「今、就活中です」と英語で言おうとして、job huntingでよいのか迷ったことはありませんか。面接や内定について話したくても、日本語の表現をそのまま英単語に置き換えるだけでは、現在どの段階にいるのか正確に伝わらないことがあります。
まず覚えたい表現は、日常会話で使いやすい「I’m looking for a job.」です。友人に短く近況を伝えるなら「I’m job hunting.」、活動の進み具合を述べるなら「My job search is going well.」が自然です。この三つを使い分けるだけでも、就職活動について話せる範囲が大きく広がります。
この記事では、仕事探しを始めた段階から、応募、面接、内定、研修、入社までを順番にたどります。主要フレーズには、意味だけでなく、使う場面、間違えやすい形、発音やニュアンスも添えました。英語面接を一人で練習した後、会話相手から具体的な修正を受けたい場合は、英語教室で学ぶ方法もあります。
すべてを一度に暗記する必要はありません。まず自分の状況に合う一文を選び、会社名、業界、職種、時期を入れ替えて声に出してみてください。では、「就職活動」に当たる基本表現から整理していきましょう。
「就職活動」を表す四つの基本表現
- 迷ったときはI’m looking for a job.が使いやすい
- job hunting、job search、job seekingは響きと文中での役割が異なる
就職活動について最初に使えるようにしたいのは、looking for a jobです。理由は、特定の採用制度を前提にせず、「仕事を探している」という現在の行動をそのまま伝えられるからです。学生の就職活動にも、転職活動にも使えます。
job hunting:会話で使いやすい「仕事探し」
job huntingは、求人を調べる、応募する、面接を受けるといった一連の仕事探しを表します。日本の大学生が行う就活だけに限定されず、卒業後の求職や転職のための仕事探しにも使われます。
- フレーズ
- I’m job hunting right now.
- 日本語訳
- 今、就職活動中です。
- 使う場面
- 友人や知人から近況を聞かれ、仕事探しをしていると短く伝える場面で使えます。
- 注意点・誤用例
- 通常はI’m doing job hunting.ではなく、I’m job hunting.と言います。startと組み合わせる場合はI started job hunting.が自然です。
- 発音・ニュアンス
- jobの語尾とhuntingの先頭を切り離しすぎず、「ジョブ・ハンティング」と滑らかにつなげます。日常的で、堅苦しさの少ない響きです。
期間を加えるなら「I’ve been job hunting for three months.」で「3か月間、仕事を探しています」と言えます。始めた時点ではなく、過去から今まで続いている活動を表すため、have beenと相性のよい表現です。
job search:活動の進捗や方針を表す名詞
job searchは、仕事を探す過程や活動全体を示す名詞表現です。「順調です」「特定の業界を中心にしています」のように、進捗や方針を説明するときに便利です。
- フレーズ
- I’m focusing my job search on international companies.
- 日本語訳
- 国際的な企業を中心に仕事を探しています。
- 使う場面
- キャリア支援の担当者や知人に、応募先の方針を説明するときに使えます。
- 注意点・誤用例
- search jobのように語順を逆にしません。動詞ならsearch for a job、名詞ならjob searchと覚えます。
- 発音・ニュアンス
- searchの語尾は「チ」を強く加えず、舌を奥に引いた音で終えます。会話にも文章にもなじみやすい中立的な表現です。
job seeking:やや改まった「求職」
job seekingやseek employmentは、求人案内、雇用支援、応募文書などで見かける改まった表現です。自己紹介で「就活生です」と言うだけなら、I’m a job seeker.よりも、I’m a university student looking for a job.のほうが状況を具体的に伝えられます。
たとえば「I’m seeking an entry-level position in the hospitality industry.」なら、「接客業界で未経験者向けの職を探しています」という意味です。seekの後ろにはforを付けず、seek a positionまたはseek employmentとします。
looking for a job:迷ったときの基本形
- フレーズ
- I’m looking for a job where I can use English.
