「彼氏に浮気された」「ほかに誰かいるの?」「浮気がばれた」を英語で言おうとして、cheat、affair、with、onのどれを使えばよいか迷っていませんか。浮気に関する英語は、単語を一つ覚えるだけでは足りず、前置詞や時制によって「誰が裏切られたのか」まで変わります。
この記事では、基本の語順から、浮気を疑う質問、発覚したときの言葉、友人への相談、関係を続けるか考える場面まで順番に練習できます。英語を声に出して定着させたい場合は、英語教室で講師と役割練習をする方法もあります。まずは、一番間違えやすいonとwithの役割から整理しましょう。
「浮気する」の基本はcheat on someone
会話で最初に覚えたい形は、cheat on someoneです。onの後ろには浮気相手ではなく、裏切られた恋人や配偶者を置きます。継続的な不倫関係ならhave an affair、硬い文章ならinfidelityなど、状況に応じて表現を選びます。
- cheat onの後ろには、浮気によって裏切られた人を置く
- 浮気相手を示すときはwithを使い、時制で進行中か過去かを区別する
日常会話で「浮気する」を表すなら、まずcheat on someoneを使えるようにするのが実用的です。cheatには「だます」「不正をする」「カンニングをする」という意味があり、恋愛関係でon someoneが続くと、相手への約束を破って浮気する意味になります。
重要なのは、onは裏切られた人、withは浮気相手を示すという役割分担です。たとえばAlexがパートナーのTaylorを裏切り、別の人と浮気したなら、Alex cheated on Taylor with someone else.という構造になります。
彼は恋人を裏切って浮気しました。
cheatedは「チーティド」に近く、語末は二音節になります。cheatは責任を明確に示す直接的な語です。
過去に起きた浮気を、事実として簡潔に伝える場面で使います。
He cheated his girlfriend.では通常、「彼女をだました」という意味になります。恋愛上の浮気ならonが必要です。
浮気相手まで示したいときは、cheat on A with Bの順番にします。Aは裏切られた人、Bは浮気相手です。この型を人物の役割ごと覚えると、短い文でも意味を取り違えにくくなります。
彼は妻を裏切り、同僚と浮気しました。
会話ではcheated onがつながり、「チーティドン」に近く聞こえることがあります。onを弱くしても、落とさず発音しましょう。
浮気された人と浮気相手の両方を、誤解なく伝えるときに使います。
onとwithを逆にすると、妻が浮気相手で同僚が裏切られた人のような構造になりかねません。
He cheated with me.は「彼が私を裏切った」ではなく、「私が彼の浮気相手だった」という意味です。「私は浮気された」ならHe cheated on me.を使います。

進行中・過去・継続中を時制で分ける
英語では、浮気が今も続いているのか、すでに終わった出来事なのかを時制で示します。進行中ならis cheating、過去の出来事ならcheated、過去から現在まで続いている状況ならhas been cheatingが候補です。
- My boyfriend is cheating on me.:彼氏は今、浮気しています。
- My boyfriend cheated on me.:彼氏は浮気しました。
- My boyfriend has been cheating on me for months.:彼氏は何か月も浮気を続けています。
日本語ではすべて「浮気した」「浮気している」で済ませることがありますが、英語では時間の捉え方が相手の理解を左右します。事実関係が分からないときは、I think he may be cheating on me.のようにmayを使い、断定を避けることもできます。
「浮気された」は能動態でも受け身でも言える
「私は浮気された」はI was cheated on.でも通じます。ただし、誰が浮気したのか分かっている会話では、My partner cheated on me.のように相手を主語にしたほうが自然で具体的です。
私は以前、浮気されたことがあります。
I’ve beenは会話で「アイヴビン」に近くつながります。個人的で重い経験を述べる表現なので、聞き手は軽く扱わない配慮が必要です。
過去の経験を伝えつつ、浮気した人物を特定しない場面に向いています。
I was cheated.だけでは「だまされた」と解釈されやすいため、恋愛上の意味ではonを残します。
