お前の新しいスケボー、マジでヤバいな!)
注意点:文脈や相手によっては、本当に「気分が悪い」と誤解される可能性もあるため、使う相手や状況をよく見極める必要があります。
3. Badass (バッドアス) – 「すごくかっこいい!」「タフですごい!」
直訳すると「悪いお尻」ですが、スラングでは「すごくかっこいい」「タフで手強い」「尊敬できるほどすごい」といった意味で使われます。特に、力強さや反抗的なかっこよさを持つ人や物に対して使われることが多いです。やや汚い言葉なので、使う場面を選びましょう。
例文:
“He’s a badass guitar player.” (彼はものすごくかっこいいギタープレイヤーだ。)
“That leather jacket is totally badass.” (その革ジャン、めちゃくちゃイケてるぜ。)
4. Mad (マッド) – 「すごい!」「半端ない!」(主にイギリス英語)
元々は「気が狂った」という意味ですが、特にイギリスの若者の間で「すごい」「半端ない」「素晴らしい」といった意味で使われます。”Mad skills”(すごいスキル)のように、名詞を修飾する形でよく使われます。
例文:
“He’s got mad respect in the graffiti scene.” (彼はグラフィティの世界ですごいリスペクトを得ている。)
“That party was mad!” (あのパーティー、半端なくすごかったよ!)
5. Wicked (ウィキッド) – 「すごい!」「最高!」
元々は「邪悪な」「意地悪な」という意味ですが、スラングでは “Cool” や “Awesome” と同様に「素晴らしい」「最高だ」という意味で使われます。特にニューイングランド地方(アメリカ北東部)やイギリスで聞かれることがあります。
例文:
“That’s a wicked guitar solo!” (それは最高のギターソロだね!)
“We had a wicked time last night.” (昨夜は最高の時間を過ごしたよ。)
6. Dope (ドープ) – 「ヤバい」「かっこいい」
元々は麻薬を指す言葉ですが、スラングでは「すごくかっこいい」「最高だ」という意味で使われます。ヒップホップカルチャーから広まった表現で、特に若者の間で使われます。
例文:
“Those new sneakers are dope!” (その新しいスニーカー、マジでヤバいね!)
“That beat is dope.” (そのビート、超かっこいい。)
7. Lit (リット) – 「最高に盛り上がってる」「ヤバい」
“Light”(火をつける)の過去分詞形から来ており、「火がついたように盛り上がっている」「最高に楽しい」といったニュアンスで使われます。パーティーやイベントが非常にエキサイティングな様子を表すのに使われます。
例文:
“The party last night was lit!” (昨夜のパーティーは最高に盛り上がったよ!)
“This new song is lit!” (この新曲、マジでヤバい!)
8. Fire (ファイア) – 「最高」「ヤバい」(Litと類似)
“Lit” と非常によく似た意味で、「炎のように熱い」「最高にかっこいい」「ヤバい」といったニュアンスで使われます。物事が非常にエキサイティングで素晴らしいことを表します。
例文:
“His new album is absolute fire!” (彼の新しいアルバム、マジで最高傑作だよ!)
“Those dance moves were fire!” (あのダンスの動き、ヤバかったね!)
9. Epic (エピック) – 「壮大なほど素晴らしい」「伝説級の」
元々は「叙事詩」を意味し、非常に規模が大きく、感動的で、記憶に残るような素晴らしい出来事や物事に対して使われます。「伝説級だね!」といったニュアンスです。
例文:
“That was an epic movie!” (あれは壮大な映画だった!)
“Our road trip was totally epic.” (私たちのロードトリップは本当に伝説級だったよ。)
10. Killer (キラー) – 「最高の」「素晴らしい」
「殺し屋」という意味が元ですが、スラングでは「最高の」「素晴らしい」「ものすごい」といった意味で使われます。何かが非常に印象的で効果的、あるいは非常に優れていることを示します。
例文:
“She made a killer presentation.” (彼女は最高のプレゼンテーションをした。)
“That’s a killer outfit!” (それ、最高の服装だね!)
「素晴らしい!」の表現力を爆上げする3つの秘訣
たくさんのフレーズを覚えるだけでなく、それらをより効果的に使うためのコツを知っておくと、あなたの褒め言葉はさらに相手の心に響くようになります。ここでは、表現力を高めるための3つの秘訣をご紹介します。
秘訣1:強調語句 (Intensifiers) を使いこなす!