- 日本語訳
- 英語を使える仕事を探しています。
- 使う場面
- 日常会話、交流会、知人への相談など、幅広い場面で使えます。where以下を変えると希望条件も伝えられます。
- 注意点・誤用例
- 一般的な「仕事」を表すworkは通常数えないため、I’m looking for a work.とは言いません。a jobまたはworkを使います。
- 発音・ニュアンス
- looking forは会話で「ルッキンフォー」に近く滑らかにつながります。ゆっくり練習するときも、forだけを強く読まないようにします。
jobは数えられるのでa jobと言えますが、一般的な仕事を指すworkとemploymentは通常数えません。「仕事を探しています」はI’m looking for a job.、I’m looking for work.、I’m seeking employment.のいずれかにします。

四つの違いが分かったら、次は「日本の就活」を海外の相手にどう説明するかを見ていきます。ここでは、単語の正しさだけでなく、制度の背景を補うことが大切です。
日本の「就活」を英語で説明する方法
- job huntingだけでは日本の新卒採用の仕組みまで伝わらない
- 対象者、時期、活動内容、内定の順で補うと分かりやすい
日本の就活を説明するときは、job huntingの一語で終えず、卒業前に行う活動だと補うのが要点です。英語のjob huntingは、学生の一斉採用だけでなく、転職や離職後の仕事探しも含む広い表現だからです。
説明の順番は、「誰が」「いつ」「何をするか」「いつ採用の申し出を受けるか」とすると伝わりやすくなります。制度の細部を一文に詰め込まず、短い文を重ねるのが安全です。
- フレーズ
- In Japan, many university students start looking for jobs before graduation. They attend company information sessions, submit application forms, and go through several interviews.
- 日本語訳
- 日本では、多くの大学生が卒業前に仕事探しを始めます。会社説明会に参加し、応募書類を提出し、複数回の面接を受けます。
- 使う場面
- 海外の友人や同僚から、日本の大学生の就職活動について尋ねられた場面に向いています。
- 注意点・誤用例
- company information sessionは日本の会社説明会に近い表現ですが、相手が同じ制度を知っているとは限りません。必要なら「a session where companies explain their work and recruitment process」と補います。
- 発音・ニュアンス
- graduationは「グラジュエイション」に近く、中央のeiに強勢があります。go throughは「経験する」「一連の過程を通る」という意味です。
大学3年生は、国際的に分かりやすく言うならa third-year university studentです。米国で使われるjuniorは便利ですが、教育制度や呼び方が異なる地域もあります。相手の国が分からない場面ではthird-year studentのほうが誤解を減らせます。
「多くの大学3年生が準備を始めます」は、Many third-year university students begin preparing for their job search.と言えます。prepare forの後ろにjob searchを置き、応募前の業界研究や書類準備も含む形にしています。
文化の違いを決めつけずに伝える
英語圏といっても、採用時期や応募方法は国、地域、業界、企業によって異なります。そのため、「海外では全員がいつでも応募する」のように一般化せず、「日本ではこのような形がよく見られる」と説明するほうが適切です。
Japanese companies often recruit new graduates on a set schedule.は、「日本企業は一定の日程に沿って新卒者を募集することがよくあります」という意味です。oftenを使うことで、すべての企業が同じだと断定するのを避けられます。
「就活中の大学生です」を自然に言う
- フレーズ
- I’m a final-year university student currently applying for full-time positions.