基本形が分かったら、次はcheat onと混同されやすいhave an affairを見ていきましょう。
cheat onとhave an affairの違い
- cheat onは恋人・婚約者・配偶者のいずれにも使いやすい
- have an affairは秘密の関係が一定期間続く印象があり、既婚者の文脈でよく使われる
cheat onは、交際相手との約束を破った行為を広く表します。一度きりの行為にも継続的な関係にも使え、結婚しているかどうかを問いません。これに対し、have an affairは秘密の関係が続いている印象を与えやすい表現です。
affairは特に、当事者の一方または両方が結婚している場面でよく使われます。ただし、単語だけで期間や婚姻状況が完全に確定するわけではありません。必要ならwhile he was marriedやfor several monthsなどを加え、背景を明確にします。
彼女は同僚と不倫関係にありました。
affairは後半に強勢があり、「アフェア」に近い響きです。cheatingよりも継続的な秘密の関係を連想させやすい語です。
秘密の関係がある程度続いていたことを伝える場面で使います。
She was affairing with a co-worker.とは言いません。動詞はhaveを使い、単数のaffairにはanを付けます。
have an affair withのwithは関係を持った相手
have an affairの後ろに相手を続ける場合はwithを使います。She had an affair with her boss.なら、her bossが不倫関係の相手です。cheat onと違い、withの後ろが裏切られた配偶者になるわけではありません。
- He cheated on his wife.:彼は妻を裏切って浮気した。
- He cheated with a colleague.:彼は同僚を浮気相手として浮気した。
- He had an affair with a colleague.:彼は同僚と不倫関係にあった。
三者を一文に入れるなら、He cheated on his wife by having an affair with a colleague.とも言えます。ただし日常会話では長くなるため、He cheated on his wife with a colleague.のほうが簡潔です。
affairは「不倫」以外の意味も持つ
affairには「事柄」「問題」「業務」「事情」という意味もあります。That’s a private affair.は「それは個人的な問題です」、financial affairsは「財務上の事柄」です。前後の文脈が恋愛でなければ、不倫を指さない場合があります。
一方、恋愛相談の最中にShe talked about her affairs.と言うと、複数の情事について話したように聞こえる可能性があります。「恋愛の悩みを相談した」なら、She asked for advice about her relationship.やShe talked about a personal problem.のほうが誤解を避けられます。
have affairやhave a affairは誤りです。母音の音で始まるaffairの前にはanを置き、have an affairとします。
infidelity・unfaithful・adulteryの使い分け
- infidelityは不貞という行為・問題を表す硬めの名詞
- unfaithfulは婉曲的な形容詞、adulteryは婚姻を前提とする硬い名詞
浮気を会話ではなく、夫婦問題、カウンセリング、報道などの客観的な文脈で扱うならinfidelityが使われます。「不貞」「パートナーへの不忠実」を表す名詞で、日常的なcheatingよりも硬い響きがあります。
二人は不貞の後、信頼を築き直そうとしています。
infidelityは「インフィデリティ」に近く、delの付近が強くなります。個人を直接責めるより、問題の名称として扱う響きがあります。
夫婦関係や信頼回復を、少し客観的に説明するときに向いています。
日常会話で「彼が今浮気している」と言うだけなら、He is doing infidelity.ではなくHe is cheating on her.が自然です。
be unfaithful to someoneは少し婉曲的
faithfulは「誠実な」「忠実な」、unfaithfulは「不誠実な」という意味です。恋愛ではbe unfaithful to someoneの形で使い、前置詞はtoになります。
- He was unfaithful to his wife.:彼は妻を裏切って浮気しました。
