海外のレストランでメニューを開いたものの、店員が近づいてきた瞬間に言葉が出なくなった経験はありませんか。「ご注文はお決まりですか?」と聞かれていることは分かっても、料理名、焼き加減、苦手な食材まで英語で伝えようとすると、急に難しく感じるものです。
けれども、レストランの注文に長い英文は必要ありません。「まだ決まっていません」「これをお願いします」「玉ねぎ抜きで」「会計をお願いします」という短い定番表現を組み合わせれば、入店から支払いまで進められます。大切なのは、流ちょうに話すことより、希望を一つずつ明確に伝えることです。
この記事では、店員からよく聞かれる英語と、それに対する答え方を場面順に整理しています。主要なフレーズには、意味だけでなく、使う場面、注意したい言い方、発音の目安も添えました。声に出す練習を増やしたい場合は、英語教室で店員役との会話を試す方法もあります。
まずは、すべてを暗記しようとしないでください。「Not yet.」「I’ll have this, please.」「Could we have the check, please?」の三つから始めるだけでも、対応できる場面が大きく広がります。では、レストランで起こる会話を入口から順番に見ていきましょう。
最初に覚えたい注文英語はこの7フレーズ
- 短い定番表現だけでも、注文から会計まで対応できる
- 最初に結論を答え、その後で希望を加えると伝わりやすい
レストラン英語の土台になるのは、難しい文法ではなく七つの短い表現です。店員の質問に対して、最初に「はい」「まだです」「お願いします」と結論を返せば、相手は会話の方向をすぐに理解できます。
- Not yet. — まだ決まっていません。
- We’re ready to order. — 注文が決まりました。
- I’ll have this, please. — これをお願いします。
- What do you recommend? — 何がおすすめですか。
- That’s all, thank you. — 以上です。ありがとうございます。
- Could I have some more water? — 水をもう少しいただけますか。
- Could we have the check, please? — お会計をお願いします。
たとえば、店員から「Are you ready to order?」と聞かれたとき、注文が決まっていなければ「Not yet.」で十分に意味が通じます。さらに「Could we have a few more minutes?」を続ければ、「もう少し時間が欲しい」という希望まで丁寧に伝えられます。
- フレーズ
- Not yet. Could we have a few more minutes?
- 日本語訳
- まだ決まっていません。もう少し時間をいただけますか。
- 使う場面
- 店員が注文を取りに来たものの、料理を選び切れていないときに使います。一人ならweをIに替えられます。
- 注意点・誤用例
- 「Not yet.」だけでも失礼ではありませんが、その後に時間が欲しいと伝えると、店員が戻るタイミングを判断しやすくなります。「Wait.」だけでは命令のように響くことがあるため避けるほうが無難です。
- 発音・ニュアンス
- Not yetは「ナッ・イェット」に近く、語末のtを強く破裂させなくても通じます。a few more minutesは「数分きっかり」ではなく、「もう少し」という柔らかな感覚でも使えます。
短い返答は英語力不足の表れではありません。注文の場では、料理名、数量、変更点を正確に共有することが優先されます。短く答えて情報を足すという順番を意識すると、焦りにくくなります。
基本の形が分かったら、次は入店時のやり取りです。予約の有無や人数を伝えられると、注文前の緊張もやわらぎます。
入店・予約・着席で使う英語
- 予約がある場合は人数と予約名を伝える
- 予約がない場合は「a table for 人数」で空席を尋ねる
入店時は、予約の有無、人数、希望する席の三点を伝えられれば十分です。店員からは「Do you have a reservation?」と聞かれることが多いため、予約があるなら「Yes.」から、ないなら「No.」または「We don’t.」から答えます。
- フレーズ
- I have a reservation for two under Sato.
