「家事は英語でhouseworkと言えばよい」と覚えたものの、洗濯やゴミ出しを頼もうとすると言葉が出てこない。そんな経験は珍しくありません。英語では、家事全体と一つひとつの作業で使う言葉が異なり、さらに動作に合わせてdo、make、clean、wash、put、takeなどを選びます。
先に押さえたいのは、家事全般ならhousework、個別の家事ならchoreまたはchoresが基本だという点です。そのうえで、do the laundry、wipe the table、take out the trashのように、動詞と作業をセットで覚えると、生活の中ですぐに使える表現になります。
この記事では、掃除・洗濯・料理・買い物・ゴミ出しの言い方に加え、家族や同居人への頼み方、分担の相談、進み具合の確認まで扱います。発音や間違えやすい形も確認できるので、読み終えたら自宅の家事を英語で実況してみてください。会話練習を継続したい場合は、英語教室で、生活場面を想定した練習を取り入れる方法もあります。
最初に知りたい「家事」を表す英語の違い
- houseworkは家事全般をひとまとまりとして表す
- choreは数えられる個別の作業、housekeepingは維持管理や業務にも使う
家事を英語で話す第一歩は、houseworkとchoresを区別することです。houseworkは掃除、洗濯、料理などをまとめた「家事全般」で、通常は数えない名詞として扱います。個々の作業を数えたいときはchoresを使います。
housework:家事全般
houseworkは家庭内で行う仕事を集合的に捉える語です。「家事をする」はdo housework、「家事を手伝う」はhelp with the houseworkが基本です。workと同様に数えないため、a houseworkやhouseworksとはしません。
- フレーズ
- I have a lot of housework to do today.
- 日本語訳
- 今日はやるべき家事がたくさんあります。
- 使う場面
- その日に掃除や洗濯など複数の家事が残っていると伝える場面です。
- 注意点・誤用例
- I have many houseworks.とはしません。量が多い場合はa lot of housework、個別の作業が多い場合はmany choresを使います。
- 発音・ニュアンス
- houseworkは「ハウス・ワーク」に近く、二語を切り離しすぎず一続きに発音します。家事を一つの仕事のまとまりとして伝える語です。
chore・chores:個別の家事や日課
choreは、定期的に行う必要がある作業や雑用を表す数えられる名詞です。一つならa chore、複数ならchoresとなります。少し面倒な仕事という響きを持つことがありますが、家庭内の担当作業を指す普通の語としても使われます。
- フレーズ
- We have several chores to do before dinner.
- 日本語訳
- 夕食前にする家事がいくつかあります。
- 使う場面
- 食器洗い、片付け、ゴミ出しなど、数えられる複数の作業がある場面です。
- 注意点・誤用例
- 一つの担当ならone of my chores、複数の担当全体ならmy choresとします。houseworkのような数えない語とは扱いが異なります。
- 発音・ニュアンス
- choreは「チョア」に近く、choresでは語尾に有声音の「ズ」が加わります。必要だから行う日課という感覚があります。
household choresとhousekeeping
household choresは「家庭内の個別作業」という意味で、職場の雑用などと区別したいときに明確です。We share the household chores equally.なら「私たちは家事を平等に分担しています」となります。単なるchoresでも、家庭について話していることが明らかなら十分に通じます。
housekeepingは家や施設を清潔で整った状態に保つ活動を指し、ホテルの客室清掃や家事代行の業務にも使われます。ホテルでHousekeeping.と名乗る人は客室清掃係です。家庭で「今日は家事をする」と言うなら、do houseworkが自然です。

語の違いが分かったら、次は実際の作業名です。家事の英語は、名詞を単独で暗記するより、動詞との組み合わせで覚えるほうが会話につながります。
do・make・clean・washを家事に合わせて選ぶ
- 決まった作業にはdo、作り上げる動作にはmakeを使う
- cleanは清潔にする、washは水で洗う、wipeは表面を拭く動作
日本語の「する」を一語ずつ訳すのではなく、動詞と目的語を一つのフレーズとして覚えるのが近道です。do the laundryは洗濯、make the bedはベッドを整える、take out the trashはゴミ出しというように、よく使う組み合わせには一定の型があります。
doを使う組み合わせ
- do housework:家事をする
- do the laundry:洗濯する
- do the dishes:食器を洗う
- do the cleaning:掃除をする
- do the ironing:アイロンがけをする
- do a load of laundry:洗濯機を一回分回す
doは作業、仕事、日課を行うときに広く使われます。I’ll do the dishes after dinner.なら「夕食後に私が食器を洗います」です。食器を水で洗う動作に意識を向けるならwash the dishesも自然ですが、日課としての食器洗いにはdo the dishesがよく合います。
makeを使う組み合わせ
- make breakfast:朝食を作る
- make dinner:夕食を作る
- make the bed:ベッドを整える
- make a shopping list:買い物リストを作る
- make room:場所を空ける
makeは、何かを作ったり、一定の状態に整えたりするときに使います。夕食を用意するならmake dinnerですが、家事全般をするという意味でmake houseworkとは言いません。do houseworkとmake dinnerを対にして覚えると混同しにくくなります。
clean・wash・wipe・scrubの違い
cleanは汚れを取り除いて清潔にすることを広く表します。washは水や洗剤を使って洗う動作、wipeは布や紙で表面を拭く動作です。scrubは力を入れてこすり洗いするため、浴槽や焦げ付きなど、落ちにくい汚れに向いています。
- フレーズ
- Could you wipe down the kitchen counter?
