イギリスの眼科でアルファベットを読む

    1. 日常会話で覚える英単語

    こんにちは。海外で病気になると気になるのは、自分の症状を上手く伝えられるか。

    他にも医者から伝えられた内容がわかるかどうか、さらには検査で自分が何をするかがわかるかどうかなど、自分の英語力が足りているかの心配があります。

    イギリスで眼科に行く

    病院といってもホームドクターの他に、皮膚科や歯科に整形外科など、さまざまな専門医がいます。

    その中で今回は眼科に注目してみます。基本は目をみてもらうことなので、日本とさほどかわりません。しかし微妙に違う部分もあり、一瞬戸惑ってしまうこともあります。

    会話

    竹井さんがロンドンで眼科に行ったので、会話をみてみましょう。

    Ophthalmology: Hello, Mrs. Takei.  Before you make new glasses, let’s check your eyesight.  Please sit over there.

    眼科医:こんにちは、竹井さん。新しい眼鏡を作る前に、視力をはかりましょう。あそこに座ってください。

    Mrs. Takei: Yes.

    わかりました。

    Ophthalmology: Wear these glasses and tell me what you see at the lighted alphabet.

    この眼鏡をかけて、光ったアルファベットを教えてください。

    Mrs. Takei: Lighted alphabet? 

    光ったアルファベットですか?

    Ophthalmology: Is something wrong?

    どうかしましたか?

    Mrs. Takei: I just surprised a little.  We don’t use alphabet in identification method in Japan.

    少し驚いただけです。日本では確認方法にアルファベット使わないので。

    Ophthalmology: How do you identify in Japan?

    日本ではどのように測定しますか?

    Mrs. Takei: We use unconnected ring to check what we see.

    私達は何を見たのかをチェックするのに、繋がっていない輪を使います。

    Ophthalmology: Unconnected ring?

    繋がっていない輪ですか?

    Mrs. Takei: It is like a donut which a child made a bite.

    それは子供が一口食べたドーナッツのようなものです。

    Ophthalmology: I see.  Landolt ring is used in Japan.  Unfortunately, we don’t use it. 

    なるほど。ランドル環を日本では使っているのですね。残念ながらイギリスではそれらは使わないのですよ。

    Mrs. Takei: I have no matter with alphabet.  Please start the eyesight check.

    アルファベットで問題ありませんよ。視力検査を始めてください。

    イギリスの視力検査はアルファベットを読んで答える方法で、日本とは違った視力表をつかっています。

    困りはしませんが、日本の日常と違うので一瞬戸惑ってしまいますね。

    小さな女の子が視力検査表に手をかざして英会話の練習をしています。

    ポイント

    会話ででてきた単語や言い回しをみてみましょう。

    • Ophthalmology 眼科医
      他にも、”oculist”という言い方もあります。
    • eyesight 視力
    • Is something wrong? どうかしましたか?
    • identification method 確認方法
    • a bite 一噛み
    • Landolt ring ランドル環
      日本の眼科で、視力検査を行う時につかうC字の形をした視力表。
    • I have no matter with~ ~に対して問題はない

    イギリスではアルファベットのみで視力検査をおこなうので、アルファベットが読めなくてはまず話になりません。

    しかし日本でもランドル環のみだけでなく、ひらがなも使う視力表もあります。どの方法を使うにしても、間違いなく検査できるのが一番ですね。

    イギリスのホームドクター制度

    さて、イギリスをはじめホームドクターのいる国では、まずはホームドクターにかかってから専門医を紹介してもらいます。風邪であっても、皮膚に炎症が起きても、耳がかゆくても、まずはホームドクターです。

    実際にホームドクターを通して専門医にかかると、遅くとも数週間かかってしまいます。すぐ見てもらうには総合病院の救急外来にも行けますが、そこに必ずしも専門医がいるわけでもありません。

    また、海外で適応可能な医療保険に入っていれば、日本人の医者が開業している病院にも行けます。

    しかし保険に入っていない場合は高額な値段なので考えなくてはいけません。適切な病院にすぐに行ける日本と違い、時間がかかりすぎて耐えられなくなる人も多いでしょう。

    英語の会話スキルを練習しながら、カレンダーに「視力検査 2 30 検査」という言葉を書く手。

    紹介無しで行ける眼科

    しかしそのようなイギリスでも、紹介状なしでも通えるのが眼科です。コンタクトレンズや眼鏡を作るための視力をはかったり、目の痛みをみてもらえたり、子供の成長による視力検診を行ったりしてくれます。

    多くの眼科は眼鏡販売店と共にあります。ここに通うには普通に店へ電話をするか、ネットで予約をするかで診察してもらう事ができます。

    イギリスで目に関して困ったことがあれば、ホームドクターを通さずに眼科に行けるのはありがたいですね。

    それではまた、See you!

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