- 日本語訳
- 佐藤の名前で2名の予約をしています。
- 使う場面
- 予約済みの店へ入り、受付で予約者名を伝えるときに使います。for twoの数字を人数に合わせて替えてください。
- 注意点・誤用例
- underの後ろには、予約に登録した名前を置きます。自分の姓を聞き取ってもらいにくい場合は、予約画面を見せたり、一文字ずつつづりを伝えたりしても問題ありません。
- 発音・ニュアンス
- reservationは「レザヴェイション」に近い音です。文全体を速く言うより、for twoと予約名をはっきり区切るほうが伝わりやすくなります。
予約がない場合は「Do you have a table for two?」と尋ねます。直訳すると「2人用のテーブルはありますか」ですが、実際には「2人ですが、入れますか」という意味になります。一人なら「a table for one」、4人なら「a table for four」です。
- We don’t have a reservation. — 予約していません。
- Do you have a table for three? — 3人ですが、席はありますか。
- How long is the wait? — 待ち時間はどのくらいですか。
- Could we sit by the window? — 窓側に座れますか。
- Could we have a table outside? — 外の席をお願いできますか。
席の希望は確約されるとは限りませんが、丁寧に尋ねることはできます。案内された場所で問題がなければ、「This is fine, thank you.」と答えれば自然です。店員が「Right this way, please.」と言ったら、「こちらへどうぞ」という案内なので、そのまま後についていきます。

着席できたら、いよいよ注文です。ここで最もよく聞く「Are you ready to order?」への返答を、決まっている場合と迷っている場合に分けて確認しましょう。
「Are you ready to order?」への自然な答え方
- 決まっているなら「I’m ready」、複数人なら「We’re ready」と答える
- 迷っているなら「Not yet」に時間を求める表現を続ける
「Are you ready to order?」は、「ご注文はお決まりですか」という定番の質問です。同じ意味で「May I take your order?」「Can I take your order?」「Would you like to order?」と聞かれることもあります。
注文が決まっているなら、Yes, we’re ready to order.と答えます。一人なら「I’m ready」、一緒にいる人の分も準備できているなら「We’re ready」です。
- フレーズ
- Yes, we’re ready to order.
- 日本語訳
- はい、注文が決まりました。
- 使う場面
- テーブル全員の注文が決まり、店員に料理を伝え始められるときに使います。店員が来ない場合は、文頭にExcuse me.を置いて声をかけられます。
- 注意点・誤用例
- 料理名だけを突然言い始めるより、この一言を置くと注文開始の合図が明確になります。店員を「Server!」と大声で呼ぶより、近くに来たときにExcuse me.と声をかけるほうが穏やかです。
- 発音・ニュアンス
- we’reは「ウィア」に近く、readyは最初の音を意識します。orderの語頭は日本語の「オ」より口を少し縦に開くと近づきます。
まだ迷っている場合は、無理に決める必要はありません。「Could you give us another five minutes?」なら「あと5分ほどいただけますか」、「We need a little more time, please.」なら「もう少し時間が必要です」と伝えられます。
「Give me five minutes.」は文脈によって強い指示に聞こえることがあります。「Could we have」または「Could you give us」を使うと、依頼として柔らかく伝わります。
店員が来ないときの声のかけ方
注文が決まっても店員が気づかない場合は、「Excuse me. We’re ready to order.」と伝えます。遠くから大声を出すのではなく、視線を合わせたり、手を小さく上げたりしてから声をかけると自然です。
聞き取れなかった場合も、分かったふりをする必要はありません。「Sorry, could you say that again?」で聞き直せます。注文の準備ができたら、次は料理名をどの形につなげるかを見ていきます。
料理を注文する4つの基本フレーズ
- 「I’ll have」と「I’d like」は料理名を続けるだけで使える
- 発音が難しい料理は、メニューを指して「this」で注文できる
料理を頼むときは、「I’ll have ~.」「I’d like ~.」「Can I have ~?」「Could I have ~?」のどれかを使えば対応できます。どれも一般的な注文表現であり、料理名を後ろに置くだけです。
I’ll have ~:これにします
メニューを見て選んだものを伝えるなら、I’ll have ~.が使いやすい形です。「I’ll have the grilled salmon.」なら「グリルサーモンにします」という意味になります。
- フレーズ
- I’ll have the grilled salmon, please.