- 日本語訳
- キッチンカウンターを全体的に拭いてくれる?
- 使う場面
- 調理後に、カウンターの表面を端から端まできれいにしてほしい場面です。
- 注意点・誤用例
- wash the counterでも状況によっては伝わりますが、水で洗い流す印象が強くなります。布で表面を拭くならwipeまたはwipe downが明確です。
- 発音・ニュアンス
- wipeは「ワイプ」に近い一音節です。wipe downには表面全体をしっかり拭く感覚があります。
「家事を作る」という発想でmake houseworkとは言いません。家事全般はdo housework、夕食はmake dinner、ベッドを整える場合はmake the bedです。
掃除と片付けの英語は「汚れ」と「散らかり」を分ける
- cleanは汚れを取り、tidy upは散らかった物を整える
- 掃除方法をvacuum、sweep、mopなどで具体的に伝える
部屋の「掃除」を自然に表すには、今どのような状態なのかを考えます。ほこりや汚れを取るならclean、床の物や服を元の場所へ戻すならtidy upです。両方必要ならtidy up and clean the roomと続けて言えます。
掃除で使う動作
- clean the living room:リビングを掃除する
- vacuum the floor:床に掃除機をかける
- sweep the floor:床をほうきで掃く
- mop the floor:床をモップで拭く
- dust the shelves:棚のほこりを払う
- scrub the bathtub:浴槽をこすり洗いする
- clean the windows:窓を掃除する
- change the sheets:シーツを交換する
片付けで使う動作
- tidy up the room:部屋を片付ける
- put things away:物を元の場所にしまう
- pick up the toys:おもちゃを拾って片付ける
- organize the closet:クローゼットを整理する
- clear the table:テーブルの上を片付ける
- clean up the mess:散らかった状態を片付ける
clean upは、汚れを落とす意味と、散らかった物を片付ける意味の両方で使われます。Let’s clean up the kitchen.なら、キッチンを片付けてきれいにしようという広い意味になります。何をしてほしいか正確に伝えたいときは、wipe the counterやput the dishes awayのように動作を指定しましょう。
- フレーズ
- I need to tidy up and clean the living room before our guests arrive.
- 日本語訳
- お客さんが来る前に、リビングを片付けて掃除する必要があります。
- 使う場面
- 来客前に、散らかった物の収納と汚れを取る掃除の両方が必要な場面です。
- 注意点・誤用例
- 物をしまうだけならcleanよりtidy upが具体的です。汚れを取らずに整理した場合、I tidied up my room.が合います。
- 発音・ニュアンス
- tidy upは「タイディ・アップ」に近く、会話では語末と次の母音がつながります。見た目を整える軽快なニュアンスがあります。
掃除の指示は、場所と方法を組み合わせると具体的になります。Could you vacuum the living room while I clean the kitchen?なら、「私がキッチンを掃除している間に、リビングへ掃除機をかけてくれる?」です。場所・動作・期限の三つを意識すると行き違いが減ります。
洗濯を工程ごとに英語で言ってみる
- do the laundryは分別から収納までを広く含められる
- 一回分はa load of laundry、個々の衣類はclothesで表す
洗濯全体ならdo the laundryで十分ですが、家庭内では「洗った後に干す」「乾いた服をたたむ」といった工程の確認が必要です。そこで、一連の流れを動詞で区切ると、頼みたい内容が明確になります。
- sort the laundry:洗濯物を色や素材で分ける
- load the washing machine:洗濯機に洗濯物を入れる
- run the washing machine:洗濯機を回す
- hang out the laundry:洗濯物を干す
- bring inまたはtake in the laundry:洗濯物を取り込む
- fold the laundry:洗濯物をたたむ
- iron the clothes:衣類にアイロンをかける
- put the laundry away:洗濯物を収納する
laundryは通常、数えない名詞です。「洗濯を一回した」はI did a load of laundry.、「二回分ある」はI have two loads of laundry to do.と言います。一枚ずつの衣類を指すならclothesやitems of clothingを使います。
- フレーズ
- I haven’t folded the laundry yet.
