飲酒や喫煙だけでなく、契約を交わす時やチケットを購入する時など、年齢が関わってくるシーンはいくつもあります。
「以下」と「未満」の違いなど間違えやすいポイントをおさえながら、年齢制限についての英語表現を学んでいきましょう。
年齢制限は英語で“Age limit”
「年齢制限」という単語を英語にすると、年齢:age に制限を表す limit や restrictions を組み合わせて、“Age limit”や“Age restrictions”と表現します。
年齢制限があるかどうかを尋ねる時には、以下のフレーズが定番です。
What’s the age limit?
Is there any age limit?
また、アミューズメント施設のアトラクションなどには「年齢制限はありません」という意味で“There are no age limit.”と表記されていることがあります。
飲酒や喫煙に関する年齢制限は、国によってボーダーラインが異なります。日本人は渡航先でも、国内にいる時と同じように20歳未満の飲酒喫煙は法律により禁じられているので注意してください。
会話
TomとJesseが会話をしています。
Tom:Yesterday, Isaw a movie that is the topic right now.
昨日、あの話題の映画見てきたよ。
Jesse:That is PG-12, right?
あの、PG-12指定のやつ?
Tom:Yes. But nothing special.It was a good movie overall.
そうそう。別に普通だったけどね。映画としてはとても良かったよ。
Jesse:So,that’s why they have restriction?
じゃあ、なんで制限がかかってるんだろう?
Tom:Umm. There were a little bit of violent scenes.
あ~ちょっと暴力シーンとかあったからかも。
Jesse:Isee.
なるほどね。
ポイント
出てきた単語や表現をおさらいしましょう。
Overall 全体的に/全体として
Violent scenes 暴力的なシーン
Scenes の代わりに、Expressions(表現)が使われることもあります。
映画観覧の年齢制限に関しては、Restrict の頭文字をとって「R-12」や「R-18」と表記されています。
また、保護者の判断に委ねられ、同伴であれば観覧可という意味で「PG-12(Parental Guidance)」という表現もあります。
年齢制限に関する「以上・以下・未満」
《15歳以上》
- 15 years old or older
- 15 years old or more
- 15 years old or over
(or を and に変えてもよい)
以上は、old・more・over の3単語を使って表現することができます。
「15歳 or それ以上」もしくは「15歳 and それ以上」という表現をすることで「15歳以上」と表現することができます。
《15歳以下》
- 15 years old or under
- 15 years old or less
- 15 years old or below
(or を and に変えてもよい)
以下は、under・less・below の3単語を使って表現していきます。
こちらも以上の時と同じように「15歳 or それ以下」もしくは「15歳 and それ以下」と表現することで15歳を含んだ「15歳以下」という意味を伝えることができます。
《15歳未満》
- Under 15 years old
- Below 15 years old
- Younger than 15 years old
- Less than 15 years old
一方で未満については15歳を含みません。そのため、以上や以下のように「15 years or」や「15 years old and」の部分を削ることで未満という意味を表すことができます。
上記の全てに共通しますが、文脈でわかりそうなシチュエーションであれば years old を省略することも多々あります。
15 or older
15歳以上
15 years or below
15歳以下
Below 15
15歳未満
まとめ
年齢制限に関する色々な英語表現は覚えられましたか?
日本語でも、以下・以上・未満の表現は、日本語よりもバリエーションが豊富なので、始めは覚えるのが大変かもしれません。自分の言いやすいフレーズを覚えてスムーズに使えるようにしましょう。
それではまた See you!