- 日本語訳
- 私は現在、正社員の職に応募している大学最終学年の学生です。
- 使う場面
- 交流会や自己紹介で、学生であることと現在の応募状況を同時に伝えたい場面で使えます。
- 注意点・誤用例
- 就活生を一語にしようとしてjob-hunting studentと無理に名詞化するより、student looking for a jobやstudent applying for positionsと行動を説明します。
- 発音・ニュアンス
- currentlyは「現在」という改まった響きを加えます。会話で軽く言うならI’m in my final year and looking for a full-time job.でも自然です。
文化的な背景まで伝えられたら、次は自分が就職活動のどの段階にいるかを表してみましょう。求人を見ている段階と、面接結果を待っている段階では、選ぶ動詞が変わります。
就活中の状況を段階別に伝える英語
- 調査、応募、面接、結果待ちの順に動詞を選ぶ
- apply to a companyとapply for a positionを区別する
就活中であることを詳しく伝えるには、今している行動を動詞で示します。「求人を調べています」「複数の職に応募しています」「返事を待っています」と言えば、job huntingだけより状況が鮮明になります。
始めたばかり・求人を調べている
- I just started looking for a job./仕事を探し始めたところです。
- I’ve just started my job search./就職活動を始めたばかりです。
- I’m researching potential employers./応募先の候補となる企業を調べています。
- I’m checking job listings online./オンラインで求人情報を確認しています。
- I’m looking for openings in the travel industry./旅行業界の求人を探しています。
job openingまたはopeningは「求人」「空いている職」を指します。「御社に求人はありますか」はAre there any job openings at your company?と尋ねられます。ただし、突然この質問だけをすると直接的に響くことがあるため、問い合わせでは募集ページを確認したうえで尋ねると丁寧です。
会社や職種に応募している
- フレーズ
- I applied to the company for an entry-level sales position.
- 日本語訳
- その会社の未経験者向け営業職に応募しました。
- 使う場面
- どの会社の何の職に応募したかを、一文で具体的に伝える場面で使います。
- 注意点・誤用例
- 会社にはapply to、仕事や職種にはapply forを使います。I applied for the company.とすると、会社自体を職のように扱った不自然な形になります。
- 発音・ニュアンス
- applyは後半のplyを強く読みます。entry-levelは、実務経験が少ない人も対象になりやすい職位を表し、日本語の「新卒採用」と常に同じではありません。
応募が続いているなら、I’m applying for several positions.と言えます。提出済みであることを強調する場合は、I’ve submitted applications to several companies.が適しています。applicationは応募そのものや応募書類一式を指します。
applyは前置詞で対象が変わります。apply to a companyは「会社に応募する」、apply for a jobは「仕事に応募する」です。両方を入れるならapply to a company for a positionという順番にします。
面接選考中・結果を待っている
- I’m interviewing with several companies./複数の企業の面接を受けています。
- I’m in the interview process with two companies./2社の面接選考中です。
- I passed the first interview./一次面接に通過しました。
- I have a final interview next week./来週、最終面接があります。
- I’m waiting to hear back from the company./企業からの返事を待っています。
hear back fromは、「相手から返事を受け取る」という会話的な表現です。返事の方法がメールか電話かにかかわらず使えます。I haven’t heard back yet.なら「まだ返事を受け取っていません」となります。
順調なとき・難航しているとき
- フレーズ
- My job search is going well. I have a few interviews lined up.
- 日本語訳
- 就職活動は順調です。面接の予定がいくつか入っています。
- 使う場面
- 家族、友人、支援担当者から進み具合を尋ねられたときに使えます。
- 注意点・誤用例
- lined upは、面接が列に並んでいるという直訳ではなく、予定が組まれている状態です。正式決定していない予定には安易に使わないようにします。
- 発音・ニュアンス
- going wellはgoingとwellを滑らかにつなげます。順調であることを穏やかに伝える表現で、過度な自信には聞こえにくい言い方です。
難航している場合は、My job search isn’t going very well.やI haven’t found the right position yet.が使えます。後者は「まだ自分に合う職が見つかっていません」という意味で、必要以上に悲観的な印象を与えず、活動が続いていることを示せます。
段階ごとの言い方を押さえたら、次は結果を表す表現です。「内定をもらった」と「内定を承諾した」と「働き始めた」は、英語では別の出来事として表します。
内定・採用・入社を区別して伝える
- 内定はjob offer、承諾はaccept、採用はbe hiredで表す
- joinは入社の出来事、work forは勤務している状態を示す
就職が決まったことを話すときは、どの段階まで進んだかを区別します。job offerを受け取っただけなら、まだ承諾していない可能性があります。実際に働き始めたことまで意味するわけでもありません。
内定を受け取る・承諾する・辞退する
- フレーズ
- I received a job offer and decided to accept it.