- 日本語訳
- まだ洗濯物をたたんでいません。
- 使う場面
- 洗濯と乾燥は終わっているものの、たたむ工程が残っていると伝える場面です。
- 注意点・誤用例
- I haven’t folded a laundry.とはしません。特定の洗濯物全体なのでthe laundryを使います。
- 発音・ニュアンス
- foldedは「フォウルディド」に近く、foldの最後の音と-edを分けて発音します。yetは否定文の末尾で「まだ」という未完了感を示します。
イギリス英語ではdo the washingも洗濯の意味で使われます。また、乾燥機に入れるならput the clothes in the dryer、物干しから取り込むならbring the laundry inが分かりやすい表現です。地域や住環境によって干し方が違っても、動作を具体的に述べれば伝わります。
料理・食器洗い・買い物・ゴミ出しの必須表現
- 料理ではmake、cook、prepareを目的に合わせて選ぶ
- 買い物やゴミ出しはpick up、run low on、take outなどの句で覚える
料理と食事の準備
cookは加熱を伴う調理に意識が向き、make dinnerは夕食を用意することを広く表します。prepare a mealは食材の準備から盛り付けまでを含められる、やや改まった表現です。日常会話ではWhat are we making for dinner?「夕食は何を作る?」が使いやすいでしょう。
- chop vegetables:野菜を刻む
- slice an onion:玉ねぎを薄切りにする
- peel a potato:ジャガイモの皮をむく
- boil water:湯を沸かす
- stir the soup:スープをかき混ぜる
- heat up the leftovers:残り物を温める
- set the table:食卓を整える
- clear the table:食後にテーブルを片付ける
- フレーズ
- I’ll make dinner if you set the table.
- 日本語訳
- あなたが食卓を整えてくれるなら、私が夕食を作ります。
- 使う場面
- 食事の準備を二人で分担し、自分が料理を担当すると申し出る場面です。
- 注意点・誤用例
- set the tableはテーブルそのものを設置する意味ではなく、皿やカトラリーを並べて食卓を整える表現です。
- 発音・ニュアンス
- make dinnerではmakeをやや強く発音します。if以下は取引を突き付ける形ではなく、協力の提案として穏やかに言えます。
食器洗いと食洗機
- wash the dishes:食器を水や洗剤で洗う
- do the dishes:家事として食器洗いをする
- rinse the dishes:食器をすすぐ
- dry the dishes:食器を拭く、乾かす
- put the dishes away:食器をしまう
- load the dishwasher:食洗機に食器を入れる
- run the dishwasher:食洗機を動かす
- unload the dishwasher:食洗機から食器を出す
食洗機から食器を出す動作はunload the dishwasherです。uploadはデータを送信する意味なので、食洗機には使いません。食器を入れるときはload、取り出すときはunloadと対で覚えます。
買い物と日用品の補充
go shoppingは買い物全般、go grocery shoppingは食料品の買い出しです。帰宅途中などに何かを買ってきてほしい場合はpick upが便利です。Could you pick up some milk on your way home?で「帰りに牛乳を買ってきてくれる?」となります。
在庫が少ないならWe’re running low on rice.、完全に切らしているならWe’re out of dish soap.と言います。run low onは残り少ない状態、be out ofは在庫がない状態です。買った後はput the groceries away「食料品をしまう」まで言えると、家事の流れを表現できます。
ゴミ出しと分別
- take out the trash:室内のゴミを外へ出す
- put out the trash:回収場所へ出しておく
- empty the trash can:ゴミ箱を空にする
- replace the trash bag:ゴミ袋を交換する
- sort the recycling:資源ゴミを分別する
- separate the bottles and cans:瓶と缶を分ける
アメリカ英語ではtrashやgarbage、イギリス英語ではrubbishがよく使われます。Can you take out the trash before you leave?なら、「出かける前にゴミを出してくれる?」です。ゴミ箱を空にした後の袋交換まで頼むなら、And please replace the bag.と付け加えます。
家事を丁寧に頼む英語と強さの違い
- Can youは日常的、Could youはより控えめな依頼になる
- 作業だけでなく期限や理由を添えると行き違いが減る
家族や同居人への依頼でも、命令形だけでは強く聞こえることがあります。基本はCan you …?とCould you …?です。Can youは親しい間柄の日常的な依頼、Could youは少し控えめで丁寧な依頼として使えます。
- フレーズ
- Could you do the dishes before the guests arrive?
