「しっかり」「今のところ順調」を英語で言える?慣用句を学ぶ

    1. 英語勉強・基本

    英語にも、慣用句というものがあります。日常会話でよく使われるものを、解説・例文付きで紹介していきます。

    使いこなして、ネイティブに近づきましょう。

    英語の慣用句

    大人同士の会話で、たびたび慣用句が登場するのは、英語も日本語も同じです。慣用句は、単語だけでは予想もできない意味を持つことがあります。

    「慣用句」として覚える必要がありますので、繰り返し口に出して覚えるようにしましょう。

    海外ドラマや映画などでも度々耳にすることのある、メジャーで使いやすい慣用句をご紹介します。

    So far So good 今のところ順調

    So far So good 今のところ順調

    仕事や交際・作業など様々なシチュエーションで使えます。「いい感じだよ」くらいの軽いイメージで使われることが多いです。

    How are things?

    どうだい?

    So far so good.

    今のところ順調だよ。

    How is your work? 

    仕事の調子はどうだい?

    So far so good.

    ここまでは順調だよ。

    この文を疑問形で使うことで、「ここまでは大丈夫?」という意味になります。

    イメージとしては、「Do you have any question?」や「Make sense?」に近い意味です。

    A:So far, so good?

    ここまでは分かる?

    B:Yeah. I’m OK.

    えぇ。大丈夫です。

    Keep in touch 連絡を取り合う

    Keep in touch 連絡を取り合う

    「連絡を取り合おうね。またね。」といった意味で使われます。メールや手紙の締めの一文として使われるのはもちろん、口語としても非常によく使われています。

    別れ際にサラっと言えたらいいですね。フォーマルな場面でもOKです。

    A:It was nice to meet you. 

    会えてよかったです。

    B:You, too. I’ll keep in touch. 

    こちらこそ。また連絡しますね。

    A:Keep in touch. 

    連絡をとりあおう。

    B:Yes sir, I will. 

    はい。そうします。

    A:Keep in touch! 

    またね!

    B:Will do, take care! 

    うん、気を付けて!

    英語で男性が街灯から飛び降りています。

    A perfect storm 最悪な事体

    A perfect storm 最悪な事体

    嫌なことが立て続けに起きる時などを意味します。日本語の「泣きっ面に蜂がさす」ということわざと似たようなイメージです。

    カジュアルな場面では「ほんと最悪すぎる」といった雰囲気で使われることもあります。

    The perfect storm! My bag was stolen. My wallet, key ware in there.

    最悪な事体だ!バックを盗まれた。財布も鍵も入っていたのに。

    The perfect storm just hit me!

    本当に最悪なことが起きたよ!

    Hit the book 集中して猛勉強する

    Hit the book 集中して猛勉強する

    勉強を意味するstudyは入っていませんが、必死になって勉強をすることをこのような慣用句で表現することができます。

    単純なstudyではなく、テスト前や試験前に猛勉強をする・一生懸命必死に勉強するというニュアンスが含まれます。

    A:It is our exam tomorrow right? 

    明日はテストだよね?

    B:I’m ready to hit the book. 

    猛勉強する準備は出来ているよ。

    A:You should hit the books! 

    一生懸命勉強した方がいいよ。

    B:I know I know. 

    はいはいわかってるよ。

    Get your act together しっかりしなさいよ

    Get your act together しっかりしなさいよ

    相手に喝を入れる時や励ましの言葉として使えます。

    口調によって、厳しいことを言いたい時にでも、ちょっと勇気づけたい時にでも万能に使うことが可能です。自分自身に使うこともあります。

    I need to get it together. 

    しっかりしないと。

    You need to get your act together for her. 

    彼女の為にも、しっかりしないといけないよ。

    A:Get your act together! 

    真面目にやりなさいよ!(しっかりしなさいよ)

    B:I know that. 

    わかってるよ。

    自宅でノートに日本語を書いている若い男性。

    会話

    TaroとKateの会話を見てみましょう。

    Kate:How are things going with her lately?

    最近彼女とはどうなの?

    Taro:So far so good. I was with heruntil a few minutes ago.

    今のところ順調だよ。ちょっと前まで一緒にいたんだ。

    Kate:Tomorrow is a test right? Dating is good, butyou have to study.

    明日はテストよ?デートもいいけど、勉強もね。

    Taro:I’m gonna hit the book tonight.

    夜に猛勉強するさ。

    Kate:Good luck to all of us.

    お互い頑張りましょうね。

    Taro:Yeah. Keep in touch. Say hi to your brother.

    そうだね。じゃあまた。お兄さんにもよろしく。

    Kate:See you.

    またね。

    ポイント

    会話に出てきた単語をおさらいしましょう。

    Lately 最近

    recently が最近のことを部分的に指すのに対して、lately は過去から現在も続いている状況に対して使われることの多い表現です。

    Until a few minutes ago 数分前まで

    Say hi to○○ ○○によろしく

    こちらは友人同士のカジュアルな言い方です。かしこまっていいたい時には、Please send my best regards to ○○といいましょう。

    まとめ

    慣用句をサラりと使えると、かっこいいですよね。テレビや街中でもよく使われる慣用句ばかりを集めましたので「それ、普段あんまり使わない言い回しだよ」とはなりません。自信を持って使ってみてください。

    それではまた、See you!

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