- Have you ever been unfaithful to me?:私を裏切ったことはありますか。
- She admitted being unfaithful.:彼女は浮気したことを認めました。
unfaithfulはcheatより少し遠回しですが、内容が軽くなるわけではありません。相手に直接尋ねる場合は、穏やかな声であっても重い質問になります。場面に応じて、Can we talk honestly about our relationship?のような導入を置くと唐突さを抑えられます。
adulteryは法的・宗教的・道徳的な響きが強い
adulteryは一般に、既婚者が配偶者以外の人と性的関係を持つ「姦通」「不倫」を指します。commit adulteryという組み合わせで使われ、婚姻関係を前提とする硬い語です。
未婚の恋人についてMy boyfriend committed adultery.と言うのは通常適切ではありません。また、基本的に不可算名詞として扱うため、an adulteryとはしません。恋愛相談ならcheat on、制度や道徳に関する文章ならadulteryという選択が自然です。
fling・one-night stand・心の浮気の違い
- flingとone-night standは関係の期間や性質を示すが、単独では浮気と確定しない
- 身体的関係を伴わない親密さにはemotional affairが使われる
a flingは、短期間で真剣ではない恋愛関係や性的関係を表します。独身者同士の短い恋にも使えるため、flingだけでは浮気と決まりません。既存のパートナーがいることを示して初めて、裏切りの意味が明確になります。
彼は結婚中、同僚と短い関係を持ちました。
flingは一音節で、最後のngを鼻に抜きます。将来を見据えた関係ではないという含みがあります。
真剣な交際ではない短期間の関係と、婚姻中だった事実を同時に伝える場面です。
They had a fling.だけなら、二人が独身だった可能性もあります。浮気だと示すには既存の関係を補足します。
one-night standは一夜限りの関係
a one-night standは、一夜限りの性的関係を指します。これも当事者が独身なら浮気ではありません。He cheated on his girlfriend by having a one-night stand.とすれば、一夜限りの関係によって恋人を裏切ったことが分かります。
つまり、one-night standは「関係の長さと性質」、cheatingは「パートナーとの約束を破った事実」を表します。二つは同義語ではなく、異なる情報を担当する表現です。
心の浮気はemotional affair
身体的な関係がなくても、別の人と秘密の親密な関係を築いた状態はemotional affairまたはemotional infidelityと表せます。反対に、身体的な関係を明示するならphysical affairやsexual affairが使われることがあります。
彼女は、パートナーが同僚と心の浮気をしていると考えています。
emotionalは「イモウショナル」に近く、moの部分が強くなります。性的関係の有無ではなく、秘密の感情的な親密さを問題にする語です。
秘密のメッセージや強い感情的な結び付きが問題になっている場面で使います。
何を心の浮気と考えるかは人によって異なります。決めつけず、具体的な行動も説明すると意図が伝わります。
単語の境界が分かったところで、次は実際に相手へ確認するときの言い方を練習します。
浮気を疑うときに使える英語
- Are you cheating on me?は直接的で強い質問
- 確証がない場合は、気持ちや観察した変化から話すと断定を避けられる
浮気を疑っているとき、最も直接的な質問はAre you cheating on me?です。意味は明確ですが、相手を浮気している人として問い詰める響きがあります。まだ事実が分からないなら、観察と自分の気持ちから話す表現も役立ちます。
- Is there someone else?:ほかに誰かいるの?
- Are you seeing someone else?:ほかに付き合っている人がいるの?
- I feel like something has changed between us.:私たちの間で何かが変わったように感じる。
- Can we talk honestly about what’s been happening?:最近のことを正直に話し合える?
聞きたいことがあるんだけど、ほかに誰かいるの?