- 日本語訳
- 内定を受け取り、承諾することに決めました。
- 使う場面
- 内定の連絡を受けただけでなく、その職に就く意思を決めたことまで伝える場面です。
- 注意点・誤用例
- I got an offer.だけでは、承諾したかどうかまでは分かりません。承諾済みならaccepted the offerを加えます。
- 発音・ニュアンス
- offerは最初の音節を強く読みます。receivedはgotより改まった響きがあり、仕事上の報告にも使いやすい表現です。
- I got a job offer./内定をもらいました。
- The company offered me a position./その会社から採用の申し出を受けました。
- I accepted the job offer./内定を承諾しました。
- I decided to decline the offer./内定を辞退することにしました。
- I turned down the job offer./採用の申し出を断りました。
declineはやや改まった表現で、turn downは会話的です。応募先へ辞退を連絡する場合は、感謝を示したうえで丁寧に伝える必要があります。単にI don’t want the job.と言うと、理由がどうであれ強く失礼に聞こえやすくなります。
日本の「内々定」のような正式手続き前の連絡は、完全に一致する一語へ置き換えず、I received an informal job offer, and the formal offer will come later.のように状況を説明します。
get a job・find a job・land a job
get a jobは「仕事を得る」、find a jobは「仕事を見つける」という結果を表します。land a jobは、希望していた職や競争のある職を得た喜びが感じられる口語表現です。
- I got a job at a software company./ソフトウェア会社に就職しました。
- I finally found a job that suits me./ようやく自分に合う仕事が見つかりました。
- I landed a job in the travel industry./旅行業界の職を得ました。
会社にはat、分野や職種にはinを使うのが基本です。get a job at a bankなら「銀行に就職する」、get a job in financeなら「金融分野で職を得る」となります。
採用された・入社する・勤務している
- フレーズ
- I was hired as a sales representative, and I’ll join the company after graduation.
- 日本語訳
- 営業担当者として採用され、卒業後に入社します。
- 使う場面
- 採用された役職と、実際に入社する時期を分けて報告する場面で使えます。
- 注意点・誤用例
- 自分が採用されたなら受け身のI was hired.を使います。I hired the company.では「私がその会社を雇った」という別の意味になります。
- 発音・ニュアンス
- hiredは一音節として滑らかに発音します。be hired by+会社、be hired as+役職という組み合わせを覚えると応用しやすくなります。
join the companyは入社という出来事に目を向けます。work for the companyは、継続してその会社に勤務している状態です。「来月入社します」はI’ll join the company next month.、「商社に勤めています」はI work for a trading company.となります。
結果の違いを区別できたところで、次は面接そのものに進みます。英語面接では、難しい語彙よりも、短い主張と具体例を組み合わせることが重要です。
英語面接で自己紹介・強み・志望理由を伝える
- 自己紹介は現在の立場、専攻、関心の順に短く組み立てる
- 強みには行動や経験を一つ添える
英語面接では、長く話すことより、要点と具体例を結ぶことが大切です。「私の強みはコミュニケーションです」だけで終えると、面接担当者は何を根拠に判断すればよいか分かりません。どのような場面で、どのような行動をしたのかを一文加えます。
自己紹介を始める
- フレーズ
- Thank you for the opportunity to introduce myself. I’m a final-year student majoring in economics, and I’m interested in working with people from different backgrounds.