- 日本語訳
- グリルサーモンをお願いします。
- 使う場面
- 食べたい料理が決まり、店員へ選択を伝えるときに使います。料理のほか、飲み物やデザートにも使えます。
- 注意点・誤用例
- I’llはI willの短縮形ですが、ここでは大げさな未来の宣言ではありません。「I eat the salmon.」では、日常的にサーモンを食べるという習慣のように聞こえやすくなります。
- 発音・ニュアンス
- I’llは「アイル」に近い一音のまとまりです。salmonのlは通常発音せず、「サモン」に近い音になります。
I’d like ~:丁寧に希望を伝える
「I’d like the chicken salad, please.」は、「チキンサラダをお願いします」という丁寧な言い方です。「I want ~.」も文法的には成立しますが、大人が接客の場で使うと直接的に響く場合があります。
飲み物なら「I’d like a glass of red wine.」、スープなら「I’d like the onion soup.」と続けます。数を明確にしたいときは「We’d like two bowls of onion soup.」のように数量を料理名の前へ置きます。
Can I have ~?/Could I have ~?
どちらも「~をいただけますか」という依頼です。「Could I have ~?」のほうが少し控えめですが、「Can I have ~?」も通常のレストランで広く使われます。語尾にpleaseを添えると、さらに柔らかく聞こえます。
料理名が読めないときは指さしてよい
- フレーズ
- I’ll have this one, please.
- 日本語訳
- こちらをお願いします。
- 使う場面
- 料理名の読み方が分からないときや、似た名前の料理が並んでいるときに、メニューを指しながら使います。
- 注意点・誤用例
- thisだけでは指している場所が曖昧になることがあります。料理名の行を指し、店員が復唱した内容を確認しましょう。番号がある場合は「I’ll have number twelve.」とも言えます。
- 発音・ニュアンス
- thisのthは、舌先を上下の歯の間に軽く置いて声を出します。発音が難しい場合でも、指さしとpleaseがあれば意図を補えます。
複数人で同じ料理を頼むなら、「I’ll have the same.」または「The same for me, please.」が便利です。全員の注文を伝え終えたら、「That’s all, thank you.」で区切ります。
料理を決める前に内容を知りたいこともあります。次は、おすすめ、材料、量、付け合わせを確認する質問を使ってみましょう。
おすすめとメニューの内容を尋ねる英語
- おすすめは「What do you recommend?」で尋ねられる
- 材料、調理法、辛さ、量を別々に確認すると理解しやすい
迷ったときは、What do you recommend?と尋ねれば、店員のおすすめを聞けます。今日のおすすめなら「What’s today’s special?」、人気料理なら「What’s popular here?」が使えます。
- フレーズ
- I’d like something that isn’t too spicy. What do you recommend?
- 日本語訳
- あまり辛くないものがいいです。何がおすすめですか。
- 使う場面
- 好みを伝えたうえで、自分に合う料理を提案してもらいたいときに使います。something lightなら軽めのもの、something fillingなら食べ応えのあるものを表せます。
- 注意点・誤用例
- 辛さの感じ方には個人差があります。健康上の事情がある場合は、単なる好みとして済ませず、使えない食材を具体的に確認してください。
- 発音・ニュアンス
- recommendは最後の音節をやや強く読みます。isn’t too spicyは「まったく辛くない」ではなく、「辛すぎない」という希望です。
店員の提案がよさそうなら、「That sounds good. I’ll have that.」と返します。複数の料理が話題に出た場合は、「I’ll have the grilled salmon.」のように料理名を言い直すと取り違えを防げます。
料理の中身と調理法を確認する
- What’s this dish like? — これはどのような料理ですか。
- What’s in this dish? — この料理には何が入っていますか。
- How is this cooked? — これはどのように調理されていますか。
- Is this grilled or fried? — これはグリル料理ですか、それとも揚げ物ですか。
- Does this contain meat? — これには肉が含まれていますか。
- Is it spicy? — 辛いですか。
「What’s this dish like?」は料理全体の特徴を尋ねる質問です。一方、「What’s in this dish?」は材料を尋ねます。何を知りたいのかに応じて質問を分けると、返答も理解しやすくなります。
付け合わせと量を確認する
「What does the steak come with?」は「ステーキには何が付きますか」という意味です。「Does this burger come with fries?」なら、フライドポテトが含まれているか確認できます。
量が分からなければ、「How big is the portion?」と尋ねます。シェアしたい場合は「Is this big enough to share?」、何人分か知りたい場合は「Is this for one person or two?」が役立ちます。

料理を選べたら、焼き加減や卵の調理法を指定する場面があります。単語だけでも伝わるので、順番と意味を落ち着いて確認しましょう。
ステーキの焼き加減と卵の調理法
- 焼き加減は希望する単語に「please」を付ければ伝わる
- ステーキとひき肉料理では、加熱に関する条件が異なることがある
ステーキを頼むと、「How would you like your steak cooked?」と聞かれることがあります。返答はMedium rare, please.のように、焼き加減とpleaseだけで構いません。
- rare — 中心部の赤みが強く残る状態
- medium rare — 中心部に赤みを残しつつ、レアより火が通った状態
- medium — 中心部に適度な赤みが残る状態
- medium well — かなり火が通り、わずかに赤みが残る状態
- well-done — 中心部までしっかり火が通った状態
- フレーズ
- I’d like it medium, please.