Is thereは会話で「イズゼア」に近くつながります。声の調子によっては強い追及にも静かな確認にもなります。
疑いはあるものの、浮気だと断定せずに確認したい場面です。
someone elseは「ほかの誰か」であり、必ずしも性的関係まで断定しません。具体的な確認は続く会話で行います。
suspectの自然な形
suspectは「疑う」「そうではないかと思う」です。suspect that 主語+動詞、またはsuspect someone of 名詞・動名詞の形で使います。
- I suspect that he may be cheating on me.:彼が浮気しているのではないかと疑っています。
- She suspected her partner of cheating.:彼女はパートナーの浮気を疑いました。
- I had a feeling that something was wrong.:何かがおかしい気がしていました。
- I suspected as much.:やはりそうではないかと思っていました。
I suspected like that.は不自然です。「そうだと思った」ならI thought so.、「そんな気がしていた」ならI had a feeling.を使います。

浮気がばれた・発覚したときの英語
- get caught cheatingは浮気が発覚する、find outは隠された事実を知る
- 認める・告白する・否定するでは、後ろに続く動詞の形が異なる
「浮気がばれた」はHe got caught cheating.と表せます。get caught doingは「何かをしているところを見つかる」「隠していた行為が発覚する」という型です。一方、浮気された側から「知った」と言うならfind outを使います。
彼氏が私に隠れて浮気を続けていたと知りました。
found outは語末と語頭がつながり、「ファウンダウト」に近く聞こえます。驚きや傷ついた気持ちは声の調子に表れます。
浮気が発覚した時点より前から、行為が続いていたことを伝える場面です。
findは物を見つける意味もありますが、隠されていた事実を知る場合はfind outを使います。
浮気を認める・告白する・否定する
認めるならadmit、告白するならconfess、否定するならdenyを使えます。ただし後ろの形に注意が必要です。
- He admitted that he had cheated on me.:彼は私への浮気を認めました。
- He admitted cheating on me.:彼は私への浮気を認めました。
- She confessed to having an affair.:彼女は不倫していたことを告白しました。
- He denied cheating on his wife.:彼は妻への浮気を否定しました。
admitはthat節または動名詞、confessはconfess to doing、denyはdeny doingが基本です。He denied to cheat.とはせず、He denied cheating.とします。
証拠・問いただす・うそをついていた
- I found evidence that he was cheating.:彼が浮気している証拠を見つけました。
- She found intimate messages on his phone.:彼女は彼のスマートフォンで親密なメッセージを見つけました。
- He admitted everything when I confronted him.:私が問いただすと、彼はすべて認めました。
- I found out that she had been lying to me.:彼女がずっとうそをついていたと知りました。
confront someoneは、問題や疑惑について本人に向き合い、説明を求めることです。強い対立を伴う場合もあるため、単なるtalk to someoneより重い表現です。
恋愛相談で使える自然な会話例
- 相談では、事実確認だけでなく相手を気遣う表現が必要
- Calm down.よりTake your time.やI’m here for you.のほうが柔らかく響くことがある
浮気の相談は、単語が正しくても言い方が強すぎると相手を追い詰めることがあります。友人から相談されたら、すぐに判断を押し付けるより、安心して話せる言葉を選ぶことが大切です。
友人役:大丈夫?動揺しているみたい。学習者役:パートナーがずっと浮気していたと知ったの。友人役:それはつらかったね。話したい?学習者役:どうすればいいか分からない。今でも相手を大切に思っているの。友人役:ゆっくりでいいよ。今すぐ何かを決めなくてもいいんだよ。
I’m here for you.はhereとyouをやや丁寧に発音し、急がず伝えると共感的に聞こえます。
浮気を知った直後の友人に寄り添い、判断を急がせず話を聞く場面です。
Calm down.は命令のように響くことがあります。Take your time.やI’m here for you.なら、相手の気持ちを尊重しやすくなります。
「彼とよく話したほうがいい」の自然な言い方