- 日本語訳
- 自己紹介の機会をいただき、ありがとうございます。私は経済学を専攻する最終学年の学生で、異なる背景を持つ人々と関わる仕事に興味があります。
- 使う場面
- 面接の冒頭で自己紹介を求められたときの基本形です。専攻と仕事への関心を簡潔につないでいます。
- 注意点・誤用例
- 自己紹介で家族構成や私生活を必要以上に広げず、応募職に関係する情報を優先します。暗記した文章を速く読み上げるだけにならないよう、意味の区切りで間を取ります。
- 発音・ニュアンス
- opportunityは最初ではなく、中央付近のtuに強勢があります。全文を一息で言わず、myselfとeconomicsの後に短い間を置きます。
強みを主張と根拠で伝える
強みを伝える基本形は、One of my strengths is+名詞です。その後にFor exampleやDuring my internshipを続け、行動を加えます。経験の規模を誇張せず、自分が実際に説明できる内容を選ぶことが重要です。
- フレーズ
- One of my strengths is listening carefully to others. In group projects, I make sure everyone has a chance to share their ideas.
- 日本語訳
- 私の強みの一つは、相手の話を注意深く聞くことです。グループ活動では、全員が意見を話せるようにしています。
- 使う場面
- 協調性や対話力が求められる職で、強みを行動とともに説明する場面です。
- 注意点・誤用例
- communicationだけでは範囲が広いため、listening、explaining、coordinatingなど、実際の行動に分けます。経験していない実績を加えないようにします。
- 発音・ニュアンス
- strengthsは子音が続くため、最後に不要な母音を加えない意識を持ちます。難しければMy strength is…という単数形から練習して構いません。
ほかにも、I work well as part of a team.は「チームの一員として協力して働けます」、I’m able to stay calm under pressure.は「プレッシャーのある状況でも冷静さを保てます」という意味です。いずれも、後ろに短い経験を添えると内容が具体的になります。
志望理由と貢献をつなげる
- フレーズ
- I’m interested in this position because it matches my skills and career goals. I believe my experience would allow me to contribute to your team.
- 日本語訳
- この職は私の能力と将来の目標に合っているため、関心を持っています。私の経験を生かして、御社のチームに貢献できると考えています。
- 使う場面
- 志望理由を尋ねられ、応募職と自分の能力の接点を示す場面で使います。
- 注意点・誤用例
- 日本語の「御社」に一対一で対応する特別な単語はありません。会話ではyour company、your organization、your team、企業名などを文脈に合わせます。
- 発音・ニュアンス
- contributeは地域によって強勢の置き方に差が見られます。発音の型を一つ選び、文全体ではcontribute to your teamを一まとまりで練習します。

面接用の文章ができたら、実際の会話の流れに入れて練習しましょう。次の章では、質問、回答、聞き返し、面接後の感想までを役割名付きの会話で確認します。
場面別の英会話で就職活動を練習する
- 会話は一文ずつ役割を交代して音読する
- 答えに詰まったときの確認表現も準備する
会話練習では、英文を眺めるだけでなく、役割を交代して音読することが大切です。最初は英文を見ながら読み、次に日本語訳だけを見て英語を再現します。最後に業界や職種を自分用に変えます。
友人に就活の近況を話す
- 会話
- 友人:What have you been up to lately?
学習者:I’ve been job hunting.
友人:How’s it going?
学習者:Pretty well. I have two interviews next week. - 日本語訳
- 友人:最近どうしているの。
学習者:就職活動をしているよ。
友人:調子はどう。
学習者:かなり順調だよ。来週、面接が2件あるんだ。 - 使う場面
- 親しい相手との近況報告です。順調でない場合はIt’s been a little difficult.に入れ替えられます。
- 注意点・誤用例
- How’s it going?は就職活動の進み具合を尋ねています。ここでI’m going to a company.と答えると質問とかみ合いにくいため、It’s going well.などで状態を答えます。
- 発音・ニュアンス
- What have you been up to?は会話では語がつながります。初めはWhat have you/been up toの二つに分け、慣れたら滑らかにつなげます。
面接で強みを伝える
- 会話
- 面接担当者:What would you say is one of your strengths?
学習者:One of my strengths is staying organized. I use a task list and review my priorities at the beginning of each day.
面接担当者:How has that helped you in a team setting?