- 日本語訳
- お客さんが来る前に食器を洗ってくれる?
- 使う場面
- 来客予定があり、食器洗いの担当と期限を具体的に伝える場面です。
- 注意点・誤用例
- Do the dishes.だけでは命令として響きやすくなります。親しい相手でも、依頼形やpleaseを状況に合わせて使うと穏やかです。
- 発音・ニュアンス
- Could youは会話で「クッジュ」に近くつながることがあります。語尾を急に下げず、柔らかな調子で言うと依頼らしく聞こえます。
Would you mind …?を使う
さらに控えめに頼むならWould you mind taking out the trash?と言えます。mindの後ろには動名詞を置くので、takeではなくtakingです。引き受ける返事はNot at all.、Of course not.、Sure.、No problem.などが自然です。
Would you mind …?は直訳すると「することを気にしますか」です。引き受けるつもりでYes.だけ答えると、「はい、嫌です」という意味に受け取られる可能性があります。迷う場合はSure.やNo problem.が分かりやすい返事です。
have to・need to・shouldの使い分け
have toは予定や状況から生じる義務、need toは作業上の必要性、shouldは助言や望ましい行動を表します。We have to clean the living room.は「掃除しなければならない」、We need to clean it before noon.は「正午までに掃除する必要がある」、We should start now.は「今始めたほうがよい」です。
You’ll have to help me.は、言い方によって相手に義務を押し付けるように聞こえます。柔らかく頼むならCould you help me get ready?やI’ll need your help getting ready.が使えます。必要性と依頼を分けて表すと、会話が穏やかになります。

家事の分担・返事・進み具合を自然に伝える
- share、split、divide upは分担の捉え方が少し異なる
- 完了・作業中・未着手を短い定型表現で伝えられる
分担の話では、share the choresが協力して家事を担うという広い表現です。split the choresは複数人で分けること、divide up the choresは作業を一つずつ割り振る感覚があります。交代制ならtake turns doing the dishesのようにtake turnsを使います。
担当を相談するフレーズ
- How should we split the chores?:家事をどう分担しようか?
- What needs to be done first?:最初に何をする必要がある?
- I’ll take care of the kitchen.:キッチンは私がやります。
- I can handle the laundry.:洗濯は私が担当できます。
- Leave the dishes to me.:食器洗いは私に任せて。
- What can I help with?:何を手伝えばいい?
- Can we switch chores today?:今日は担当を交換できる?
- フレーズ
- I’ll clean the living room. Could you do the laundry?
- 日本語訳
- 私がリビングを掃除します。洗濯をしてくれる?