日本語の「よく話す」をそのままYou should talk with him well.にすると不自然です。率直に話すならhave an honest conversation、問題を最後まで話し合うならtalk things throughを使います。
- You should have an honest conversation with him.:彼と率直に話し合ったほうがいいよ。
- You need to talk things through with her.:彼女ときちんと話し合う必要があります。
- Try to talk openly with your partner.:パートナーと率直に話してみてください。
- You should both discuss what happened.:二人で何があったのか話し合ったほうがいいです。
「彼の気持ちが変わった」はchanged his mindではない
He changed his mind.は、決定や考えを変えたという意味です。恋愛感情が変化したと言うなら、His feelings for me have changed.やHe doesn’t feel the same way about me anymore.を使います。
彼の私への気持ちが変わったように感じます。
feel likeを使うことで、断定ではなく話し手の感覚として伝えられます。
相手の気持ちについて断定せず、自分がそう感じていると相談する場面です。
He changed his mind.では、旅行や引っ越しなどについて決定を変えた意味にもなります。
kindとgentleの違い
人柄として「優しい」と広く言うならkindが使いやすい表現です。gentleは物腰、声、触れ方などが「穏やか」「柔らかい」という意味で使われます。
- He can be very kind.:彼はとても優しいところがあります。
- He has a gentle voice.:彼は穏やかな声をしています。
- She is a thoughtful person.:彼女は思いやりのある人です。
- My partner has a lot of good qualities.:パートナーには良いところがたくさんあります。
許せない・距離を置きたい・関係を修復したい
- 関係を終えるか続けるかにかかわらず、自分の境界線を具体的に伝える
- rebuild trust、work things out、take responsibilityが関係修復の主要表現
浮気の発覚後は、怒り、悲しみ、迷いなどが混ざり、短い英語が出にくくなります。そんなときは、相手への評価よりも、自分に必要なものを主語にすると伝えやすくなります。
許せない、信頼を失ったと伝える
- I can’t forgive what you did.:あなたがしたことを許せません。
- You broke my trust.:あなたは私の信頼を裏切りました。
- I need some time and space.:考えるための時間と距離が必要です。
- I don’t think I can continue this relationship.:この関係を続けられるとは思いません。
- Cheating is a deal-breaker for me.:私にとって浮気は、関係を終える決定的な理由です。
自分がどうしたいか決めるために、時間と距離が必要です。
time and spaceは一組の表現として滑らかに発音します。自分の境界線を落ち着いて示す言い方です。
すぐに別れる、許すと決めず、一人で考える時間を求める場面です。
spaceはここでは物理的な空間だけでなく、連絡を減らすなどの心理的な距離も含みます。必要なら具体的な希望を続けます。
関係を立て直したいと伝える
- I want to rebuild trust, but it will take time.:信頼を築き直したいですが、時間がかかります。
- We need to be honest with each other.:私たちは互いに正直になる必要があります。
- I’m willing to work on our relationship.:二人の関係を立て直す努力をするつもりです。
- I want to see if we can work things out.:二人で問題を解決できるか確かめたいです。
- I need to know that the affair is truly over.:不倫関係が本当に終わったと確認する必要があります。
work things outは、問題を話し合いながら解決することです。関係修復が確実に成功するという意味ではなく、解決の可能性を探る姿勢を表します。必要に応じて、We may need professional counseling.のように専門家の支援に触れることもできます。
自分が浮気した側として責任を伝える
- I cheated on my partner, and I deeply regret it.:パートナーを裏切って浮気し、深く後悔しています。
- I made a terrible mistake.:ひどい過ちを犯しました。
- I take full responsibility for what I did.:自分がしたことに全面的に責任を持ちます。