褒め言葉の前に “so”, “really”, “very”, “incredibly”, “unbelievably”, “absolutely”, “truly” といった強調語句(副詞)を加えるだけで、感情の度合いを格段に高めることができます。
例: “That’s good.” (いいね。) → “That’s so good.” (すごくいいね。)
例: “It’s amazing.” (素晴らしいね。) → “It’s truly amazing.” (本当に素晴らしいね。)
例: “You are talented.” (あなたは才能があるね。) → “You are incredibly talented.” (あなたは信じられないほど才能があるね。)
これらの強調語句を使い分けることで、褒め言葉にさらなる深みと感情を乗せることができます。
秘訣2:言葉だけじゃない!ジェスチャー・表情・声のトーンも重要
心からの賞賛は、言葉だけでなく、表情や声のトーン、ジェスチャーからも伝わります。例えば、
- 目を輝かせて、少し高めのトーンで「Wow, that’s amazing!」と言う。
- 驚きを表すために、手で口を覆いながら「Unbelievable!」と言う。
- 相手の肩を叩いたり、親指を立てたり(サムズアップ)しながら「Awesome job!」と言う。
言葉と非言語的な表現が一致することで、あなたの褒め言葉はより誠実で、力強いものになります。恥ずかしがらずに、感情を込めて表現してみましょう。
秘訣3:「具体的に」どこが素晴らしいのかを伝える
漠然と「素晴らしい」と言うよりも、「何が」「どのように」素晴らしいのかを具体的に伝えることで、相手はよりあなたの言葉を真剣に受け止め、喜んでくれます。
悪い例: “Your presentation was great.” (君のプレゼンは素晴らしかったよ。)
良い例: “Your presentation was great! I was especially impressed with how clearly you explained the complex data.” (君のプレゼンは素晴らしかったよ!特に複雑なデータをあんなに明確に説明していたのが印象的だった。)
悪い例: “This food is delicious.” (この食べ物、美味しいね。)
良い例: “This pasta is delicious! The sauce has such a rich and wonderful flavor.” (このパスタ、美味しいね!ソースがすごく濃厚で素晴らしい風味だ。)
具体的なポイントを挙げることで、あなたが本当に相手の仕事や作品、行動を注意深く見て、評価していることが伝わります。これは、相手への敬意を示すことにも繋がります。
【コラム】こんな時どう言う?シチュエーション別「素晴らしい」実践フレーズ
実際の会話では、特定のシチュエーションで「素晴らしい」と伝えたい場面が多くあります。ここでは、いくつかの具体的な場面を取り上げ、すぐに使える実践的な褒めフレーズをご紹介します。
場面1:友人が作った料理を食べて
“Wow, this is absolutely delicious! You’re such a fantastic cook!” (わあ、これ本当に美味しいね!君はなんて素晴らしい料理人なんだ!)
“Everything looks amazing. I can’t believe you made all of this yourself!” (全部すごく美味しそう。これを全部一人で作ったなんて信じられないよ!)
場面2:同僚が素晴らしいプレゼンテーションをした後
“That was an excellent presentation. Your points were so clear and persuasive.” (素晴らしいプレゼンテーションだったよ。論点が非常に明確で説得力があった。)
“Truly impressive work. You really nailed it!” (本当に感動的な仕事ぶりだ。見事にやり遂げたね!)
場面3:子供がテストで良い点を取った時
“You got an A on your math test? That’s wonderful, sweetie! I’m so proud of you.” (数学のテストでAを取ったの?それは素晴らしいわ、あなた!とても誇りに思うわ。)
“Awesome job! All your hard work paid off.” (よくやったね!一生懸命頑張ったのが報われたね。)
場面4:美しい芸術作品や景色を見た時
“This painting is simply breathtaking. The colors are so vibrant.” (この絵は просто息をのむようだ。色彩がとても鮮やかだね。)
“What a spectacular view! I could stay here fotoğraf hours.” (なんて壮観な眺めなんだろう!何時間でもここにいられそうだ。)
まとめ:褒め上手はコミュニケーション上手!「素晴らしい」を使いこなし、豊かな人間関係を
「素晴らしい」を伝える英語表現は、今回ご紹介しただけでも実に多様です。これらのフレーズを状況や相手、そしてあなたの気持ちに合わせて使い分けることで、あなたの英語コミュニケーションは格段に豊かで、心温まるものになるでしょう。
大切なのは、完璧な文法や発音を気にしすぎることよりも、心からの称賛や感謝の気持ちを伝えようとすることです。最初はぎこちなくても、積極的に褒め言葉を使ってみることで、相手との距離は確実に縮まります。そして、相手を褒めることは、巡り巡ってあなた自身にもポジティブな影響をもたらしてくれるはずです。
今日から、あなたの日常に「素晴らしい!」の英語表現を取り入れて、より多くの笑顔とポジティブなエネルギーを生み出していきましょう。この記事が、そのための小さな一歩となれば、これほど嬉しいことはありません。
Let’s spread positivity with wonderful words! (素晴らしい言葉でポジティブを広げよう!)