「恐竜」を英語で言いたいだけなのに、口を開く直前で止まってしまう。そんな経験はないでしょうか。ダイナソーでいいのか、ティラノサウルスはそのまま通じるのか、プテラノドンを dinosaur と呼んだら間違いなのか。ひとつ考え出すと、次から次に疑問が出てきます。
読み終えたときには、恐竜好きの子どもに英語で答えられる状態、博物館の展示解説をなんとなく読み流さずに理解できる状態を目指します。発音や会話練習を誰かに聞いてもらいたくなったら、英語教室のようにアウトプットの場を持つのも一つの選択です。

- 恐竜は英語で「dinosaur」|まず押さえる基本形
- dinosaurの発音は「ダイナソー」で合っている?
- 語源は「恐ろしいトカゲ」|-saurus が読めると名前が意味に変わる
- dinosaur のもう一つの意味は「時代遅れ」
- どこまでを dinosaur と呼べるのか|翼竜と海生爬虫類の線引き
- 恐竜が生きた三つの時代を英語で
- 有名な恐竜の英語名と発音の落とし穴
- 肉食・草食・雑食を英語で言い分ける
- 絶滅を語るための表現
- 化石と発掘にまつわる語彙
- 化石に触れられる博物館の紹介文を英語で読む
- 世界遺産の発掘現場と日本の恐竜の里
- 恐竜と怪獣はどう違う?英語での説明
- 場面別の会話例で流れをつかむ
- つまずきやすいポイントを点検する
- 7日間で定着させる練習プラン
- よくある質問
- 覚えた表現を持って展示室へ
恐竜は英語で「dinosaur」|まず押さえる基本形
この記事では、その迷いを順番につぶしていきます。単語の基本形と複数形、発音のつかみ方、ギリシャ語由来の語源、恐竜と翼竜の線引き、地質時代の名前、肉食・草食・雑食の言い分け、化石と発掘の語彙、そして博物館の英語紹介文の読み方までを一続きで扱います。
まずは、いちばん知りたい一語から確かめていきましょう。
- 「恐竜」は名詞 dinosaur、複数形は dinosaurs
- 好みを言うときは種類全般を指すので必ず複数形にする
- 助数詞は不要で、one dinosaur / two dinosaurs と数えるだけ
- 「恐竜の化石」「恐竜の時代」などは dinosaur を前に置くだけで作れる
「恐竜」にあたる英語は dinosaur です。ティラノサウルス、トリケラトプス、ステゴサウルスなどをまとめて指す総称で、品詞は名詞。複数形は語尾に -s を付けた dinosaurs になります。
なぜこの一語を軸に覚えるとよいのか。理由は、恐竜まわりの語がほとんど dinosaur を核にした組み合わせで作れるからです。名詞を前に並べるだけで「恐竜の◯◯」が完成するため、覚える負担が一気に下がります。
基本の形を並べてみます。
- 恐竜(総称):dinosaur
- 1頭の恐竜:a dinosaur
- 複数の恐竜:dinosaurs
- 恐竜の一種:a type of dinosaur
- 恐竜の時代:the age of dinosaurs
- 恐竜の化石:a dinosaur fossil
- 恐竜の骨:dinosaur bones
英語では動物を数えるときと同じ感覚で扱うので、日本語の「匹」「頭」に相当する助数詞は付けません。one dinosaur、two dinosaurs と数えるだけです。「三頭の恐竜」と言いたいときも three dinosaurs で足ります。
「恐竜が好き」は複数形で言う
日本語の「恐竜が好きです」をそのまま置き換えて I like dinosaur. と言ってしまう人は少なくありません。しかしこれは不自然に響きます。種類全般が好きだと伝えたいなら、複数形にするのが自然な形です。
恐竜が好きです。
「アイ ライク ダイナソーズ」。語尾の -s は「ズ」と濁ります。強く言い切るとやや子どもらしい響きになり、I’m interested in dinosaurs. と言うと落ち着いた大人の言い方になります。
自己紹介、趣味の話、博物館で共通の話題を見つけたとき。
×I like dinosaur./×I like a dinosaur. 単数の a dinosaur は「特定の一頭」を指すため、好みを述べる文には合いません。犬全般が好きなら I like dogs. と言うのと同じ理屈です。
息子は恐竜に夢中です。
into は「イントゥ」より「イヌ」に近く軽く流れます。really into が一息でつながると自然です。
子ども連れで博物館を訪れたとき、保護者同士の雑談、家族の話題。
be into … は「〜に熱中している」というくだけた表現です。書き言葉では be very interested in … に置き換えると落ち着きます。
好きな恐竜は何ですか?
favorite は三音節すべて言わず「フェイヴリット」と真ん中を潰すのが普通です。
子どもと英語で話すとき、会話が止まったときの話題づくり。
ここは「一頭を選ぶ」質問なので単数 dinosaur が正解です。好みの総称は複数形、選択は単数、と対にして覚えると混乱しません。
単数と複数の使い分けは、この一点を直すだけで英語らしさがぐっと上がる部分です。では、その dinosaur をどう発音すればよいのでしょうか。カタカナとのずれを見ていきます。

dinosaurの発音は「ダイナソー」で合っている?