- 日本語訳
- ミディアムでお願いします。
- 使う場面
- 店員からステーキの焼き加減を尋ねられたときに使います。短く「Medium, please.」と答えても伝わります。
- 注意点・誤用例
- 料理のステーキはsteakと書きます。stakeは「杭」「賭け金」などを指す別の単語です。焼き上がりの基準は、肉の厚さや店によって多少異なります。
- 発音・ニュアンス
- steakは「ステイク」に近く、stakeと同じ発音です。mediumは最初の音節をやや強く読みます。
ひき肉を使ったバーガーパティは、塊肉のステーキと衛生上の条件が異なります。妊娠中の人、子ども、高齢者、健康上の事情がある人は、赤みの残る肉を避ける必要がないか事前に確認してください。
希望より生に近いとき
焼き加減が希望と違うときは、「This steak is a little too rare for me. Could you cook it a bit more?」と伝えます。「私には少し生に近すぎます。もう少し焼いていただけますか」という穏やかな依頼です。
卵の調理法
- scrambled — スクランブルエッグ
- sunny-side up — 片面を焼き、黄身を上にした目玉焼き
- over easy — 両面を軽く焼き、黄身が柔らかい状態
- over medium — 両面を焼き、黄身が半熟に近い状態
- over hard — 黄身までしっかり火を通した両面焼き
- poached — ポーチドエッグ
- soft-boiled — 半熟のゆで卵
- hard-boiled — 固ゆで卵
「How would you like your eggs?」と聞かれたら、「Scrambled, please.」のように調理法だけで答えられます。卵の数も伝えるなら、「Two eggs, sunny-side up, please.」とします。
飲み物と水を注文する英語
- 水は炭酸の有無やボトル入りかどうかを確認されることがある
- 飲み物を後で決めたいときも短い表現で伝えられる
料理より先に「What would you like to drink?」または「Can I get you something to drink?」と聞かれることがあります。注文が決まっていれば、「I’ll have a beer, please.」「I’d like a glass of white wine.」と答えます。
- フレーズ
- Could I have still water, please?
- 日本語訳
- 炭酸なしの水をいただけますか。
- 使う場面
- 店員に水の種類を尋ねられたときや、自分から炭酸なしの水を頼むときに使います。
- 注意点・誤用例
- 地域や店によって、水が無料とは限りません。waterだけでは、炭酸水、ボトル入りの水、水道水のどれを指すか確認される場合があります。
- 発音・ニュアンス
- stillは「スティル」に近い音で、ここでは「静止した」ではなく「炭酸なし」を表します。sparkling waterは炭酸水です。
- tap water — 水道水
- still water — 炭酸なしの水
- sparkling water — 炭酸水
- bottled water — ボトル入りの水
水道水でよければ、「Tap water is fine, thank you.」と答えます。料金が気になる場合は、「Is the water complimentary?」と尋ねれば、無料で提供される水か確認できます。
飲み物を後で決めたいなら、「We’ll order drinks later.」と言えます。今は必要ない場合は、「Nothing for me right now, thank you.」と断れます。
「まずは~」と注文する
「I’ll start with a beer.」は「まずはビールにします」という意味です。食事と一緒に別の飲み物が欲しいなら、「I’ll start with a beer, and I’ll have a glass of wine with my steak.」と二つに分けると伝わりやすくなります。
次は、食材を抜いたり、ソースを別添えにしたりする注文です。変更点は一文に詰め込まず、料理名を伝えた後で一つずつ加えましょう。
食材の変更とアレルギーを伝える英語
- 食材を抜くときは「without」、別添えは「on the side」を使う
- アレルギーは好き嫌いと区別し、原因食材と重さを明確に伝える
苦手な食材を抜きたいときは、「Can I have this without onions?」と頼めます。より短く「No onions, please.」でも通じます。ドレッシングやソースを別にしてほしい場合は、on the sideを使います。
- フレーズ
- Could I have the dressing on the side?