学習者:It helps me keep track of deadlines and share progress with other team members. - 日本語訳
- 面接担当者:あなたの強みの一つは何だと思いますか。
学習者:強みの一つは、物事を整理して進められることです。作業一覧を使い、毎日の初めに優先順位を確認します。
面接担当者:それはチームでどのように役立ちましたか。
学習者:期限を把握し、ほかのメンバーと進捗を共有するのに役立ちます。 - 使う場面
- 強みを尋ねられ、普段の行動とチームへの利点を順に説明する場面です。
- 注意点・誤用例
- 質問に対して形容詞を一語だけ答えるのではなく、日常的な行動を加えます。ただし、事実と異なる習慣や成果を作らず、自分の経験に合わせて書き換えます。
- 発音・ニュアンス
- organizedは最初のorを強めます。keep track ofは「把握し続ける」というまとまりで、trackだけを強く切らないようにします。
質問が聞き取れなかったとき
質問を聞き取れなかったときは、推測で答え始めるより、丁寧に確認するほうが安全です。Could you please repeat the question?は「質問をもう一度お願いできますか」、Could you clarify what you mean by “leadership”?は「leadershipが何を指すか、もう少し明確にしていただけますか」という意味です。
- フレーズ
- If I understand correctly, you’re asking how I handled a difficult situation. Is that right?
- 日本語訳
- 正しく理解していれば、難しい状況にどう対処したかをお尋ねですね。合っていますか。
- 使う場面
- 質問の一部は理解できたものの、意図を確認してから答えたい場面です。
- 注意点・誤用例
- What?だけで聞き返すと、面接ではぶっきらぼうに聞こえる可能性があります。Could you please…やIf I understand correctly…を使います。
- 発音・ニュアンス
- Is that right?は確認のため語尾を軽く上げます。過度に謝り続けず、一度確認してから落ち着いて回答へ移ります。
面接後の感想を話す
- How did your interview go?/面接はどうでしたか。
- It went better than I expected./思っていたよりうまくいきました。
- I was nervous at first, but I answered all the questions./最初は緊張しましたが、すべての質問に答えました。
- I’m not sure how well I did./どの程度うまくできたか分かりません。
- They said they would contact me next week./来週連絡すると言われました。
- I didn’t make it to the next round./次の選考には進めませんでした。
不採用については、I didn’t get the job.が率直な表現です。改まった言い方ならMy application was unsuccessful.が使えます。The company decided to move forward with another candidate.は、「会社は別の候補者と選考を進めることにした」という婉曲的な表現です。
会話の型が見えてきたら、間違えやすい形を先に修正しておきましょう。小さな前置詞や名詞の扱いを整えるだけで、文がぐっと自然になります。
就職活動の英語で間違えやすいポイント
- 日本語の「する」をそのままdoに置き換えない
- job、work、company、employmentの役割を区別する
自然な英文に近づけるには、日本語の形をそのまま移さないことが重要です。「就活をする」からdo job hunting、「一つの仕事」からa workと考えると、英語では不自然になることがあります。
do job huntingではなくjob huntを動詞として使う
「私は就活をしています」はI’m job hunting.またはI’m looking for a job.です。「来月始めます」はI’m going to start job hunting next month.とします。活動を名詞として改まって述べる場合はI’m conducting a job search.も使えます。
jobは数えられ、workは通常数えない
| 形 | 判定 | 意味 |
|---|---|---|
| I’m looking for a job. | 自然 | 一つの職や勤務先を探している |
| I’m looking for work. | 自然 | 仕事全般を探している |
| I’m looking for a work. | 通常は不自然 | 一般的な仕事の意味ではaを付けない |
workは「作品」という意味では数えられる場合がありますが、就職活動で仕事全般を指すときは不可算名詞として扱うのが基本です。employmentも通常は不可算なので、I’m seeking employment.とし、an employmentとはしません。
会社を探すのか、会社での仕事を探すのか
I’m looking for a company.だけでは、就職先、取引先、委託業者など、何のための会社を探しているのかが明確ではありません。就職活動ならI’m looking for a job at an international company.のように、jobを中心にします。
自分をアピールする表現