- 発音記号は米 /ˈdaɪ.nə.sɔːr/、英 /ˈdaɪ.nə.sɔː/
- 頭の di は「ディ」ではなく die と同じ「ダイ」
- アクセントは第一音節、真ん中の no は弱く潰れる
- 「DAI-nuh-sor」と三拍に分けて練習すると安定する
カタカナの「ダイナソー」は、母音の並びとしては悪くありません。ただし通じる発音になるかどうかは、強弱の落差で決まります。ここを平坦にしてしまうと、単語の輪郭がぼやけて聞き取ってもらえません。
発音記号は、アメリカ英語で /ˈdaɪ.nə.sɔːr/、イギリス英語で /ˈdaɪ.nə.sɔː/ です。押さえるべき点は三つあります。
第一に、最初の di は「ディ」ではなく die と同じ「ダイ」。第二に、アクセントは頭の DAI に置きます。第三に、真ん中の no は弱く、曖昧母音の「ナ」に近い音へ潰れます。つまり DAI-nuh-sor のように、頭を強く出して後ろを軽くつなげる形です。
スペルを見て「ディノサウル」と読んでしまう人がいる一方、カタカナに引きずられて三拍を同じ強さで並べてしまう人もいます。どちらも原因は同じで、文字の並びをそのまま音に置き換えようとしている点にあります。
三段階で音を作る練習手順
音の形を体に入れるには、分解してから戻すのが手堅い方法です。次の順で声に出してみてください。
- die(ダイ)だけを5回。口を大きく開けてから閉じる動きを確認する。
- die + nuh(ダイナ)。nuh は力を抜いて、ほとんど「ナ」と言い終わらないくらい軽く。
- die + nuh + sor(ダイナソー)。最後の sor をやや伸ばし、頭より必ず弱く。
複数形 dinosaurs も同じ要領で、語尾に「ズ」を足すだけです。dinosaurs は「ダイナソーズ」。s を「ス」と無声化してしまうと聞き取りづらくなるので、喉を鳴らす「ズ」を意識します。
イギリス英語では語末の r をほとんど響かせないため「ダイノソア」に近く聞こえ、アメリカ英語では r の残る「ダイノソー」に近く聞こえます。どちらでも通じますが、自分がどちらを真似ているかを意識しておくと、リスニングでも迷いが減ります。
「ディノサウルス」と読むと、英語では別の音の連なりに聞こえてしまい伝わりません。dino- という短縮形(dino という愛称的な言い方)も英語では「ダイノ」です。日本語のカタカナに引かれて「ディノ」と読む癖がついていないか、最初に確認しておきましょう。
音がつかめたら、次はその名前がどこから来たのかです。語源を知ると、長い恐竜名が急に読みやすくなります。
語源は「恐ろしいトカゲ」|-saurus が読めると名前が意味に変わる
- dinosaur はギリシャ語 deinos(恐ろしい)+ sauros(トカゲ)から
- 分類名 Dinosauria は19世紀の解剖学者リチャード・オーウェンが用いた
- 個別名の語尾 -saurus は「トカゲ」、頭に特徴語が付く
- 意味が分かると学名は暗号ではなく説明文になる
dinosaur は、ギリシャ語由来の二つの要素からできた造語です。deinos は「恐ろしい、驚くべき」、sauros は「トカゲ」。合わせると「恐ろしいトカゲ」という意味になります。
日本語の「恐竜」という訳語も、この原義を漢字に写したものです。「恐ろしい」に「竜」を当てた選び方は、原語の雰囲気をよく捉えています。日本語と英語が同じイメージを共有している例なので、覚えるときの助けになります。
この名前は、19世紀のイギリスの解剖学者リチャード・オーウェンが分類名 Dinosauria として用いたことで広まりました。学術的な分類群の名前が Dinosauria、その一員を指す日常語が dinosaur、という関係です。
語源を押さえておくと、個別の恐竜名が一気に読み解けます。名前の末尾によく付く -saurus は sauros と同じ「トカゲ」で、頭に特徴を表す語がくっついているだけの構造です。
| 名前 | 意味の内訳 | 由来 |
|---|---|---|
| Tyrannosaurus | 暴君+トカゲ | な体格と捕食者としての姿から |
| Brachiosaurus | 腕+トカゲ | 前脚が後脚より長い体つきから |
| Stegosaurus | 屋根板+トカゲ | 背中に並ぶ骨板から |
| Triceratops | 三+角+顔 | 顔にある三本の角から |
| Velociraptor | 素早い+泥棒(略奪者) | 機敏な小型捕食者という見立てから |
Triceratops の語尾は -saurus ではなく -ops(顔)である点に気づくと、名前の作り方が一通りではないことも見えてきます。こうして意味を割ってみる癖がつくと、初めて見る恐竜名でも当てずっぽうではなく推測できるようになります。
ところで dinosaur には、生き物を指すのとは別の使い方があります。ニュースや会議でも顔を出す用法なので、次に確かめておきましょう。
dinosaur のもう一つの意味は「時代遅れ」
- 人・組織・技術を「時代遅れのもの」とたとえる口語用法がある
- 大きく古く、変化に適応できていないというイメージが下敷き
- 物や組織に使うのが無難で、人に向けるとかなり辛辣に響く
英語の dinosaur には、生き物とは別に、人・組織・技術を「時代遅れのもの」とたとえる比喩的な使い方があります。巨大で古く、変わった環境に適応できていないという連想からきた用法です。
あのパソコンはもう時代遅れです。
a dinosaur の a を軽く置き、dinosaur を強く出すと比喩だと伝わりやすくなります。
古い機器や設備について軽口を言うとき。物が対象なので摩擦が起きにくい使い方です。