- 日本語訳
- ドレッシングを別添えにしていただけますか。
- 使う場面
- ソースやドレッシングを料理へ直接かけず、小さな器で別に出してほしいときに使います。
- 注意点・誤用例
- sideだけでは「付け合わせ」を指す場合があります。on the sideというまとまりで覚えましょう。対応できるかは料理や店によって異なります。
- 発音・ニュアンス
- dressingは最初の音節を強く読みます。on the sideは「オン・ザ・サイド」に近く、単語間を軽くつなげます。
- Could you make it less spicy? — 辛さを控えめにできますか。
- Can I have extra cheese? — チーズを多めにできますか。
- Could I get some extra sauce? — ソースを追加でいただけますか。
- Can I substitute the fries with a salad? — フライドポテトをサラダに変更できますか。
- Is there an extra charge for that? — 追加料金はかかりますか。
アレルギーは明確な言葉で伝える
アレルギーがある場合は、「I don’t like peanuts.」ではなく、I’m allergic to peanuts.と伝えます。重いアレルギーなら「I have a severe shellfish allergy.」のようにsevereを加えます。
- フレーズ
- I’m allergic to peanuts. Could you check with the kitchen, please?
- 日本語訳
- ピーナッツアレルギーがあります。厨房に確認していただけますか。
- 使う場面
- 料理に原因食材が含まれる可能性があり、厨房で材料や調理環境を確認してもらいたいときに使います。
- 注意点・誤用例
- 原因食材を抜くだけで安全になるとは限りません。同じ器具や油による混入が問題になる場合は、その点も明確に伝える必要があります。
- 発音・ニュアンス
- allergicは「アラージック」に近く、二つ目の音節を強めます。allergicの後ろはtoを使います。
深刻なアレルギーがある場合は、予約時と注文時の両方で店へ確認し、必要に応じて現地で理解されやすいアレルギーカードも準備してください。「gluten-free」などの表示が、調理環境での混入まで保証するとは限りません。
- Cross-contact is also a concern for me. — 調理中の混入にも注意が必要です。
- Is this cooked in the same oil as the shrimp? — これはエビと同じ油で調理されていますか。
- I’m vegetarian. — 私はベジタリアンです。
- I don’t eat pork. — 豚肉は食べません。
- Do you have any vegan options? — ヴィーガン向けの料理はありますか。
食事中の追加依頼とトラブル対応
- 追加依頼は「Could I have ~?」を使い回せる
- 問題があるときは相手を責めず、注文内容と現状の違いを伝える
料理が運ばれたとき、店員が「The steak?」と料理名だけを言うことがあります。これは「ステーキをご注文の方は?」という確認です。自分の料理なら「That’s for me.」、同行者の料理なら「That’s for her.」「That’s for him.」と答えます。
食事中に「How is everything?」と聞かれたら、料理、飲み物、サービスに問題がないか確認されています。問題がなければ「Everything is great, thank you.」または「We’re doing fine, thank you.」と短く答えられます。
追加で頼む
- Could I have some more water? — 水をもう少しいただけますか。
- Can I have another beer? — ビールをもう1杯いただけますか。
- Could we have another plate? — 取り皿をもう1枚いただけますか。
- Could I have a clean fork? — きれいなフォークをいただけますか。
- May I see the menu again? — メニューをもう一度見せていただけますか。
anotherは、同じ種類のものをもう一つ頼むときに便利です。「another beer」はビールをもう1杯、「another plate」は皿をもう1枚という意味になります。水のように数えず量を足すものには「some more water」を使います。
料理がまだ来ない
- フレーズ
- Excuse me. We’re still waiting for our pasta. Could you check with the kitchen?