- I understand that rebuilding trust will take time.:信頼を築き直すには時間がかかると理解しています。
- I won’t pressure you to make a decision now.:今すぐ決断するよう迫ることはしません。
謝罪では、I’m sorry you feel hurt.のように相手の受け止め方だけを問題にすると、責任を避けているように聞こえることがあります。I’m sorry for hurting you.やI take responsibility for what I did.のように、自分の行為を主語にすると意図が明確です。
浮気相手・浮気者・二股を表す言葉
- 中立的に言うならaffair partnerか、関係を説明する長めの表現を使う
- mistressやtwo-timerには批判的、古風、くだけた響きがある
「浮気相手」を一語で決めようとすると、性別や関係性について余計な含みが加わる場合があります。誤解を抑えたいなら、関係をそのまま説明する方法が安全です。
- the person he is having an affair with:彼が不倫している相手
- the woman she was secretly seeing:彼女がひそかに交際していた女性
- affair partner:不倫関係の相手
- the other woman/the other man:別の女性/別の男性、文脈上の浮気相手
mistressは、既婚男性と継続的な関係にある女性を指す伝統的な語です。性別に偏りがあり、古風または批判的に響くことがあります。loverは親密な相手を表しますが、必ずしも浮気相手ではありません。
two-timeとtwo-timer
two-time someoneは「人に隠れて二股をかける」という口語表現です。人を表すtwo-timerは「二股をかける人」「浮気者」になります。くだけた表現なので、正式な文章より会話やドラマで見かけます。
- He was two-timing his girlfriend.:彼は恋人に隠れて二股をかけていました。
- I found out she had been two-timing me.:彼女が私に隠れて二股をかけていたと知りました。
- He has a history of cheating.:彼には浮気を繰り返した過去があります。
- He is a serial cheater.:彼は浮気を繰り返す人です。
play around・sleep with・see someone
play aroundは「ふざける」「試しにいじる」という意味もありますが、恋愛の文脈では複数の相手と軽い関係を持つ意味になることがあります。sleep with someoneは性的関係を持つ婉曲表現、see someoneは交際するという意味で使われます。
- He’s been playing around behind his wife’s back.:彼は妻に隠れて遊び回っています。
- He slept with someone else.:彼はほかの人と性的関係を持ちました。
- I think she’s seeing someone else.:彼女はほかの人と付き合っていると思います。
- He promised he would never stray again.:彼は二度と浮気しないと約束しました。
sleep with someoneは大人同士について使うと、単に同じ場所で眠るのではなく、性的関係を持つ意味に受け取られやすい表現です。また、それ自体では浮気かどうかは確定しません。
日本人学習者が間違えやすい表現
- cheat meとcheat on meでは意味が異なる
- 日本語の「浮気」を一つの英単語に置き換えず、行為・期間・立場を確認する
最も重要な誤用はHe cheated me.です。この形は通常「彼は私をだました」という意味であり、「彼が私に隠れて浮気した」にはなりません。恋愛上の裏切りならHe cheated on me.とします。
onとwithは弱く発音されがちですが、意味を決める重要語です。音読では最初に少し強調して役割を定着させます。
onとwithによって話し手の立場が変わることを確認する練習です。
前置詞を省略すると、恋愛ではなく詐欺や一般的な欺きの意味になることがあります。
ほかにも注意したい直訳
- 誤:He is affairing with her./正:He is having an affair with her.
- 誤:He had affair with her./正:He had an affair with her.
- 誤:You should talk with him well./正:You should talk things through with him.
- 誤:His mind changed about me./正:His feelings for me changed.
- 誤:I suspected like that./正:I thought so.またはI suspected as much.