同じ形で You are a dinosaur. と言うと、相手の考え方を古いと切り捨てる響きになります。冗談が通じる相手以外には向けない方が無難です。
その会社は時代に取り残された巨大企業と見られていました。
corporate は「コーポレイト」ではなく「コーパレット」に近く、後半が弱まります。
ニュース記事や業界の解説文。組織を評する文脈で見かけます。
was seen as(〜と見られていた)という受動態にすることで、話し手個人の断定を避けた言い方になっています。
自分から積極的に使う必要はありませんが、聞いて意味が取れる状態にしておくと、会話で置いていかれません。ここまでで語そのものは押さえました。次は、恐竜好きが必ずぶつかる線引きの問題です。
どこまでを dinosaur と呼べるのか|翼竜と海生爬虫類の線引き
- 科学的な dinosaur は特定の進化グループだけを指す
- プテラノドンは pterosaur(翼竜)、モササウルスは marine reptile(海生爬虫類)
- 爬虫類全般は reptile、恐竜はこの仲間から進化したと考えられている
- 鳥は恐竜の子孫とされ、学術文脈では non-avian dinosaurs という言い方がある
日常会話では「大昔の巨大な爬虫類」をひとまとめに恐竜と呼ぶ場面がありますが、科学的な dinosaur は特定の進化グループだけを指します。ここを混同すると、博物館や図鑑の英語表記が読み解けなくなります。
| 生き物 | 英語のグループ名 | dinosaur か |
|---|---|---|
| ティラノサウルス、トリケラトプス | dinosaur | はい |
| プテラノドン、プテロダクティルス | pterosaur | いいえ(翼竜) |
| モササウルス、プレシオサウルス | marine reptile | いいえ(海生爬虫類) |
空を飛んでいたプテラノドンは pterosaur(翼竜)、海を泳いでいたモササウルスは marine reptile(海生爬虫類)です。恐竜と同じ時代に生き、近縁ではあっても、分類上は別のグループになります。
恐竜映画に一緒に登場するせいで恐竜だと思われがちですが、英語で「あれも dinosaur だよね」と言うと、詳しい相手には訂正されるかもしれません。日本語の「恐竜展」でも並んで展示されるため、混ざりやすいところです。
爬虫類そのものは reptile で、恐竜はこの仲間から進化したと考えられています。おおよそ2億2500万年前に登場し、約6600万年前に姿を消すまで、1億6000万年ほど地球上で栄えました。人類の歴史が700万年ほどとされているので、その20倍以上の長さです。
Pteranodon や pterosaur の語頭 pt- では、英語では p を発音しません。「テラノドン」「テロソー」に近い音になります。スペル通りに「プテ」と言うと通じにくいので、耳で覚えた音を優先しましょう。
鳥は「生きている恐竜」
現代の分類では、鳥は獣脚類の恐竜から進化した子孫、つまり今も生きている恐竜と考えられています。そのため学術的な文脈では、6600万年前の大量絶滅で姿を消したグループを指すときに non-avian dinosaurs(鳥類以外の恐竜)という言い方をします。
- avian dinosaurs:鳥類につながる恐竜、現生鳥類を含む
- non-avian dinosaurs:鳥類以外の恐竜
鳥類以外の恐竜は約6600万年前に絶滅しました。
avian は「エイヴィアン」。66 million は「シクスティシックス ミリオン」と数字部分を強めます。
展示解説や科学記事を読むとき、正確に説明したいとき。
日常会話では毎回 non-avian を付ける必要はありません。dinosaur と言えば普通は絶滅したグループを思い浮かべます。
グループの線引きが見えたら、次は時間軸です。恐竜の話には必ず地質時代の名前が出てきます。
恐竜が生きた三つの時代を英語で
- 中生代は the Mesozoic Era
- 三畳紀 the Triassic period、ジュラ紀 the Jurassic period、白亜紀 the Cretaceous period
- period は日本の時代区分にも使える(the Edo period など)
- T-Rex やトリケラトプスは白亜紀の恐竜でジュラ紀ではない
恐竜が栄えた時代のまとまりは、英語で the Mesozoic Era(中生代)と言います。その中の三つの区分は次のとおりです。
- the Triassic period(三畳紀):恐竜が登場した時代
- the Jurassic period(ジュラ紀):超巨大な恐竜が次々に現れた時代
- the Cretaceous period(白亜紀):姿や形が多様化し、世界中で栄えた時代
恐竜は三畳紀に初めて現れました。
Triassic は「トライアシック」で第二音節を強く。Cretaceous は「クリテイシャス」と真ん中を強めます。
展示の順路を説明するとき、時代の流れを子どもに伝えるとき。
during は期間の中の出来事に使います。in the Triassic period も可。時代名には the を付けるのが基本です。
映画のタイトル “Jurassic Park” は、このジュラ紀からとられています。ちなみに period は「〜期」「〜時代」を表す便利な語で、日本の時代区分にも使えます。江戸時代は the Edo period、明治時代は the Meiji period です。