- 日本語訳
- すみません。パスタがまだ来ていません。厨房に確認していただけますか。
- 使う場面
- 同行者の料理が届いているのに、自分たちの料理が長く届かないときに使います。
- 注意点・誤用例
- 店によっては料理を別々に提供することがあります。最初から紛失や失敗と決めつけず、確認を頼む形にすると状況を共有しやすくなります。
- 発音・ニュアンス
- still waitingで「今も待っている」という状態を表します。責める表現ではなく、現状を穏やかに伝える言い方です。
注文と違う料理が来た
違う料理が届いたら、I don’t think this is what I ordered.と伝えます。「注文したものではないようです」という控えめな表現です。
続けて「I ordered the grilled chicken, not the fried chicken.」と言えば、「フライドチキンではなく、グリルチキンを注文しました」と違いを明確にできます。変更が反映されていなければ、「I asked for this without cheese.」と伝えます。
「You made a mistake.」と相手を直接責めなくても、注文内容と届いた料理の違いを示せば対応を求められます。伝票やメニューを指しながら、料理名と変更点を一つずつ伝えてください。
デザート・持ち帰り・会計で使う英語
- デザートは「Yes, please.」または「No, thank you.」で答えられる
- 会計のcheckとbillは地域によって使われ方が異なる
食事の終盤には、「Would you like any dessert?」または「Would you like to see the dessert menu?」と聞かれることがあります。メニューを見たいなら、「Yes, could we see the dessert menu?」と答えます。
断るときは「No, thank you.」だけで十分です。「I’ll skip dessert.」を続ければ、「デザートはなしにします」という意思がより明確になります。Noだけで終えるより、thank youを添えると柔らかな印象です。
食べきれない料理を持ち帰る
- フレーズ
- Could I get the rest to go?
- 日本語訳
- 残りを持ち帰りにできますか。
- 使う場面
- 食べ切れなかった料理を持ち帰れるか店員に確認するときに使います。「Could I have a box for this?」でも箱を頼めます。
- 注意点・誤用例
- 衛生上の理由や店の規則により、持ち帰れない料理もあります。自分で包み始めず、先に店員へ確認してください。
- 発音・ニュアンス
- to goはアメリカ英語で持ち帰りを表す一般的な言い方です。イギリス英語ではtakeawayもよく使われます。
会計を頼む
会計は、アメリカ英語ではcheck、イギリス英語ではbillがよく使われます。Could we have the check, please?または「Could we have the bill, please?」で依頼できます。
- Do you accept credit cards? — クレジットカードは使えますか。
- Can I pay in cash? — 現金で支払えますか。
- Where should we pay? — どこで支払えばよいですか。
- Could I have a receipt? — レシートをいただけますか。
- Can we pay separately? — 別々に支払えますか。
- Could you split the bill? — 会計を分けていただけますか。
別会計に対応していない店もあるため、必要なら注文前に確認しておくと安心です。テーブルで払うのか、入口付近のレジで払うのか分からないときは、「Where should we pay?」と尋ねます。
サービス料やチップの確認
チップの習慣は国、地域、店の形式によって異なります。「Is service included?」は「サービス料は含まれていますか」、「Is the tip included?」は「チップは含まれていますか」という質問です。
伝票にservice chargeやgratuityの記載がある場合もあります。旅行先の習慣を事前に確認し、伝票と支払い端末の表示を落ち着いて読むことが大切です。

入店から会計までの実践会話
- 一連の会話で練習すると、次に何を言うか予測しやすくなる
- 店員の質問へ短く答え、必要な条件を後から加える
個別の表現を覚えたら、入店から会計までを一つの流れとして練習しましょう。ここでは、店員と学習者の役割に分けています。最初は英文を見ながら読み、次に日本語訳を隠し、最後に自分の食べたい料理へ置き換えてください。
入店と着席
- 会話
- 店員:Good evening. Do you have a reservation?
学習者:Yes. I have a reservation for two under Sato.
店員:Thank you. Right this way, please.
学習者:Thank you. - 日本語訳
- 店員:こんばんは。ご予約はありますか。
学習者:はい。佐藤の名前で2名の予約をしています。
店員:ありがとうございます。こちらへどうぞ。
学習者:ありがとうございます。 - 練習の要点
- 人数と予約名をゆっくり区切ります。予約がない設定では、「We don’t have a reservation. Do you have a table for two?」に置き換えます。
飲み物と料理を注文する
- 会話
- 店員:Can I get you something to drink?