- 使う場面
- 自分の担当を先に示してから、相手に別の作業を依頼する場面です。
- 注意点・誤用例
- You do the laundry.だけでは指示が強く聞こえます。自分がすることを示し、Could you …?で相談すると協力的です。
- 発音・ニュアンス
- I’llはI willの短縮形で「アイル」に近い音です。予定を述べるだけでなく、その場で担当を引き受ける意思も表せます。
依頼を引き受ける・後にする
すぐ引き受けるならSure. I’ll do it now.、No problem.、Leave it to me.、I’ll take care of it.が便利です。take care ofは人の世話だけでなく、作業を引き受けて処理する意味でも使えます。
今できない場合は、断るだけでなく代案を添えます。I’m in the middle of something. Can I do it later?なら「今ちょうど作業の途中です。後でもいい?」です。I can’t do it this morning, but I can do it after lunch.のように、可能な時間を伝える方法もあります。
完了・作業中・未着手
- I’ve already done the dishes.:食器はもう洗いました。
- I just took out the trash.:たった今、ゴミを出しました。
- The laundry is done.:洗濯は終わっています。
- I’m still working on it.:まだ作業中です。
- I haven’t done it yet.:まだやっていません。
- I haven’t gotten around to it yet.:まだ手をつけられていません。
haven’t gotten around to itは、するつもりはあるものの、忙しくて着手できていない状態に合います。ただし、何度も期限を過ぎている場面では言い訳のように聞こえる可能性があります。その場合は、I haven’t done it yet, but I’ll finish it by six.のように未完了と予定をセットで伝えます。
終わっていない家事を責めずに確認する
You didn’t do the dishes.は事実を述べていますが、相手を責める響きが出やすい表現です。Were you able to do the dishes?「食器洗いはできた?」と確認したり、The dishes are still in the sink.「食器がまだ流しにあるよ」と状態を伝えたりすると、話し合いにつなげやすくなります。
やり直しを頼むならCould you wipe the table one more time?が具体的です。I think we missed this spot.「ここを掃除し忘れたみたい」とweを主語にすると、一方的に相手だけを責める響きを弱められます。ただし、責任の所在を曖昧にする必要があるわけではなく、関係や状況に合わせて選びます。
来客準備の会話で表現を一つにつなげる
- 来客準備では順番・担当・不足品を続けて確認する
- invite someone overとhave someone overで自宅への招待を表せる
「友達を家に招く」はinvite some friends overと言えます。inviteだけでも招待の意味はありますが、overを加えると自宅へ招くことが伝わりやすくなります。予定として話すならWe’re having a few friends over on Saturday.「土曜日に友達を何人か家へ招きます」も自然です。
- 会話
- 学習者A: Our friends will be here at six. What should we do first?
学習者B: Let’s make a list. The living room needs cleaning, and the kitchen is still a mess.
学習者A: I’ll tidy up the living room. Could you vacuum the floor?
学習者B: Sure. After that, I’ll take out the trash and go grocery shopping.
学習者A: We’re running low on milk, and we’re out of dish soap.
学習者B: I’ll add them to the list. What are we making for dinner?
学習者A: How about pasta and salad?
学習者B: Sounds good. I can chop the vegetables while you make the sauce.
学習者A: Perfect. Then we can set the table together.
学習者B: Is there anything else we need to do?
学習者A: Could you put the laundry away?
学習者B: No problem. I’ll take care of it. - 日本語訳
- 学習者A: 友達は6時に来るよ。最初に何をしようか?
学習者B: リストを作ろう。リビングは掃除が必要だし、キッチンもまだ散らかっているね。
学習者A: 私がリビングを片付けるよ。床に掃除機をかけてくれる?
学習者B: いいよ。その後、ゴミを出して食料品を買いに行くね。
学習者A: 牛乳が少なくなっていて、食器用洗剤は切らしているよ。
学習者B: リストに加えておくね。夕食は何を作る?
学習者A: パスタとサラダはどう?
学習者B: いいね。あなたがソースを作る間に、私が野菜を刻めるよ。
学習者A: それでいこう。その後、一緒に食卓を整えよう。
学習者B: ほかにすることはある?
学習者A: 洗濯物をしまってくれる?
学習者B: いいよ。私がやっておくね。 - 使う場面
- 来客前に作業を洗い出し、分担し、不足している日用品や食事の準備まで確認する場面です。
- 注意点・誤用例
- The living room needs cleaning.は「リビングが掃除を必要としている」という自然な形です。needs to cleanでは、リビング自身が掃除するような構造になるため不自然です。
- 発音・ニュアンス
- What should weは会話で「ワッ・シュドゥ・ウィ」に近くつながります。Sounds good.は提案への自然な賛同、I’ll take care of it.は安心して任せてほしいという前向きな返事です。
この会話では、最初に作業を確認し、自分の担当を示してから相手へ依頼しています。その後、不足品、料理、残っている作業を順に確認しています。作業名だけでなく順番まで話すことで、短い表現が現実的な会話になります。
help me get readyの形
help me get readyは「私が準備するのを手伝う」という意味です。help+人+動詞の原形でCan you help me clean the kitchen?と言えます。help+人+to+動詞も文法的に正しく、She helped me to prepare dinner.のように使えますが、会話ではtoを省いた形も広く使われます。
手伝う内容を名詞で示すならhelp withを使います。Can you help me with the housework?は「家事を手伝ってくれる?」です。Help me clean the room.は掃除する動作、Help me with the cleaning.は掃除という作業全体を手伝う捉え方です。
as much as I canとIs that all?