押さえておきたいのは、T-Rex やトリケラトプスは実際には白亜紀の恐竜だという点です。映画の題名から「有名な恐竜は全部ジュラ紀」と思い込みやすいので、英語で説明するときに区別できると話に厚みが出ます。
時代が言えるようになったら、いよいよ主役たちの名前です。
有名な恐竜の英語名と発音の落とし穴
- 学名がそのまま英語名になっているものが多く、カタカナ表記とほぼ対応する
- ティラノサウルスは T-Rex または Tyrannosaurus Rex
- Tyrannosaurus rex の rex は小文字始まりが正式
- Pteranodon の語頭 p は読まない
恐竜の名前は学名がそのまま英語名になっているものが多く、日本語のカタカナ表記とほぼ対応します。つまり、発音を英語風に整えるだけで通じるものが大半です。
| 日本語 | 英語 | 特徴 |
|---|---|---|
| ティラノサウルス | Tyrannosaurus / T-Rex | 最強格の肉食恐竜。全長13メートル、体重7トン級 |
| トリケラトプス | Triceratops | 三本の角と大きなフリルを持つ草食恐竜 |
| ベロキラプトル | Velociraptor | 小型で二足歩行の肉食恐竜 |
| ブラキオサウルス | Brachiosaurus | 長い首で高い木の葉を食べた草食恐竜 |
| ステゴサウルス | Stegosaurus | 背中の骨板と尾のトゲが特徴 |
| アパトサウルス | Apatosaurus | かつてブロントサウルスと呼ばれた巨大草食恐竜 |
| アンキロサウルス | Ankylosaurus | 全身が装甲に覆われた草食恐竜 |
| スピノサウルス | Spinosaurus | 背中に帆を持ち、水辺で暮らした肉食恐竜 |
| コンプソグナトゥス | Compsognathus | 最小級の肉食恐竜。トカゲや昆虫を食べた |
| デイノケイルス | Deinocheirus | 肉も植物も食べた雑食性の恐竜 |
| プテラノドン | Pteranodon | 翼竜。歯を持たず魚を丸呑みした |
ティラノサウルスは英語圏では T-Rex または Tyrannosaurus Rex と呼ばれるのが普通です。日本で言う「レックス」はこの Rex(ラテン語で「王」)からきています。Tyrannosaurus rex と書くとき、後半の種小名は小文字で始めるのが正式な書き方で、略記は T. rex または T-Rex です。
Pteranodon の頭の Pt- は、英語では p を発音せず「テラノドン」に近い音になります。pterosaur も同様に「テロソー」に近く読みます。Compsognathus のように子音が続く名前は、「コンプソグネイサス」とゆっくり分けて言えば十分伝わります。
好きな恐竜はトリケラトプスです。三本の角があるからです。
Triceratops は「トライセラトプス」。頭を「トリ」と読まないのが要点です。
好きな恐竜を聞かれたときの返答。理由を一つ添えると会話が続きます。
horn(角)は数えられる名詞なので three horns と複数形に。tusk(牙)や claw(爪)と混同しないよう気をつけます。
名前が言えるようになったら、次はその恐竜が何を食べていたかです。この語彙は動物一般に応用が効きます。
肉食・草食・雑食を英語で言い分ける
- 肉食 carnivore/草食 herbivore/雑食 omnivore
- 形容詞はそれぞれ carnivorous / herbivorous / omnivorous
- omni- は「すべての」を意味する接頭辞
- ferocious(凶暴な)は恐竜の話でよく出てくる形容詞
恐竜は食べるものによって三つに分けられます。名詞と形容詞をペアで覚えるのが最短ルートです。
| 日本語 | 名詞(動物) | 形容詞 | 恐竜の場合 |
|---|---|---|---|
| 肉食 | carnivore | carnivorous | carnivorous dinosaur |
| 草食 | herbivore | herbivorous | herbivorous dinosaur |
| 雑食 | omnivore | omnivorous | omnivorous dinosaur |
肉食恐竜は鋭い剣のような歯を持ち、多くが二足歩行でした。草食恐竜はすり鉢状の歯で葉や木の実をすりつぶし、多くが四足歩行。歯の形と歩き方がセットで語られるのは、化石から食性を推測する手がかりがそこにあるからです。
ティラノサウルス・レックスは肉食恐竜でした。
carnivorous は「カーニヴォラス」で第二音節を強く。carnivore は「カーニヴォー」で頭を強く、位置が変わります。
展示の前で子どもに説明するとき、レポートの一文として。
×was a carnivore dinosaur. 名詞を並べるのではなく形容詞 carnivorous を使います。名詞で言い切るなら was a carnivore. とします。
恐竜は凶暴だと思われがちですが、大半は草食だったと考えられています。
ferocious は「フェロウシャス」。it is believed that は一息で軽く流すと自然です。
思い込みを訂正する説明、少し踏み込んだ会話。
Although の文には but を重ねません。×Although …, but … は典型的な誤りです。
草食恐竜はおとなしいものが多かったとされますが、トリケラトプスは例外的で、三本の角で縄張りを争い、肉食恐竜と渡り合ったとも言われます。ferocious(凶暴な)は、この手の話でよく登場する語です。
食性の話が済んだら、恐竜の話題は必ずあの結末へ向かいます。