学習者:Sparkling water for me, please.
店員:Are you ready to order?
学習者:Not yet. Could we have a few more minutes? Also, what do you recommend?
店員:The grilled salmon is very popular.
学習者:Is it spicy?
店員:No, it isn’t. It comes with vegetables and rice.
学習者:That sounds good. I’ll have the grilled salmon. - 日本語訳
- 店員:何かお飲み物はいかがですか。
学習者:私は炭酸水をお願いします。
店員:ご注文はお決まりですか。
学習者:まだです。もう少し時間をいただけますか。それから、何がおすすめですか。
店員:グリルサーモンがとても人気です。
学習者:辛いですか。
店員:いいえ。野菜とライスが付きます。
学習者:おいしそうですね。グリルサーモンにします。 - 練習の要点
- 「時間が欲しい」「おすすめを知りたい」「辛さを確認したい」を一度に話そうとせず、店員の返答を待ちながら一つずつ質問します。
ステーキと注文終了
- 会話
- 学習者:We’ll also have the steak.
店員:How would you like your steak cooked?
学習者:Medium, please.
店員:Would you like anything else?
学習者:That’s all for now, thank you. - 日本語訳
- 学習者:ステーキもお願いします。
店員:焼き加減はいかがなさいますか。
学習者:ミディアムでお願いします。
店員:ほかに何かございますか。
学習者:ひとまず以上です。ありがとうございます。 - 練習の要点
- for nowを付けると「今のところは」という意味になります。追加注文の予定がなくても、自然な区切りとして使えます。
食事中と会計
- 会話
- 店員:How is everything?
学習者:Everything is great, thank you. Could we have some more water?
店員:Certainly.
学習者:Excuse me. Could we have the check, please?
店員:Of course. I’ll bring it right over.
学習者:Can we pay by card?
店員:Yes, you can.
学習者:Thank you. The food was excellent. - 日本語訳
- 店員:お食事はいかがですか。
学習者:とてもおいしいです。ありがとうございます。水をもう少しいただけますか。
店員:かしこまりました。
学習者:すみません。お会計をお願いします。
店員:かしこまりました。すぐにお持ちします。
学習者:カードで支払えますか。
店員:はい、お支払いいただけます。
学習者:ありがとうございます。料理がとてもおいしかったです。 - 練習の要点
- 会計を頼む前にExcuse me.を置くと、店員へ声をかける流れが自然になります。料理への感想は短い一文で十分です。
この会話を一度読んだだけで暗記する必要はありません。料理名、人数、飲み物、焼き加減を自分用に替えながら、何度か声に出すほうが実際の注文へつながります。
発音練習と覚え方の手順
- 単語単体ではなく、注文で使う短いまとまりを音読する
- 聞き返す表現も一緒に練習すると、実際の会話で立て直しやすい
レストラン英語は、知識として読めるだけでなく、必要な瞬間に口から出る状態を目指します。そのためには、長い会話を丸ごと覚えるより、意味のまとまりごとに音読する方法が取り組みやすいでしょう。
1日目:三つの必須表現を声に出す
- Not yet. Could I have a few more minutes?
- I’ll have this, please.
- Could we have the check, please?
それぞれを、英文を見ながら3回、英文を隠して3回言います。速さよりも、意味を思い浮かべながら区切ることが大切です。メニューを指す動作や、店員へ視線を向ける動作も加えると、場面と表現が結び付きます。
2日目:料理名を入れ替える
「I’ll have the steak.」の料理名を、salad、soup、grilled salmon、cheeseburgerなどへ替えます。次に「I’d like ~.」「Could I have ~?」へ形を変え、同じ料理を三通りで注文します。
3日目:条件を一つ追加する
- I’ll have the burger. No onions, please.
- I’d like the salad. Dressing on the side, please.
- I’ll have the steak. Medium rare, please.
- Could I have still water, please?
料理名と変更点を一息で詰め込まず、短く区切ります。注文を受ける側にとっても、料理と条件が分かれているほうが確認しやすくなります。
4日目:聞き返しを練習する
- フレーズ
- Sorry, could you say that again?