I’ll help as much as I can.は「できるだけ手伝います」という意味で、時間や能力の範囲で可能な限り行う姿勢を示します。頻度ならas often as I can、方法を限定せず支援するならin any way I canが使えます。
Is that all?は「それで全部?」という確認です。言い方によっては「たったそれだけ?」という驚きにも聞こえるため、穏やかに確認したい場合はIs there anything else?「ほかに何かある?」も便利です。家庭内の分担では後者が協力的に響きやすいでしょう。
よくある誤用と発音の練習ポイント
- 数えない名詞と動詞の組み合わせを重点的に確認する
- 単語を孤立させず、短い依頼文や完了文で音読する
間違えやすい五つの形
- 誤:many houseworks / 自然:a lot of housework
- 誤:I did a laundry. / 自然:I did the laundry.
- 誤:I made housework. / 自然:I did housework.
- 誤:Upload the dishwasher. / 自然:Unload the dishwasher.
- 誤:Would you mind to clean? / 自然:Would you mind cleaning?
houseworkとlaundryは通常、数えない名詞です。量を表すときはa lot of housework、洗濯機一回分ならa load of laundryとします。何を数えているのかを意識すれば、冠詞や複数形の迷いが減ります。
発音は短いまとまりで練習する
単語だけを繰り返すより、実際に使うまとまりで音読します。do the laundry、take out the trash、put it away、Could you help me?を、それぞれ一息で言ってみましょう。機能語のtheやyouを必要以上に強くせず、動作を示す語をやや明確に発音します。
- DO the LAUNdry:洗濯をする
- TAKE OUT the TRASH:ゴミを出す
- PUT the DISHes aWAY:食器をしまう
- COULD you WIPE the TAble?:テーブルを拭いてくれる?
- I’ve ALready DONE it.:もう終えました
大文字部分は意味の中心として少し強く読む目安です。ただし、すべてを同じ強さで区切る必要はありません。録音して聞くときは、個々の音の完璧さより、動詞と目的語が滑らかにつながっているかを確認します。
頻度と習慣を加える
- I vacuum twice a week.:週に二回、掃除機をかけます。
- We do the laundry on weekends.:週末に洗濯します。
- I clean the bathroom every other day.:一日おきに浴室を掃除します。
- I rarely iron my clothes.:服にアイロンをかけることはめったにありません。
- We take out the trash every Tuesday and Friday.:毎週火曜と金曜にゴミを出します。
usuallyやoftenなどの頻度副詞は、一般動詞の前に置くのが基本です。I usually do the laundry on Saturdays.の語順になります。長い間していないならI haven’t cleaned the windows in ages.と言えます。
生活の中で定着させる七日間の実践メニュー
- 作業前・作業中・作業後の三段階で同じ家事を表現する
- 一日一場面に絞り、発音・依頼・完了報告まで練習する
家事英語は、実際の動作と結び付けると記憶に残りやすくなります。たとえば食器洗いなら、始める前にI need to do the dishes.、作業中にI’m doing the dishes.、終了後にI’ve done the dishes.と言います。時制を動作の流れで覚える練習です。
一日目:家の中の家事を英語で見つける
家の中を見回し、今日必要な作業を五つ選びます。clean the bathroom、do the laundry、make dinner、take out the trash、put things awayのように、必ず動詞から書きます。houseworkだけで終わらせず、具体的な動作にすることが目的です。
二日目:掃除を実況する
掃除中にI’m vacuuming the floor.、I’m wiping the table.、I’m putting the books away.と声に出します。cleanとtidy upのどちらが合うかも確認してください。汚れを取っているのか、物を元へ戻しているのかが判断基準です。
三日目:洗濯の工程を順番に言う
sort、load、run、hang、fold、put awayの順で、実際の工程に合わせて発話します。すべての工程を行わない日でも、The clothes are dry. I’ll bring them in.のように今の状態を述べます。終わっていなければI haven’t folded the laundry yet.を使います。
四日目:依頼を三段階で言い換える