絶滅を語るための表現
- extinct は形容詞、extinction は名詞
- go extinct / become extinct で「絶滅する」
- 隕石 meteorite、小惑星 asteroid、衝突 impact / collision
- 断定を避ける It is believed that … が使いやすい
絶滅の話で役立つのは extinct と extinction の二語です。品詞が違うので、混同すると文が壊れます。
- extinct(形容詞):絶滅している → be extinct
- extinction(名詞):絶滅
- go extinct / become extinct:絶滅する
×The dinosaurs are extinction. は誤りです。be動詞のうしろには形容詞 extinct を置き、The dinosaurs are extinct. とします。名詞 extinction は the extinction of the dinosaurs のように of で結ぶ形で使います。
恐竜の絶滅は複数の要因によって引き起こされたと考えられています。
extinction は「イクスティンクション」で ti を強く。factors の語尾 s を落とさないように。
プレゼンや作文で、研究途上の話題を慎重に述べるとき。
is believed to have been caused は「過去の出来事を今そう考えられている」形です。長いので、口頭では It is believed that multiple factors caused it. と言い換えても構いません。
最有力の原因は巨大隕石の衝突です。
meteorite は「ミーティオライト」で頭を強く。impact は名詞では前を強め、動詞では後ろを強めます。
諸説あるうちの有力説を紹介するとき。
meteorite は地表に落ちた隕石、asteroid は宇宙にある小惑星、meteor は流れ星です。三語の区別を押さえておくと説明がぶれません。
絶滅の原因は今も研究が続いており、気候変動や火山活動の影響を組み合わせて説明されることもあります。断定を避けて It is believed that … や The most likely theory is … と切り出すと、科学的な話し方に近づきます。
では、その恐竜たちの痕跡をどう語るか。博物館で最も出番の多い語彙群に進みます。
化石と発掘にまつわる語彙
- 化石 fossil、骨格 skeleton、足跡 footprint、標本 specimen
- 発掘は excavation(動詞 excavate、口語では dig)
- 古生物学 paleontology は不可算名詞で無冠詞
- paleontologist は化石から生物を、archaeologist は遺物から人類を研究する
恐竜そのものより、化石や発掘の話をしたい場面のほうが多いかもしれません。博物館で使う語をまとめて並べます。
- fossil:化石
- dinosaur fossil:恐竜の化石
- dinosaur skeleton:恐竜の骨格
- dinosaur footprint:恐竜の足跡
- dinosaur egg:恐竜の卵
- dinosaur species:恐竜の種
- excavation:発掘(動詞は excavate、口語では dig もよく使う)
- paleontology:古生物学(イギリス式の綴りは palaeontology)
- paleontologist:古生物学者
- archaeologist:考古学者(archeologist という綴りもある)
- badlands:荒地、不毛地帯
- replica:レプリカ、複製
- specimen:標本
- ancient times:古代
- questioning mind:探究心
paleontology と palaeontology、archaeologist と archeologist のように、ae を使う綴りと e だけの綴りが併存する語があります。前者がイギリス式、後者がアメリカ式という整理でおおむね通りますが、どちらも英語圏で通用します。文章内では表記を揃えることだけ意識すればよいでしょう。
paleontology は不可算名詞なので複数形になりません。She decided to study paleontology because of her fascination with dinosaurs and ancient life.(恐竜と太古の生物に魅せられて、古生物学を学ぶことにした)のように無冠詞で使います。
ここで区別しておきたいのが、paleontologist と archaeologist の違いです。古生物学者は化石を通じて過去の生物そのものを研究する人、考古学者は人類の遺物や遺跡から人間の営みを研究する人。恐竜を掘っている専門家は正確には paleontologist ですが、日常会話では発掘作業のイメージから archaeologist と言われることもあります。
これは本物の化石ですか、それともレプリカですか。
fossil は「フォスル」に近く、後半をほとんど飲み込みます。replica は「レプリカ」で頭を強めます。
展示の前でスタッフに質問するとき。多くの博物館で自然に通じる質問です。
real の代わりに true を使うと不自然です。本物かどうかを尋ねるときは real か original を使います。
語彙がそろったところで、実際の博物館の英語紹介文を読んでみます。生きた文の中で語が働く様子を見ると、記憶に残り方が変わります。