I couldn’t promote myself.でも意味を推測できる可能性はありますが、面接について話すならI couldn’t present my strengths clearly.が具体的です。ほかにI couldn’t explain what I could bring to the company.やI didn’t highlight my experience effectively.も使えます。
sell yourselfは面接で自分の価値を示す意味でも使われますが、直接的な響きがあります。改まった場面ではpresent my strengthsやhighlight my skills and experienceを選ぶと穏やかです。
these yearsではなくin recent years
「近年、就職市場の競争が激しくなっています」はThe job market has become more competitive in recent years.と表せます。these yearsは、日本語の「近年」を直接置き換えたように響きやすいため、in recent yearsを一まとまりで覚えます。
ここまでで表現の選び方と誤用を確認できました。次は、覚えた英文を本番で取り出せるようにする練習です。読むだけで終わらせず、短時間でも声、録音、書き換えを組み合わせます。
発音練習と一人でできる実践メニュー
- 意味の区切り、強く読む語、語のつながりを順に練習する
- 自分の情報へ書き換え、録音で伝わり方を確認する
就職活動の英文は、単語を一つずつ完璧に読むより、意味のまとまりで話すほうが聞き手に伝わりやすくなります。まず短く区切り、次に大切な語を少し強くし、最後に語と語を滑らかにつなげます。
三段階で一文を練習する
練習文は「I’m looking for a position where I can use my English communication skills.」です。意味は「英語での意思疎通能力を使える職を探しています」となります。
- 区切る:I’m looking for a position/where I can use/my English communication skills.
- 大切な語を強くする:looking、position、use、English communication skillsを少し強く読む。
- つなげる:looking forを滑らかにつなぎ、where I can useを一まとまりにする。
強く読むといっても、すべての語を大声にする必要はありません。内容を担う語を少し長く明瞭にし、a、for、I、canなどは文脈に応じて軽くします。伝わりやすさを優先し、自分が無理なく再現できる速さで練習してください。
面接回答を自分用に書き換える
次のひな型の角括弧部分を、自分の事実に合わせて変更します。「I’m interested in [position] because [reason]. One of my strengths is [strength]. For example, [experience].」という三文です。
- position:sales、customer support、engineering、hospitalityなど
- reason:it matches my interests、I can use my language skillsなど
- strength:careful listening、organization、teamworkなど
- experience:授業、アルバイト、活動、インターンシップなどの事実
経験が華やかである必要はありません。面接担当者が知りたいのは、何を考え、どう行動し、何を学んだかです。役職や成果を大きく見せるより、自分の言葉で追加質問に答えられる内容を選びます。
録音で確認する項目
- 一文が長すぎて途中で息が切れていないか。
- 応募職や強みなど、大切な語が聞き取れるか。
- 暗記を急いで、不自然に速くなっていないか。
- 語尾が小さくなり、結論が消えていないか。
- 同じ言葉を何度も言い直していないか。
録音を聞くときは、発音の細部を一度に直そうとしないことが大切です。最初は一文の長さ、次は強く読む語、その次は語のつながりというように、確認項目を一つに絞ります。修正後にもう一度録音すると、変化を自分で確認できます。

七回の練習で定着させる流れ
- 基本表現四つを読み、違いを自分の言葉で確認する。
- 現在の就活段階を一文で書く。
- 応募したい職種を入れて三回音読する。
- 自己紹介を三文に整えて録音する。
- 強みと具体例を一つずつ加える。
- 面接担当者役の質問を読み、資料を見ずに答える。
- 内定、入社、研修の表現を使って将来の予定を話す。
一回の練習で多くを詰め込むより、同じ核となる表現を少しずつ変えるほうが、必要な場面で取り出しやすくなります。たとえばI’m looking for a job.を、I’m looking for a full-time job.、I’m looking for a job in sales.、I’m looking for a job where I can use English.へ広げます。
自分だけでは、言い方が場面に合うか、聞き返しが丁寧かを判断しにくいこともあります。その場合は、練習した回答を用意したうえで会話相手に確認してもらうと、修正点を具体化しやすくなります。
最後に、就職活動の英語で生じやすい疑問を確認します。答えを読んだ後、自分の状況を表す一文を声に出せれば、知識を実際の会話へ移しやすくなります。
就職活動の英語に関するQ&A
- 迷ったら簡単で具体的な文を選ぶ
- 就活の段階を一文加えると誤解を減らせる
就職活動の英語では、一つの日本語に複数の候補があります。大切なのは唯一の訳語を探し続けることではなく、自分の状況が伝わる文を選ぶことです。
「就職活動中です」は英語で何と言いますか?