同じ依頼をCan you take out the trash?、Could you take out the trash?、Would you mind taking out the trash?の三つで音読します。文法だけでなく、声の柔らかさも変えてみてください。期限を加えてCould you take it out before dinner?とも言います。
五日目:分担の短い会話を作る
一人二役でHow should we split the chores?と問い、I’ll cook, and you can do the dishes.と答えます。次に担当を交換してCan we switch chores today?を使います。相手役の返事もSure.、I can do it after lunch.など複数用意します。
六日目:完了と未完了を報告する
終わった作業はI’ve already cleaned the kitchen.、作業中ならI’m still working on it.、未着手ならI haven’t gotten around to it yet.と分類します。未着手の文にはbut I’ll do it tonightのように次の予定を加えます。
七日目:来客準備を想定して通して話す
友達が来る設定で、必要な家事を三つ、買う物を二つ、担当の提案を一つ話します。What should we do first?から始め、Is there anything else?で最後の確認をします。録音後、動詞の選択、期限、返事が入っているかを確認してください。

一度に大量の表現を暗記する必要はありません。毎日使う家事から三つ選び、依頼文、進行中の文、完了報告へ変化させるだけでも、使える形が増えていきます。会話相手がいる場合は、命令する練習ではなく、相談し、返事を受け、期限を確認する一連の流れを試しましょう。
家事の英語に関するQ&A
- 迷いやすい語の違いを短い回答で再確認する
- 実際の家庭内会話で使う形を優先して覚える
最後に、家事の英語で特に迷いやすい点を確認します。答えを読んだ後は、例文の主語や作業名を自分の生活に合わせて置き換えてください。自分が実際に使う一文へ変えることが定着につながります。
家事は英語でhouseworkとchoresのどちらですか?
家事全般をひとまとまりで述べるならhousework、食器洗いやゴミ出しなど個別の作業を指すならchoreまたはchoresが基本です。I have a lot of housework to do.とI have three chores to do.のように使い分けます。
「家事をする」はdo houseworkとmake houseworkのどちらですか?
do houseworkが自然です。make houseworkとは通常言いません。ただし、夕食を作るならmake dinner、ベッドを整えるならmake the bedを使います。
clean the roomとtidy up the roomは何が違いますか?
cleanはほこりや汚れを取って清潔にすること、tidy upは散らかった物を整理して見た目を整えることです。両方する場合はtidy up and clean the roomと言えます。
家族に家事を頼むとき、Can youとCould youのどちらがよいですか?
どちらも使えます。Can youは親しい間柄での日常的な依頼、Could youは少し控えめで丁寧な依頼です。作業名に加えてbefore dinnerなどの期限を添えると、内容が明確になります。
「洗濯を一回する」は英語でどう言いますか?
I did a load of laundry.と言えます。laundry自体は通常数えないため、I did a laundry.とはしません。二回分ならtwo loads of laundryです。
「食洗機から食器を出す」は英語でどう言いますか?
unload the dishwasherと言います。食器を入れる動作はload the dishwasher、食洗機を動かすことはrun the dishwasherです。uploadはデータの送信に使う語です。
「名もなき家事」は英語でどう説明できますか?
決まった直訳表現に頼るより、small household tasks that often go unnoticedと説明すると伝わりやすくなります。献立や在庫を頭の中で管理する負担はmental loadと表せます。
家事と育児や介護はすべてhouseworkに含まれますか?
掃除や洗濯はhouseworkに含まれますが、育児はchildcare、介護はcareまたはcaregivingとして別に表すのが一般的です。家庭内の役割全体ならhousehold responsibilitiesという広い表現を使えます。
家事全般を話すときはdo housework、個別の作業を話すときはchoresが出発点です。そこからdo the laundry、wipe the table、make dinner、take out the trashのように、具体的な動作へ落とし込みます。
依頼ではCould you …?、分担ではHow should we split the chores?、担当を引き受けるときはI’ll take care of it.が役立ちます。今日行う家事を一つ選び、作業前・作業中・作業後の三つの文を声に出してみてください。生活の中で繰り返せる表現から始めると、英語を使う場面を自然に増やせます。