化石に触れられる博物館の紹介文を英語で読む
- カナダ・ドラムヘラーのロイヤル・ティレル古生物学博物館は世界最大級
- 発掘された状態のままの化石展示が特徴
- be located in / as if … were / just as they were excavated / dig for が読みどころ
- 荒地で化石を掘る体験やレプリカ作りのプログラムもある
映画 “Jurassic Park” は、琥珀(amber)から採取したDNAをもとに恐竜を復活させ、その恐竜と人間が繰り広げるパニックサスペンスです。作中には恐竜に手を触れる場面もあり、あの体験に憧れた人は少なくないでしょう。
現実に生きた恐竜へ触れることはできませんが、恐竜の化石なら触れられる博物館がカナダにあります。その紹介文を英語で読んでみましょう。
ロイヤル・ティレル古生物学博物館の紹介文
なんて素晴らしい古生物学博物館!ジュラシック・パークに行きたいとは思いませんか?それならこの博物館、「ロイヤル・ティレル古生物学博物館」に来てください。ここは世界最大級の恐竜博物館です。たくさんの恐竜の展示で歓迎します。
Palaeontology は「パリオントロジー」に近く、ont を強めます。exhibits は「イグジビッツ」で h を発音しません。
施設紹介、観光案内、学校の発表原稿。
one of the biggest … の後ろは必ず複数名詞(museums)です。×one of the biggest museum は誤りです。
この博物館はドラムヘラーにあります。この場所は化石、特に恐竜の発掘で有名な場所です。恐竜の化石展示を見るとき、たいていは生きていたときの姿のように並べられています。しかしここでは、発見された状態のままの恐竜の化石を見ることができます。
located in はつながって「ロウケイティディン」のように聞こえます。excavated は「エクスカヴェイティッド」で頭を強めます。
場所の説明、他館との違いを述べるとき。
×This museum places in Drumheller. place を動詞にして所在を表すことはできません。be located in / be in が正しい形です。
そのため、古生物学者がそうするように、彼らがどのような日々を過ごしていたのか想像することができます。また、荒地で楽しめるさまざまなプログラムも用意しています。恐竜やほかの生物の化石を掘ったり、自分だけの化石のレプリカを作ることもできます。私たちは、あなたの古代への探究心にいつでも応える準備ができています!
badlands は「バッドランズ」と前を強く。dig for は「ディグフォ」とつなげます。
体験プログラムの案内、来館の呼びかけ。
imagine の後ろは how they spent … のように語順が平叙文のままです。×imagine how did they spend とはしません。
この紹介文には、館の性格がよく表れています。多くの博物館が「生きていた姿の復元」に力を入れるのに対し、ここでは掘り出された状態の化石をそのまま見せる展示があります。骨がばらけたまま岩に埋まっている姿は、復元骨格ほど華やかではありませんが、研究者がどう推理していくのかを追体験させてくれます。
使われている表現を確認する
be located in …(〜にある)は、建物や施設の所在を述べる定番表現です。The museum is located in Drumheller. のように使います。会話ではもっと短く The museum is in Drumheller. でも十分です。
as if the animals were alive(まるで生きているかのように)は仮定法。事実と違う様子をたとえるときの形で、展示や像の描写にぴったりです。主語が単数でも were を使う点が特徴です。
just as they were excavated(発掘されたそのままの状態で)は受動態。excavate は他動詞なので、化石を主語にするなら受け身になります。dig for … は「〜を探して掘る」で、dig fossils より探索のニュアンスが出ます。
questioning mind(探究心)は、curiosity(好奇心)や inquisitive mind とも言い換えられます。子ども向けの施設案内でよく見かける、やわらかい言い回しです。
紹介文が読めたら、その周辺にある発掘現場にも目を向けてみましょう。
世界遺産の発掘現場と日本の恐竜の里
- アルバータ州のダイナソー州立公園はユネスコの世界遺産
- ドラムヘラーはカルガリーから車で1時間半ほど
- 日本で学名が付いた恐竜7種のうち5種は福井県勝山市から
- 福井県立恐竜博物館はロイヤル・ティレル博物館と姉妹館提携
恐竜の発掘といえば、まずモンゴルのゴビ砂漠(the Gobi Desert)やアルゼンチンのパタゴニア(Patagonia)が挙がります。しかしカナダにも、世界的に名の知れた発掘現場と巨大な博物館があります。
ドラムヘラーがあるアルバータ州南東部にはダイナソー州立公園(Dinosaur Provincial Park)があり、恐竜の骨や古代生物の化石が数多く見つかっています。ここは独特な地形の美しさも含めてユネスコの世界遺産に登録されており、発見された恐竜は数十種類に及びます。
ダイナソー州立公園はユネスコの世界遺産です。この地域では数十種の恐竜が発見されています。
species は「スピーシーズ」。UNESCO は「ユネスコウ」に近く、頭を強めます。
旅行の計画を話すとき、地域を紹介するとき。
dozens of は「数十の」。tens of とは言いません。species は単数も複数も同じ形です。