flirtは浮気した証拠とは限らない
flirtは、軽く誘惑する、思わせぶりな態度を取るという意味です。He was flirting with another woman.なら「彼は別の女性に思わせぶりな態度を取っていた」ですが、実際に性的・恋愛的な関係を持ったことまでは示しません。
浮気かどうかを明確にしたいなら、He was secretly seeing someone else.やHe cheated on his partner.のように、実際の関係や裏切りを示す表現を使います。
場面から選ぶ「浮気」の英語早見表
- 迷ったらcheat on someoneを基本にする
- 期間、婚姻状況、身体的関係の有無、文章の硬さで語を選ぶ
表現を選ぶときは、日本語の「浮気」をそのまま置き換えるのではなく、何を伝えたいかを確認します。日常会話か、継続的な不倫か、一時的な関係か、心の親密さかという順で考えると選びやすくなります。
| 表現 | 主な意味 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| cheat on someone | 人を裏切って浮気する | 恋人・夫婦を問わない日常会話 |
| have an affair | 秘密の関係を持つ | 継続的な関係、特に既婚者 |
| be unfaithful to | 相手に不誠実である | 少し婉曲的に表す場面 |
| infidelity | 不貞、不忠実 | 夫婦問題や客観的な文章 |
| adultery | 既婚者の姦通 | 法的・宗教的・道徳的な文脈 |
| fling | 短期間の軽い関係 | 真剣ではない短い関係 |
| one-night stand | 一夜限りの性的関係 | 一晩だけの関係 |
| emotional affair | 心の浮気 | 秘密の感情的な親密さ |
| two-time someone | 二股をかける | くだけた会話 |
迷った場合は、恋人や配偶者を裏切った事実を伝えるcheat on someoneを軸にしてください。そのうえで、継続的な秘密の関係ならhave an affair、客観的な問題名ならinfidelityを選ぶと整理しやすくなります。
発音と瞬間英作文で定着させる練習
- 前置詞を含むひとかたまりで音読する
- 日本語から英語へ変換し、人物の役割と時制を毎回確認する
知識として分かっていても、会話でonとwithを迷うことがあります。そこで、単語だけではなく意味のまとまりで音読します。cheat on my partner、have an affair with a colleague、be unfaithful to someoneの形を崩さず練習してください。
三段階の音読
- 英語を見ながら、意味を確認して三回読む。
- 裏切られた人を変え、cheat on me、cheat on her、cheat on his wifeと読む。
- 英語を隠し、日本語だけを見て英文を作り、録音して確認する。
速さより、前置詞と時制を落とさないことが大切です。最初はonとwithを少し強く読み、慣れたら自然なリズムへ戻します。
瞬間英作文の練習問題
- 彼は恋人を裏切って浮気しました。
- 彼女は上司と不倫関係にあります。
- 私は以前、浮気されたことがあります。
- ほかに付き合っている人がいるの?
- 彼の浮気がばれました。
- 彼女は浮気したことを否定しました。
- 信頼を築き直すには時間がかかります。
- 私は考えるための時間と距離が必要です。
練習問題の回答例
- He cheated on his girlfriend.
- She is having an affair with her boss.
- I’ve been cheated on before.
- Are you seeing someone else?
- He got caught cheating.
- She denied cheating.
- It will take time to rebuild trust.
- I need some time and space to think.
同じ日本語でも状況によって複数の答えがあります。たとえば「彼の浮気がばれた」はHis wife found out about the affair.とも言えます。誰の視点から話すかを意識すると、表現の選択肢が増えます。

一週間で会話に近づける復習プラン
- 一度に全表現を覚えず、基本形、類義語、会話の順に分ける
- 最終日は役割練習を行い、質問と返答を続けて言う
一度読んだだけで、すべての表現を自由に使うのは簡単ではありません。毎日短時間でも、目的を一つに絞って復習すると、onとwith、cheatingとaffairの区別が残りやすくなります。
- 一日目:cheat on A with Bを人物の役割と一緒に五回音読する。
- 二日目:is cheating、cheated、has been cheatingを時間軸で比べる。
- 三日目:have an affair、infidelity、unfaithfulの違いを例文で確認する。
- 四日目:Are you cheating on me?と柔らかい質問を声の調子を変えて読む。
- 五日目:発覚、認める、否定する表現で短い文を作る。
- 六日目:許せない場合と修復したい場合の言葉を二つずつ選ぶ。
- 七日目:友人役と学習者役を交互に演じ、会話を録音する。
練習する表現は、自分が実際に使いそうなものを優先してください。刺激の強い内容で気持ちがつらくなる場合は、架空の文法練習として距離を置き、無理に個人的な経験と結び付ける必要はありません。
※ 無料は体験レッスンのみ(対面はご自身のお茶代のみ/継続時は1回60分3,000円都度払い)。強引な勧誘は一切ありません。
「浮気」の英語に関するQ&A
- on、with、toの役割を最後に確認する
- cheat、affair、flingは同じ範囲を表す語ではない