- 日本語訳
- すみません、もう一度言っていただけますか。
- 使う場面
- 店員の質問を聞き取れなかったときに使います。質問全体をもう一度聞きたい場合に適しています。
- 注意点・誤用例
- 理解できないままYesと答えると、望まない付け合わせや有料の追加品を頼んでしまう可能性があります。聞き返すことは失礼ではありません。
- 発音・ニュアンス
- could youは会話で「クッジュー」に近くつながることがあります。自分が話すときは、無理につなげず一語ずつ丁寧に言っても構いません。
- Could you speak a little more slowly? — もう少しゆっくり話していただけますか。
- Could you point it out on the menu? — メニューで示していただけますか。
- Does that come with fries? — それにはフライドポテトが付きますか。
- Did you say it’s spicy? — 辛いとおっしゃいましたか。
5日目:一人二役で通す
店員役で「Are you ready to order?」と言い、学習者役で返答します。次に、おすすめ、焼き加減、追加注文、会計まで進めます。途中で言葉に詰まったら、英文を確認して同じ場面から再開してください。
発音が通じないときは、同じ音を何度も繰り返すだけでなく、メニューを指す、料理番号を言う、数字を見せるなど、別の手段へ切り替えます。コミュニケーションの目的は発音試験ではなく、注文内容を共有することです。
レストランの注文英語に関するQ&A
- 迷いやすい表現の違いを確認できる
- 注文、持ち帰り、会計で困ったときの判断材料になる
「Are you ready to order?」に「Yes」だけで答えてもよいですか?
はい、意味は通じます。その後すぐ料理名を伝えるなら問題ありません。「Yes, I’m ready to order.」または複数人なら「Yes, we’re ready to order.」と答えると、注文を始める意思がさらに明確になります。
「I’ll have」と「I’d like」はどちらが自然ですか?
どちらもレストランで自然に使えます。「I’ll have」は選んだ料理を伝える定番表現で、「I’d like」は希望を丁寧に述べる響きがあります。迷ったら、言いやすいほうに料理名とpleaseを続けてください。
料理名を発音できないときはどうすればよいですか?
メニューの料理名を指して「I’ll have this one, please.」と言えます。番号があれば番号で伝え、店員が復唱した内容を確認してください。指さしや画面を見せる方法も、注文内容を正確に共有するための自然な手段です。
「Can I have」は失礼な注文表現ですか?
一般的なレストランでは広く使われる表現で、通常は失礼ではありません。「Can I have the chicken salad, please?」のようにpleaseを添えると柔らかくなります。より控えめに頼みたい場合は「Could I have」を使えます。
アメリカ英語の「check」とイギリス英語の「bill」はどう違いますか?
どちらもレストランの会計を指します。アメリカではcheck、イギリスではbillがよく使われますが、多くの場所で両方とも理解されます。「Could we have the check, please?」または「Could we have the bill, please?」と頼めます。
食べ残しはいつでも持ち帰れますか?
店の規則や料理の種類によって異なります。「Could I get the rest to go?」または「Could I have a box for this?」と店員へ確認してください。衛生上の理由から、持ち帰りに対応できない料理もあります。
注文と違う料理が来たら、どのように伝えればよいですか?
「I don’t think this is what I ordered.」と伝えた後、注文した料理名を言います。変更が反映されていなければ「I asked for this without cheese.」のように違いを具体的に示すと、状況を確認してもらいやすくなります。
店員の英語を聞き取れないときはどうすればよいですか?
「Sorry, could you say that again?」と聞き返してください。速いと感じたら「Could you speak a little more slowly?」、メニュー上で確認したいなら「Could you point it out on the menu?」も使えます。分かったふりをせず確認することが、注文違いを防ぎます。
レストランでは、店員の質問へ短く答え、料理名、数量、焼き加減、変更点を一つずつ足すことで会話を進められます。まずは「Not yet.」「I’ll have this, please.」「Could we have the check, please?」を声に出し、自分が頼みたい料理へ置き換えてみてください。
聞き取れないときは聞き返し、料理名が難しければ指さし、注文内容が違えば穏やかに確認します。短い英語と確認の習慣を組み合わせれば、入店、注文、食事中の依頼、会計という一連の流れを落ち着いて進めやすくなります。