ロイヤル・ティレル古生物学博物館はドラムヘラーにあり、日本から直行便が出ているカルガリー(Calgary)から車で1時間半ほどで到着します。乾いた岩肌が層になって続くバッドランドの風景そのものが、恐竜の時代を実感させてくれる場所です。
日本にも恐竜の里がある
海外まで行かなくても、日本にも有名な発掘地があります。福井県勝山市です。日本で発掘され学名が付けられた恐竜は7種類ほどですが、そのうち5種類がこの勝山市から出ています。
フクイサウルス(Fukuisaurus)、フクイラプトル(Fukuiraptor)のように、地名が学名に刻まれているのが誇らしいところです。ここでも -saurus、-raptor という語尾が働いているのが分かります。
福井県立恐竜博物館はロイヤル・ティレル博物館と姉妹館提携を結んでいます。日本で名前が付けられた恐竜7種のうち5種は、福井県勝山市で見つかりました。
prefectural は「プリフェクチュラル」で fec を強めます。長いので、Fukui Dinosaur Museum と短く言っても通じます。
日本の話題を英語で紹介するとき、海外の相手に地元を説明するとき。
Five of the seven … のように「全体のうちいくつ」を言うときは of の後ろに the を付けます。地名は Katsuyama, Fukui の順で小さい単位から並べます。
世界の恐竜博物館がつながることで、さらに深い研究と発見が引き出されていくのだと思うと、展示を見る目も変わってきます。ここで、子どもからよく飛んでくる質問にも備えておきましょう。
恐竜と怪獣はどう違う?英語での説明
- 境界線は「実在したか、しなかったか」
- 怪獣は monster、日本の作品由来なら kaiju でも通じる場合がある
- 恐竜は prehistoric animal / extinct animal と言い換えられる
子どもに聞かれて答えに困る質問の代表が、恐竜と怪獣の違いです。大きくて怖いという印象は共通していますが、決定的な差があります。
恐竜は三畳紀から白亜紀にかけて実際に地球上にいた動物です。一方、怪獣は正体不明の巨大生物、あるいは映画や漫画で恐竜などをモデルに創作された特別な力を持つ生き物。つまり実在したかどうかが境界線になります。
英語では、怪獣は monster が一般的で、日本の作品に登場するものは kaiju としてそのまま通じる場合もあります。恐竜は prehistoric animal(先史時代の動物)や extinct animal(絶滅した動物)と言い換えられ、この対比が実在性の違いをうまく表します。
恐竜は本当に存在しましたが、怪獣は想像上の生き物です。
creatures は「クリーチャーズ」。existed は「イグジスティッド」で g を濁らせます。
子どもへの説明、英語での短いプレゼン。
imaginary は「想像上の」、imaginative は「想像力豊かな」で意味が違います。取り違えると別の話になってしまいます。
ここまでで材料はそろいました。次は、それを会話の流れに置いてみます。
場面別の会話例で流れをつかむ
- 雑談・博物館・受付での三場面で使い回せる型を確認する
- 相手の話に事実を一つ足すと会話が続く
- prehistoric marine life を覚えると恐竜以外の古生物にも話が広がる
覚えた語彙は、会話の中に置いてはじめて使える形になります。役割を決めた三つの場面で確かめていきます。
場面1:友人との雑談
学習者: あのね、最近ずっと恐竜の本を読んでるんだ。友人: そうなの?恐竜っておもしろいよね。学習者: 本当にね。ティラノサウルスの噛む力が8000ポンドくらいあったって知ってた?友人: へえ、知らなかった。すごい生き物だったんだね。
You know what は「ユノワッ」と一気に。aren’t they? は語尾を上げて確認の響きにします。
趣味の話から会話を広げたいとき。Did you know …? で相手を引き込む型です。
Did you know の後ろは過去形でも現在形でも成り立ちますが、過去の生物の話なので had と過去形にそろえます。
場面2:博物館から帰ってきた報告
学習者: 博物館で完全な恐竜の骨格を見たよ。同僚: 化石に触ってもよかったの?学習者: うん。あるプログラムでは荒地で化石を掘ることまでできたんだ。同僚: 恐竜好きにとっては夢みたいだね。
allowed to は「アラウトゥ」とつながります。skeleton は「スケルトン」で頭を強め、後半を軽く。
出かけた先の話を伝えるとき。体験の中身を一つ具体的に添えるのが型です。
Were you allowed to …? は許可を尋ねる形。Could you touch …? だと「触る能力があったか」の意味に近づくため、許可の話では allowed to が明確です。
場面3:受付・スタッフとのやり取り
学習者: すみません、化石を掘れるプログラムはありますか。受付: はい、午後に家族向けのプログラムがあります。参加されますか。学習者: ぜひ。6歳未満の子どもも参加できますか。受付: もちろんです。汚れてもよい靴でお越しください。
Excuse me は「イクスキューズミー」の me を軽く。We’d love to. は「ウィドラヴトゥ」と続けます。
博物館や体験施設の受付で申し込むとき。
take part in … の in は目的語が続くときに必要です。ここでは take part(参加する)で文が終わるため in は付けません。
場面4:話題が海の生き物へ広がるとき