幅広い場面で使いやすいのはI’m looking for a job.です。友人との会話で短く伝えるならI’m job hunting.、活動の進み具合を話すならI’m in the middle of my job search.も使えます。
「就活生」はjob seekerでよいですか?
job seekerは求職者を表しますが、日本の大学生として状況を伝えるならI’m a university student looking for a job.やI’m a final-year student applying for full-time positions.のほうが具体的です。
「内定をもらいました」と「採用されました」はどう使い分けますか?
内定という採用の申し出を受けた段階はI received a job offer.と表せます。会社が自分を採用した事実に重点を置くならI was hired.、内定を承諾したならI accepted the job offer.です。
「就職活動を始める」は英語で何と言いますか?
start looking for a job、start job hunting、begin a job searchが使えます。会話ではI’ll start looking for a job after the summer break.のように、開始時期を加えると自然です。
「就職活動を休んでいます」は英語で何と言いますか?
I’m taking a break from job hunting.と言えます。一時的に保留していることを示すならI’ve put my job search on hold for now.も使えます。
「英語を使う仕事に就きたい」はどう表現しますか?
I want a job where I can use English.が簡潔です。希望する職を探している段階ならI’m looking for a position that requires English communication skills.とも言えます。
面接で質問を聞き取れなかったら、どう聞き返しますか?
Could you please repeat the question?と丁寧に依頼できます。一部を理解できた場合はIf I understand correctly, you’re asking about my teamwork experience. Is that right?のように確認します。
「入社します」と「勤務しています」は同じ英語ですか?
同じではありません。入社という出来事はI’ll join the company.、働き始めることはI’ll start working for the company.、現在勤務している状態はI work for the company.と表せます。
今日から使える就職活動フレーズ
- 現在地、応募先、次の予定の三つを英語で言えるようにする
- まず一文を選び、自分の情報へ置き換えて音読する
最初に使う一文は、I’m looking for a job.で十分です。そこへin sales、at an international company、where I can use Englishなどを加えると、希望を具体化できます。
- I’m looking for a full-time job./正社員の仕事を探しています。
- I’m applying for several positions./複数の職に応募しています。
- I have a final interview next week./来週、最終面接があります。
- I’m waiting to hear back from the company./企業からの返事を待っています。
- I received a job offer./内定をもらいました。
- I accepted the offer./内定を承諾しました。
- I’ll start working after graduation./卒業後に働き始めます。
- I’ll receive on-the-job training first./最初に実地研修を受けます。
研修については、I’ll attend a new employee orientation.で「新入社員向けのオリエンテーションに参加します」、I’ll take on my regular duties after the training.で「研修後に通常業務を担当します」と言えます。仕事への期待を話すならIt sounds like a rewarding job.も便利です。
今日の練習では、「今の状況」「探している職」「次の予定」を一文ずつ作ってみてください。たとえば、I’m currently job hunting.、I’m looking for a position in customer support.、I have an interview next week.の三文です。
日本の就活を説明するときは、job huntingだけで終えず、応募や面接の段階を一文加えます。I’m currently job hunting and interviewing with several companies.なら、「現在就職活動中で、複数の企業の面接を受けています」と具体的に伝えられます。
内定後なら、I received a job offer and will start working after graduation.が使えます。単語を増やす前に、自分に必要な数文を何度も使い、質問されたときに落ち着いて取り出せる状態を目指しましょう。