学習者: 恐竜について学ぶのは好き?友人: 好きだけど、メガロドンみたいな太古の海洋生物のほうが興味あるかな。学習者: あれはサメだよね。じゃあ恐竜ではないんだ。友人: そのとおり。先史時代の動物だけど、別のグループだよ。
prehistoric は「プリーヒストリック」で tor を強めます。marine は「マリーン」で後ろを強く。
恐竜以外の古生物に話題を広げるとき。
marine life は集合的な言い方で、複数形にしません。×marine lives とすると別の意味になります。
会話の型が見えたところで、独学で陥りやすい落とし穴をまとめて点検しておきましょう。
つまずきやすいポイントを点検する
- 単数・複数、品詞、綴り、発音の四方向で誤りが起きやすい
- 翼竜・海生爬虫類を dinosaur と呼ばない
- rex は小文字始まり、pt- の p は読まない
誤りは種類ごとに最後に覚えやすくなります。表で一覧にしておきます。
| 誤りやすい形 | 正しい形 | 理由 |
|---|---|---|
| I like dinosaur. | I like dinosaurs. | 種類全般を指すので複数形にする |
| Pteranodon is a dinosaur. | Pteranodon is a pterosaur. | 翼竜は恐竜とは別のグループ |
| 「プテラノドン」と p を読む | 「テラノドン」に近い音 | 語頭の pt- では p を発音しない |
| The dinosaurs are extinction. | The dinosaurs are extinct. | be動詞の後ろは形容詞 |
| a carnivore dinosaur | a carnivorous dinosaur | 名詞を修飾するのは形容詞 |
| The museum places in … | The museum is located in … | place を所在の動詞として使えない |
| Tyrannosaurus Rex(種小名を大文字) | Tyrannosaurus rex / T. rex | 学名の種小名は小文字始まりが正式 |
| 恐竜を掘る専門家=archaeologist | paleontologist | 化石から生物を研究するのが古生物学者 |
dinosaur を人に向けて「時代遅れ」の意味で使うと、相手の考え方を古いと断じる強い批判に響きます。年長の同僚や取引先に向けて使うのは避け、機器や設備など物を対象にするのが無難です。
誤りの型が見えたら、あとは定着させる作業です。無理のない練習の組み方を示します。

7日間で定着させる練習プラン
- 1日15分程度、音読と書き出しを交互に行う
- 語彙は単体で覚えず、文の中で覚える
- 7日目に「説明する」出力課題を置いて定着を確かめる
読んで理解した内容は、使ってみないと薄れていきます。1日15分程度で回せる流れを組んでみました。音読と書き出しを交互に挟むのが軸です。
- 1日目:dinosaur / dinosaurs の発音を DAI-nuh-sor の三拍で20回音読。I like dinosaurs. と My son is really into dinosaurs. を各5回。
- 2日目:-saurus の意味を思い出しながら、Tyrannosaurus、Brachiosaurus、Stegosaurus の意味を紙に書き出す。書いたあと声に出す。
- 3日目:dinosaur / pterosaur / marine reptile の三分類を、自分の言葉で英語一文ずつ説明してみる。
- 4日目:三つの時代名を Triassic → Jurassic → Cretaceous の順に音読し、それぞれ一文添える。
- 5日目:carnivorous / herbivorous / omnivorous を使って恐竜3種を説明する文を作る。
- 6日目:extinct と extinction を使い分けて2文ずつ書く。It is believed that … の型も1回使う。
- 7日目:博物館の紹介文を音読してから、内容を見ずに3文で要約して話す。
うまく言えない日があっても構いません。詰まった箇所こそ自分の弱点が見えているところなので、翌日にその一文だけ戻ってやり直すと効率が上がります。
音の細かい癖や、自分の英文が自然かどうかは、自分ひとりでは判断しづらい部分です。誰かに聞いてもらう機会を挟むと、練習の精度が変わってきます。
よくある質問
- 単数・複数、発音、分類、綴りの疑問をまとめて確認できる
- 子どもへの説明で使いやすい表現も紹介する
読み進めるなかで浮かびやすい疑問を、短くまとめて置いておきます。
覚えた表現を持って展示室へ
- dinosaur の後ろには語源、分類、時代、発掘の語彙がつながっている
- 単語単体ではなく文の中で覚えると使える形になる
- 次の一歩は、短い一文を声に出して誰かに向けてみること
恐竜の英語は、単語をひとつ覚えれば終わりというテーマではありません。dinosaur という語のうしろには、語源のギリシャ語、分類の線引き、地質時代の名前、発掘と展示の語彙、そして世界各地の博物館がつながっています。
逆に言えば、ひとつの入口から広い語彙圏へ入っていける便利なテーマでもあります。好きなものを軸に語彙を広げるやり方は、記憶に残りやすく続けやすい方法です。
カナダのドラムヘラーで岩から現れたばかりの骨に手を伸ばすとき、あるいは福井の展示室で復元骨格を見上げるとき、ここで拾った表現がそのまま働いてくれます。まずは今日、I like dinosaurs. の一文を声に出すところから始めてみてください。
それではまた、See you!

